2018年3月21日 (水)

180321 ちはやふるー結びー を見て

ちはやふるー結びー 見てきました。広瀬すずちゃんかわいい。だけどそれにもまして、原田先生、周防さん、出てくる大人がみな素敵だ。素直に心に響く言葉。映画なのは分かっているけど言葉のチカラすごいなあとあらためて。そしてなりより、カルタ競技部員たちは全員、永遠の一瞬を生きているなあと。とてもまぶしく尊い。絶対取り戻せない時・瞬間は確実にある。だから今をしっかり生きよう。そんなことを感じた、青春映画として第一級だなと思いました。

自分も大人として生徒たちに勇気や励ましを送れただろうか。そんな気持ちになる映画でした。

点数?100点中200点です。

P.S.ひとつだけ。パンフレットの文字ちっちゃ! おじさんにはきつい!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年1月 8日 (月)

スターウオーズ8 

9歳の子どもと観たのですが、最後に「結局主人公は誰かよくわからない」と言っていました。この言葉が全てを表しているかな。見せるキャラクターが多すぎてストーリーが散漫な感じがします。物語の大筋にとって不要なエピソードが多すぎます。また、こうなって欲しいという観客の願望を外しているためカタルシスもなく。3時間近い映画にもかかわらず、満足感が低い。脚本、監督ともに最初の3部作に遠く及ばず。100点中 20点かな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年1月 2日 (火)

今年の紅白

一昨年がひどすぎた。なぜあの人がトリ? 口パクにせよ、同じ事務所から多すぎの出場にせよ、タモリとマツコのムダな寸劇にせよ、多くの人によって、NHKの事務所忖度のため視聴者に愛想をつかされたのだとおもいます。でもでもでも、昨年の紅白はとてもとてもおもしろかった。NHKグッジョブ!この路線で間違いないよ!!ようやく紅白が戻ってきました。ウッチャン最高です。歌を重視。これです。感動する歌を聴きたいんです。プロの歌を。口パクは論外。ベテランの方にも、視聴者にも失礼。踊りは大事だけど、歌合戦ですから。視聴率が悪いのは一昨年の印象がひどかったからではないかなと思います。今回の演出のせいではけっしてないと思います。もとに戻したり勘違いしないようにだけしていただきたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 1日 (水)

0171- 081001 おくりびと

映画「おくりびと」を観て

これほど「人の死」をユーモアと温かさと静謐さと厳かさで表現している映画を観た記憶がない。最後は大声で泣きたいのを本当にがまんしなければならず、終わった後も感動でしばらく動けなかった。まちがいなく今年度ベスト1いや生涯でも3本には入るだろう素晴らしい映画だ。この映画を作ってくださった滝田監督、本木さん、山崎さん、広末さん、そして本当に素敵な音楽を作り上げてくださった久石さんには本当にいい映画をありがとうございましたと心から感謝したい。またこの作品を選んでくださったモントリオール映画祭の審査員の方々にも感謝したい。でなければ「納棺士」の映画はみなかったかもしれないから。英語タイトルは Departures だが、おくりびとというタイトルのほうがしっくりくる。

映画そのものに話をうつそう。

とにかく「納棺の作法」が素晴らしい。死者に最大限の敬意を払い、限りなく優しくしかし精密に、厳かに死者を送り出す作法を行う本木さんの姿は限りなく美しい。しかしそれ以上に美しく感じたのは山崎努さんの納棺の作法。作法というのは相手を大切に思う気持ちから出るもの。その技をつきつめていくと、厳然たる美が姿を見せ、人を感動させる。映画途中の作法は、山崎努さん演じる社長のほうが格段に上である。本木さんの納棺の作法が美しいのは無心の美だとすると、山崎さんの作法は慈しみの美である。これは彼がある経験をしていることによるものだ。ところが最後の最後に本木さん演じる主人公がついに社長の作法の域に達することになる。私は涙がとまらないシーンであった。ぜひできればよい映画館で観ていただければと思います。

映画を観て感じたこと

僕は今42歳。納棺の儀はみたことがないが、きれいな死化粧をした遺体を間近で見たことが2度ある。一度目は生徒の姉が亡くなったとき。家の近所でもあり、通夜に参加させていただいた。本当にきれいでまるで生きているようであった。家族の悲しみと葬式の準備であわただしい親族だけが彼女の死を物語っているようであった。

二度目はおばの葬儀の時。結婚したが必ずしも家庭が幸福だったとはいえない人で、闘病生活を繰り返してきたかただった。ときどきこのおばの人生とはなんだったのだろうと思うことがある。子供や孫にも恵まれたが平穏な人生だったのだろうか。でも、最後に見た顔は本当に穏やかなものであった。

納棺士という職業があることはついぞ知らなかったが、もし死が自分の身にふりかかるとしても、自分の人生はもっくんのような人に美しく終わらせてもらいたいと思わせる映画であった。人生を半分以上生きた今だから、また親を本当に大切に思う時期であるからとくに強くそう思う。10代でこの映画を観た場合と、40代、50代でこの映画を観た場合ではおそらく観方がかわるかもしれない。今この映画を観れて本当にラッキーだったと思う。

親しい人の死は「家族って何か」「幸せとは何か」「死ぬって何か」というキーワードを私たちに強く思い起こさせる。不謹慎かもしれないが、近しい人の死があって私たちは生きている間の大事なものを忘れずにいられるのかもしれない。それは限りある生の大事さかもしれないし、家族の絆かもしれない。「おくりびと」はそんなことを考えさせる、温かくも静かな、そして感動的な映画であった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)