最近はレーザーのいいところをとったインクジェットが出てきているそうです。つまり,速くてきれいなインクジェットプリンターです。コスト的にも勝負できるとかで,オフィスでカラーレーザーの代わりに導入する例が増えているそうです。
今回は職場の机に置くプリンターを考えて,ヒューレットパッカードのOfficejet K550というA4プリンターを購入。環境はMac OSX 10.4.8 PowerBook G4 1.5GHz にAirmac Expressを使い,無線でプリンターをつなぐというものです。Airmac ExpressからOfficejet K550にはあっさり接続できました。ドライバもTigerに対応してます。(インテルマック対応状況は未確認)
結局レーザーに負けない速さ(分速37枚印刷),美しい印刷というところにひかれて買ってしまいました。以下は買ってみてのインプレッションです。
良い点
1)顔料使用しているので黒が濃くて気持ちいい。レーザー以上。
2)キャノンインクジェットと比べると印刷速度がぐんと速い。
3)コストパフォーマンスは非常に良い。1万7000円。
4)ヒラギノフォントが使える。(インクジェット全般に言えるが)
5)エキスプレスサービスだと,申し込んで翌日には家にプリンターが届く。
悪い点
1)でかい。机のスペースをとる。重い。13Kg。
2)少々うるさい。
3)モーターが強力で机がけっこう揺れる。速さの代償か?
4)モノクロ分速37枚はどう考えても無理。メーカーの話は話半分で聞くべき
5)数枚一緒の紙が送られる紙送りミスが何度か起きてます。
これから確認する点
1)レーザーと比べてトナー代とインク代のコストの比較。
2)メーカーの対応に関して評判がかなり悪い点。(価格.com談)
(結論)
このプリンターは大量に印刷しなくてはならない,SOHO等のオフィス向けです。大量に印刷するにつれてその速度の恩恵が得られると思います。5000円のオプションをつければ両面印刷も対応可です。
(ただし今どき,はがき非対応!アメリカ産だなあ。)
調べ物をして,ネットからの情報を大量に高速に印刷する,PDFなどをまとめて印刷する。5〜6ページ程度のレジュメを10人分高速印刷する。など,コストを抑えつつ,大量高速印刷したい人向きです。日に4〜5枚でいいなら,キャノンの1万円程度のインクジェットで十分です。静けさ,速度を求めればレーザーになるでしょう。
私の場合,今現在,ネット上の情報や,PDFのデータを大量・高速印刷する必要に迫られているので導入しました。安いレーザーも考えましたが,美しいヒラギノフォントをどうしても使いたかったことと,時々,デジカメ等のカラーデータの出力も考えているので却下しました。そしてこの性能で1万円台後半。コストパフォーマンスもよさそうです。うるささや重さには目をつぶることにします。
静かで,省スペース,速くて,きれい。コストも○。 なかなかありませんね。こういうプリンター。
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