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2018年4月21日 (土)

180421 人を大事にするか、しないか

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180420-00000069-mai-bus_all

セブンイレブンの社長の弁。
何度オーナーさんが本部に要請しても却下していたものを、「命令ではなく提案だった」というのはどう考えても無理がないでしょうか。どうか、オーナーさんを大事にしてあげてください。

それと、24時間でなくていいですから。休ませてあげてください。オーナーさんが元気になれば結果として企業側にも大きなプラスがあると思うんです。働き方改革。見本をぜひ見せてください。

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2018年4月18日 (水)

180418 融合

授業がスタートしました。

出だしの4時間(実質2日間)で、I live in ○○. からスタートして、一気に形容詞句、副詞句、名詞句、それに分詞構文や、Speaking only one language can be compared to living in a room with no windows. あたりの文を頭で判断しながら意味を取るところまで駆け抜けました。このやり方で中学3年生でも大学入試レベルまで短時間で理解できると思います。

本校は進学校でもなんでもありません。就職も、専門学校希望の生徒もすごく多い学校です。でも、ポイントさえ押さえれば彼等でもできます。「自分で判断しながら読むシステム」が彼等の頭の中に構築されつつあります。

リエゾンや、脱落の音の化学変化の仕組み、Top of the Worldを使った音声変化も学んでいます。スリーヒントクイズ形式での英問英答までしこんでおります。

鉄板の単語の指導方法も指導済み。結果が楽しみ。

今年は自分がやりたいと思ったことを今まで100%できています。がっかりすることもあるでしょうけど、妥協はしたくないですね。

予備校的な指導、通訳トレーニング的指導法、発問・指示・説明のやり方, speakingを含めたCLIL的指導法、今年は自分の中ですべて融合している感じがしています。それを目の前の生徒に適合した形で出せています。英語教師として自分史上最高のものを提供できる環境があり、とても楽しんでいます。今年はさらに自分の学びも深め、生徒に提供できればと思います。(密かに生徒自身に授業をさせられないか狙っています)

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2018年4月16日 (月)

180416 ふるさとへの提言

 福島県は全袋検査は一部地域を除き実施をやめることにしているが、これは消費者が本当に望んでいることなのだろうか。「もうそろそろいいんじゃないか」という声は県外の消費者が言ってくださるものと思うのだ。

 風評被害というが、県外の方は「福島の農産物がどれほど安全か」は案外わかっていないのではないか。そうであるならば、大事なのは「徹底的に科学的事実=数字を示し続けるという姿勢」かもしれない。消費者はデータもそうだが、県のそういう姿勢を見ているのではないか。消費者の安全第一という姿勢を。だとすれば、続けるという選択肢もあるはずだ。

 全袋検査をしなくなることは、消費者に向けて「もう大丈夫だということをアピール」し、また「手間も省ける」ということだと思うが、「私たちは徹底的にやっている。科学的な検証を行っている。」この姿勢を示し続けることの方が、消費者の「安心」を勝ち取るなによりの手段になると思う。この手間は長い目で見れば福島にとって、福島の農業ブランドにとって「信用」という大きなプラスになって返ってくると思う。

 またモニタリングポスト撤去についても、廃炉が本格化し、工事が行われると、一時的にせよまた、近隣の線量が上がることも可能性はゼロとは言えないだろう。なぜか。完全にコンクリートなどで密閉されていないからだ。原発内で少しものを動かしたり、どたんばたんと工事などをすると、外部の線量が上がることもあるかもしれない。ただ、可能性があるとしても数値を示し、問題ない範囲であれば私はよいと思う。大事なことは自分で判断できる客観的なデータがあるかどうかだ。

 廃炉が終わるまで何があるかわからない。再度の大きな地震の発生なども含めて確実なことなど何も言えないのが現状だ。事実大きな地震も、原発事故もみな予想もしていなかった。そういうことは起こるものだということを私たちは知っている。県民の安全、健康を守るという姿勢を示すためにも、ぜひぜひ、廃炉後にモニタリングポストの撤去をお願いしたい。

 よりよい判断を県にはお願いしたいと切に願う。

 

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2018年4月15日 (日)

180415 新井先生、AI、読解力

国立情報学研究所の新井紀子先生の話を福島県の学習合宿のセミナーで拝聴したことがある。また、様々なところで、子どもの読解力が落ちているという話しも耳にする。

ただ、どうすれば読解力があがるのかは具体論はあまりでていないようだ。そこで今日は、読解力、算数(数学)はイメージ力と密接な関係があるということを言いたい。

まず書かれてあることを理解するには、自身で経験していることが絶対的な強みとなる。日常的に体験していることが多ければ多いほど、文に書かれてある情景が映像として脳裏によみがえる。どういう意味を持つかそこで判断していける。「払暁」と聞いて、どんな情景か、経験しているものと、いないものではよみがえる情報の強度は全く違うだろう。

