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2019年6月10日 (月)

仮定法現在の揺れについて

あるサイトで、One of my friends suggested that we (go / went) camping in the mountains. という問題で、仮定法現在の goではなく、直説法のwentという解答もありなのではないかという話しが出ていました。OLEX辞書にも、確かにそのようなネイティブの傾向があると書かれてあります。(直説法についてはアメリカ人15%の許容、イギリス人59%の許容。)

本を調べても分かりませんでしたので、
英語教育界でも有名なネイティブスピーカーの先生(大学教授でありその方の著書は確実に皆様の書棚に1冊はあるはず)に聞く機会がありました。この件については、

One of my friends suggested that we (went) camping in the mountains. という「英語はありません」(そのまま)とのご返答でした。これからするという提案なので、wentの出番はない。(He said, "Let's go camping..."→ He suggested that we (should) go camping ....)

一方、suggestedを別の意味「述べた」の意味で用い、He said," I think we went camping in the mountains."なら He suggested that we (had gone) camping in the mountains.ということはある。こうした場合は、時制の一致で、went がhad goneになるとのご回答でした。

それまでの議論と、その先生のお話を総合すると、前者の使い方で、goとすべきところを時制の一致をさせて wentと誤用しているか、後者の使い方で、had goneが正しいところをwentにして(あるいは誤用してと言えるかもしれませんね)使っているネイティブスピーカーがいるかもしれないなあと思いました。

結局のところ「ネイティブスピーカーがそういうから....」の中身について私たちは議論を深めてもよいのかなと愚考した次第です。アカデミズムの立場(正統な英語)でOKな英語のみよしとするのか、そうでない英語も私たちがOKとするのかということです。

Cambridgeなどの英語指導者用サイトもみましたが、Subjunctive (Present)では、原形か、shouldVの形だけがあり、そうでない形も認めるという記述はありませんでした。

一方で、O-Lexなどの記述もあります。

批判を覚悟で私見を述べます。私個人の見解では、テストでは wentは×にすべきと考えます。

使用例が揺れている事実はある。しかし、多数のネイティブは、goを正統としているという事実がある上に、このような揺れている事例には 0%から数十パーセントまでのものがあり、きりがないからです。

生徒にはこのように使っている人がいるかもしれないけど、「中高生の間は最も正統とされる英語を教えるし、それを正答とするよ。」でよいのではないでしょうか。

「揺れ」の幅が大きくなりすぎた場合は、「疑われる選択肢」は入試などのテストに使用しないというのはその通りだと思います。

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