英語授業における筆写活動はムダか? 答え:いいえ。めっちゃ役立ちます。
教科書の英文をRead&LookUpで覚えた後、「和訳を英語の語順に直したプリント」を配布しています。「私は生まれた 東京で 1984年に」のようにですね。これをB4の半面×4つ(つまりB4両面ですね)B4半面で1回分。合計4回分筆写できます。
生徒には英文は何も見せず、プリントの和訳(英語の語順に並んでいるもの)を見ながら4分間で和訳の上の行に英語を書くように指示します。4分経ったら終わり。当然完全ではありません。教科書を開かせ、1分で赤ペンで訂正させます。次の1分で覚え直しさせます。その後、第二ラウンドに入ります。以下第4ラウンドまで同じですが、徐々に赤の直しが少なくなっていきます。最後の第4ラウンドは教員の方で4分と言いながら意図的に4分30秒とか、5分にすると書き切ることができる生徒が結構でてきます。
それとここからが大切ですが、このあと絵や写真を見ながらリテリングをさせるのです。リプロダクション活動もできます。教科書を使ってダブル通訳活動させます。一人が教科書を開き、英文をフレーズごとに和訳していきます。パートナーがその和訳を聞き、即座に英語に直していきます。僕はウィスパリング通訳活動と呼んでいます。
時数の関係で、当然毎回毎回やっているわけにはいきません。でも、何回かやるとこのプリントを欲しがるようになる生徒も結構出てきます。 音読は授業でプリントは家でというバリエーション、あるいは、特に大事な段落に絞って筆写。その後リテリングという流れでもいいかもしれません。4パートをなるべく早く終わらせて、浮いた時間でパート1から筆写×リテリングの活動にすることも可能かと思います。
音読活動はこのプリントをさいごまで書ききり、リテリングを成功させるための重要アイテムの位置付けとなります。赤ペンの直しがなくなっていくのが進歩を感じさせますし、何より最後まで書き切ることができれば大きな自信となります。
書き切ることができるよう初学者向けには、冠詞と前置詞は和訳中に書いいてあげることもあります。「彼は 始めた 車椅子テニスを at the 11歳の年齢で」→ 最後の部分は、at the age of elevenと書くようになります。


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