もし仮に子ども読解力が落ちているのだとすれば、体験に乏しい→イメージとして想起できない→イメージできないことからは考えることができない とつながるのではないかということだ。

算数について言うと、子どもには今、「どんぐり倶楽部」さんの数学の文章題をやらせている。この塾の特徴は、必ず子どもに「絵を描かせて」考えさせるということだ。「絵」が考えをまとめるためのキーポイントになっている。代表の方がおっしゃるのには「思考力」ならぬ「視考力」が重要だということだ。数学の先生に聞くと、なるほど理にかなっていると言う。関数から、微積から図形を意識することがとても重要だということなのだ。読解力と算数を解く力は一緒という考えは子どもを見ていると納得できるものが確かにある。

抽象思考するのには、まずは、具体的な絵や図の操作を頭の中あるいは、描きだして実際の紙の上でする必要があるのではないかということだ。

いずれにせよ、1度脳裏に「イメージ」を想起する点は同じだ。人はイメージした具体的なものを使ってしか抽象思考ができないのではないだろうか。

だとすれば、子ども達の思考力を伸ばす方法としては、
1)自然の中や日常の中の体験を料理やお手伝い、虫取りなどを含めて豊富にさせてあげること。
2)言葉と体験を結びつけてあげること。「こどもの日」なら、鎧兜をかざる、鯉のぼりをあげる、柏餅を食べる。中国の故事の話しをしてあげる。
3)日常と結びつけたものがふんだんに出てくる文章題を、絵を描かせることによって解かせる。
読解力とは、結局、体験に基づいた具体的イメージと抽象的なものをいったりきたりできる能力の総称ではないかと思うのだ。

これは英語の読解力にも言える。最近は多読が流行っている。多読は絵本から始めることが多いが、これは理由がある。dog, cat, bear, dolphin。和訳しなくてもイメージ化できるのが絵本の強みだ。これは形容詞にも、動詞にも言える。語いのイメージ化ができると和訳を飛ばして理解できるようになる。

英語の読解力に必要なのは、語い力と構文力と言われている。語い力においては、コアになるイメージがあるかどうかで大幅に読解力が異なるだろう。
構文にしても、<Sの前のイントロ> S (Sの説明) V X X というイメージが見ているか。Vのあとも、VOやVC、VOO、VOCなどのイメージが見えているかどうか。to Vなら「これから向かう」というイメージが、Vingなら「もうしている」というイメージがあるかどうかだ。
さらに抽象度があがると、情報、逆接、主張=言い換え などがイメージできるか。それをグラフィックオーガナイザーで構造化できるか。
読解力を高めたいなら、絵を描かせる、イメージ化するところから初めてはどうだろうか。

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α7RⅡ  Loxia 21mm  ケム河 パンティング

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2018年4月14日 (土)

180414 授業の基本のキ

英語教員は伝えるすべに長けているか。

案外そうでもない。教える以前に、伝えられているか。

1)声は十分クリアで大きいか。    

    小さな声は相手に努力を強いる。小さな声で通すのは×。
    ただしどんなに大声でも一本調子は聞いているほうは疲れます。
2)声の速度コントロールは十分か。 
    緩急をつけます。
    ときには無言の間も使いこなします。無言は生徒の注意をひきます
3)生徒に対する指示が通っているか。
    なにを、いつまでに、どれだけ、だれとやればよいか。
   1度さっと指示しただけで生徒がわかっていると思ったら大間違い。
   もう一度確認し、生徒自身に指示内容を言わせます。
 
4)スモールステップで教えているか。
   これはつまり、生徒がどこでつまづくのかわかって教えているということ。
   必要のないところでステップを刻む必要はありませんし、時間のムダ。
   間違うと思う前でポイントを確認。演習というステップを刻んであげます。
    たくさんのできた!体験を仕組んであげられるか。が大事。
      授業以前の基本のキです。

  向山洋一先生は授業十か条として以下のものをあげています。(出典TOSSランド)

第1条 趣意説明の原則

指示の意味を説明せよ。子どもに指示を与えるときは、指示の意味を説明することが大切である。指示されたので行動しているという状態ではなく、目的を与えられたので行動をしていると理解していることが重要なのである。

第2条 一時一事の原則

一時に一事を指示せよ。同じ時に、二つも三つもの指示を与えてはいけない。子供が混乱してしまう。特に特別支援を要する児童、ワーキングメモリの少ない児童には、この原則を踏まえることが大変重要になる。

