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2021年7月13日 (火)

I like to...と I like Ving...の違いについて

I like to...と I like Ving...の違いについて
動詞のingを見て、まず人が考えるのが、進行形ですね。be 動詞があるがゆえに、現在分詞には時の概念が与えられます。これは目の前での観察が可能な動作進行を表すmarkerです。He is running in the park. のような文ですね。
動名詞になると、実際に進行中の観察可能な動作が表現されるワケではありませんん。I enjoy playing golf. なら、今この瞬間ゴルフをしているわけではありません。「ゴルフというゲームをしている場面を想像している」という概念化に近いです。具体的に思い描くことができる動作進行を反映しているところに動名詞の持ち味がありますね。なぜなら、すでにその行為を何回もしているはずなので、動作的進行を反映した概念化(=思い描く)ことが出来るわけです。現在分詞が表す観察可能な、具体的な連続的な動きの「具体的な部分」を捨て去り、完全に頭で具体的な動作を思い描く名詞的概念(アイディアやイメージ)を表現するため使われるのが動名詞です。
概念化するというのは、実は、実際にやっているわけではないことにも使えます。「具体的な場面を想像して考えてみる」ということととても相性がいいからです。Would you imagine [ playing baseball with Ohtani Shohei ]?
上記の文はimagineとありますので、実際に体験したことではないのですが、具体的に思い描けることとして、拡張してとらえていると思います。
もっとも、He began [studying French]. とか、He finished [painting the wall]. といった開始、終了のing形は観察可能なため、動名詞というよりは、本当は現在分詞に分類してもよいものかもしれませんが。
さて、いよいよ I like to....と I like ving...ですが、アメリカでは違いがないと捉える人が多いようです。日本人がアメリカ英語を学んでいるという現象面からとらえれば、指導する上ではどちらでもいいとなるでしょう。ただし、形に違いがあると意味も違いが生じるはずだと考える人もいます。I like to play video games. と I like playing video games.では後者の方がもうすでに繰り返ししている=具体的な動作がありありとイメージで伝わります。前者は気持ちが video gamesをすることに向かっている。したいんだなということが伝わります。
ちなみにすでにしていることしか「enjoy 楽しむ」ことはできませんし、「stop/ finish 止める・終える」ことも「give up(やってきたことを)あきらめる」こともできません。
体験ずみ→具体的に思い描くことができるため、avoidのうしろにも置けます。それがいやだと体験して分かっているから避けたいのですね。look foward to Ving なのも楽しいと分かっているから。一方、実際に体験していないことでも具体的に思い描くことができるなら、imagine VingでOKですね。
結論:
1)アメリカ式にどちらでもよいと教える。
2)I like to...は「〜したい」に近い。 
  I like Ving..は「〜しているとき(瞬間)が好き」ぐらい。
参考:田中茂範、佐藤芳明、阿部一 「英語感覚が身につく実践的指導」 中川信雄 「英文法その微妙な違いがわからない!?} 大西泰人 「イメージ英文法」「FACTBOOK]

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