0400- 120119 新たなハイパーカードか? iTextbookか。
アップルが、1月19日に新しい教材作成ツールを発表すると、Mac Rumorsが述べている。テキスト、映像、画像など取り入れて、手軽に教材を作れるようにして、アップルのデバイスで見られるようにするものだという。
かつてハイパーカードは教材作成ツールの役割を果たしていたが、その穴をうめるものになるか注目される。iPadが出てきて、電子教科書を学校で使う状況が整いつつある。教材作り、配布し、生徒が恩恵をうけられるプラットフォームをアップルが提供するのは当然の流れと言える。しかし、結局、iPadが標準になるなら、日本のどの教材会社もアップル「標準」の教材作成フォーマットを無視できなくなる。アップルはものすごく安い金額で提供してくるだろうし、事実上、E教材のデファクトスタンダードになる可能性がある。おそらく現在フラッシュが提供しているようなことはできるようになるだろうから、一気に学校現場にに広がる可能性もある。電子黒板あたりにも対応してくるなら日本の教材会社にとっても無視できなくなる。このようにフォーマットが広がっていくのは音楽、映画、本の配信フォーマットを握っているアップルならではである。フォーマット作りについては日本の教材会社が束になっても勝てない。
しかし逆にこれは教材会社にチャンスであると考えられなくもない。一気に教材フォーマットが固まれば、教材会社にとっては自由度はなくなるかもしれないが、販売のチャンスはでてくる。iTunesの販売網にのれば利益があがるかもしれない。
いっぽうで、学校が独自に作った教材を、特定の生徒だけに配布する場合にどうするかが普及のポイントになるだろう。たとえば桐原書店やアルクが作った教材をもとに先生が独自のE教材を作った場合などどうするのか。著作権の問題はあるだろう。(紙の教材を買って、E教材はめこぼししてもらうというのもありか)著作権問題を嫌って、全国、あるいはある地域の教師、あるいはある学校の教師が結束して、Facebookあたりを起点にして、著作権フリーの教材を作った場合はどうか。そうすると教材バンクみたいなものがあると便利だ。iTunes Eduと銘打ってそれもアップルの役割になるかもしれない。
そして教材は何も教師だけのものではない。生徒が教材を作ったっていい。教材でなくてもプレゼンテーション機能をもたせれば、発表ツールにもなるかもしれない。
個人的にはぜひ、インスピレーションのようなマッピング図とアウトライン機能をいったり来たりできる機能を入れて欲しい。
いずれにせよ楽しみである。
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