第3条 簡明の原則

指示・発問は短く限定して述べよ。全員が理解できる指示を与えるためには、指示する内容は本質的であり、具体的でなくてはならない。

第4条 全員の原則

指示は全員にせよ。手に何か持っている状態で指示をしたのは指示したうちに入らない。作業の途中で指示する時は、手にしていたものを全員置かせて、自分のほうに向かせる。これで、全員に指示したと言える。

第5条 所持物の原則

子どもを活動させるためには,場所と時間と物を与えよ。資料を示し、何か発言を求めるときは「資料を見る時間」「考える時間」を与える。また、子どもたちに作業をさせるのであれば、作業をさせる場をつくらなければならない。

第6条 細分化の原則

指導内容を細分化せよ。《細分化→解釈→イメージ化》文字だけではなく、映像・音楽という媒体を通じて学習を行う。国語や算数などの指導では《細分化→解釈→発問》とかわる。

第7条 空白禁止の原則

たとえ一人の子どもでも空白の時間をつくるな。たとえ一分間でも「何をやっていいのか分からない」という状態をつくってはいけない。先のことまで考えて手を打っておく。空白を作らないためには、以下の原則を行う。
 ○まず全体に、大きな課題を与える。その後で個別に指導する。
 ○授業中の個別指導は「完全にさせる」のではなく「短く何回もさせる」ことが基本。
 ○終わった後の発展課題は必ず用意しておく。

第8条 確認の原則

指導の途中で何度か達成率を確認せよ。指導の後、どれくらいできるようになったかという達成状況を確認し、評価をする。
達成率の確認には多くの方法がある。片々の技術が必要である。

第9条 個別評定の原則

誰が良くてだれが悪いのかを評定せよ。指導の際、大切なのは一人ひとりを個別に評定すること。個別に指導する場面を作るのでなければ、全体は完成しない。

第10条 激励の原則

常にはげまし続けよ。やる気を促すときに、最も大切なことは励ますことである。励ましは、教師が子どもと共に、一緒に欠点を克服していこうとする証明であり、それは持続されなければならない。

小学生だけでなく大人まで使える原則です。小学生にわかる・やさしいのであれば、高校生がわかるのは当然の結果と言えます。 

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Over the Horizon  α7RⅡ Loxia 21mm  インド上空にて

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2018年4月13日 (金)

180413 同じ受験生でも異なるCEFRの段階へ

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28585360W8A320C1CR8000/

日本経済新聞によれば、文部科学省の担当者は、同じ生徒が違う民間試験を受験した場合、CEFRの段階が異なってしまう可能性があることを認めたそうです。

これは...... 試験として妥当なのか.....   
大きな目で見れば、現場でspeakingの指導が入るようになりよいのではという意見があるのも承知しています。しかし、受験生にとっては受験はもっと切実なもので、そこはかんがえてあげないといけません。1点をとるためにものすごく努力する。だから公平でなくてはならないのです。英語教育の専門家の意見をしっかり入れてもう一度検証を。
ひとつの民間試験に絞るか、あるいは国で試験を開発するほうが絶対にいいです。(東京外語大がブリティッシュカウンシルと共同で2次試験用のスピーキングテストを開発という報道もありますから楽しみです)文科省には本当にがんばってほしいです。

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α7RⅡ  Loxia 21mm

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2018年4月12日 (木)

180412 VYACカードケース

漆器の技術「白檀塗」を使った土直漆器さんのカードケース、VYAC カードケース市松を購入しました。銀の上に透明感がある漆を塗るとこうなるとのこと。

透明感がある漆塗りにやられます。デザインも秀逸。漆器というか伝統工芸の未来はこういう再デザイン化にあるのでしょうね。CEMENT PRODUCE DESIGN さんのデザインで、とても気に入ってます。この艶と曲線がたまりません。実は関わっている教科書のデザインもCEMENT PRODUCE DESIGNさん。縁を感じます。

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α7RⅡ Makro Planar 50 +MC11  JPEGとって出しです。

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2018年4月 9日 (月)

180409 なぜ(しなさい)?

Cambridgeのショッピングモールの名前です。どうして(しなさい)なんだろう?

