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本日、内郷地区の英語指導研究会で発表させていただいたフォニックスルール表があります。小学校、中学校で広まったら良いな。
お金を取らないことを条件に配布自由。改変自由です。ただし、配布の場合、私の名前をどこかに入れてくれればOK。
全部で12MBほどあるので、ブログで配布は無理。Facebookで繋がっている方には、メッセンジャーで配布いたします。
英語教育 Question Box の感想
柏野先生、吉良先生、南條先生によるこのシリーズは大変よく練れていているし、大変参考になります。毎号楽しみにしている記事です。
できればこの名物コーナーについて、一点だけ、大修館英語教育編集部にお願いがあります。
Question Boxは、できれば結論から入っていただきたいのです。あるいは、最後にまとめの部分を入れるか、大事なポイントは□で囲ってほしい気がします。最初に概略で良いので、答えを示してくださると助かります。つまり論文でいうところのアブストラクトが欲しいのです。
理由1)結局何が言いたいのかわからないとストレスになります。
どこに結論が書いてあるか、視線を誘導する部分がほしいです。(アブストラクト的存在のような)
理由2)謎解きのような構成は分かりますが、解答がいつも長いため(その必要性は十分理解しています)であれば、サブタイトルをつけるな
どして重要な部分はひとめでわかるようにし、どこを読み、どこまで読むかは読者の自由に任せてほしいのです。
例えば、2022年9月号のQuestion Boxを例にしてみましょう。
X is one thing, Y is another. の話です。「こうなったらいいな」という例の1つを示してみます。
新聞の小見出しのようなサブタイトルをつけてみます。
文と文の間は、コンマかbutが良い 句読点を使う場合、ピリオドでは前半部と後半部があまりに分断されてしまうため、〜(中略)〜しかしそれでも分断間が残りますので、コンマを使っておくのがベストでしょう。 |
2022年 大修館 英語教育 9月号 Question Box 柏野先生の解答より参照
現代では論文でさえ、読む人の読みやすさを考慮しています。商業ベースの読み物であるならばなおさらそうしていただけたらありがたいです。
第1級の学者の知見をよりわかりやすく伝えるのも「英語教育」の編集者の腕の見せ所と考えます。ぜひご検討をお願いします。
なお、大修館 ジーニアス英和辞典 G6は待ちに待った辞書です。絶対に紙と、アプリ両方とも買わせていただきます。
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