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α7RⅡ Loxia 21mm

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180409 完全燃焼

明日はいよいよ入学式。どんな子が入ってくるかとても楽しみです。高校生活は、完全燃焼をしてもらいたいと思います。だから楽しい。

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ケム川のパンティング α7RⅡ Loxia 21mm

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2018年4月 8日 (日)

180408 表現者に祝福を

今勤めている学校には、なんと、演劇をしっかり学べるコースが。平田オリザ先生もときどきいらっしゃるとのこと。とてもいい。私自身、常に表現者でありたいと願っています。合唱、写真、ブログ、授業(スピーチ、プレゼン指導)とすべて私の(最後のはもちろん生徒も)表現活動です。表現者に乾杯。


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Into the Sky  :  EOS6D  Makro planar 50 2

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2018年4月 7日 (土)

180407 ペリカン スーペーレーン400M

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新しい環境になったということで、万年筆を購入しました。ペリカンのスーべーレーン400M緑釉です。インクはtuki-yo を使用。緑がかった青ですがきれいに濃淡が出るインクで気に入っています。紙の上をすべるようにすいすい書けるペンでものすごく好きです。ペン一本でこんなにも幸福になれる体験ができるとは思いませんでした。それまではロメオNo.3というボールペンが自分的にはトップだったのですが、この万年筆に一位を譲ることになりました。

α7RⅡ Makro Planar 50 ZE + MC11

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180407 教師修行で役だったものースリーヒントクイズー英英定義類推活動

教師修行の中で最も役だったものを紹介したい。

それは教科書の単語を使ってのスリーヒントクイズ作り。

スリーヒントクイズとは、
1) It is a robot. 

2)  It lives with a boy who is very lazy.
3)  The favorite food of the robot is dorayaki.

のように抽象的なものから順に具体的になるようにヒントを配列したクイズである。
答えはどらえもん。

これを教科書の単語で行う。
ヒントが3つもいらない場合はひとつでもよい。臨機応変に。
huge:  If something is huge, it is very big.
         例Look at the pyramid!   It's huge! 
 
vehicle:  It is used to carry people and things to distant places.
            It has at least one engine.
            例A car, a ship and an airplane
よく使っているのはLongmanと Cobuild。Oxfordの子ども向けの辞書もいい。
定義が長いときには適当に切って使えばよい。

重要なのは、1レッスンで50の新出単語があるとして、10レッスンで500の単語の言い換えを作り、わかりやすい例文を考えねばならない(あるいは辞書から抜き出す)ことである。これはかなり効いた。どんな単語でもわかりやすく説明できる基礎ができたのだ。

スリーヒントとしてはいるが、3と言う数字はとりくみやすい「枠組み」である。そしてこれは絶対ではない。増やしてもいいし、へらしてもいい。そういう柔軟性がある基準としての3なのだ。

英語で授業をしようと文部科学省が述べているが、どうするとできるようになるのかということはなかなかわからない。私見だが
1)英語で指示をさっと出せること
2)教科書に出てきた単語をわかりやすく言い換えできること
3)内容についての英語による発問がレベルをかえてできること
4)クイックレスポンスやサイトトランスレーションなど通訳トレーニングを使えること

あたりが最も重要になる。
特に2)ができると、教師としては精神的にかなりラクになる。
さて肝心の英英定義類推タスクだが、これは1レッスン分作って、最初に生徒にやらせてしまう。最初はペアワークで単語の意味を類推させる。ヒントと例文があればかなりできると思う。時間がないとき、生徒がなれたときには宿題にしてもよい。

とはいっても和訳を類推するんであれば生徒の頭の中はもやもやしたままだ。この訳でいいのかなというのは絶対でてくる。そのとき、すかさず、「辞書を引いていいよ。」と言うと、勝手にどんどん調べ出す。「 もやもやがAha! なるほど!!」に変わる瞬間である。人は1度困ってからでないと、ある行動はとらないのだ。(AさせたければBさせよである)
単語には多義語もある。 その場合、3つぐらいなら語義ごと、ヒントと例文を載せる。
それは、教科書の文脈では語義はどれが使われているか、類推させるチャンス到来でもある。もちろんハンドアウトのスペースや時間がないときは、教科書の文脈の語義でよい。この辺も臨機応変に。

もっとも、ごく基本の単語は、英英定義で説明するとかえって難しくなってしまうものもあるのも事実だ。そういうときの対処方法は説明に使われている単語の中で、未習のものには*日本語注をつけてしまうこと。「何がなんでも英語で」というのは現実的ではないのだ。

要は生徒への英語のエクスポージャーの量を増やし、文脈の中で語いの語義を類推させ、生徒に言い換えのストラテジーを伝える。(なおかつ教員は自分の英語力強化ができる)これができれば日本語を利用してもOKだ。柔軟に指導したいものだ。
また英英定義活動のためには、電子辞書があるとよい。Longmanが入っているからだ。電子辞書の会社さんには、Oxfordの子ども向けの英英辞書(イラストつき辞書含む)もぜひ載せて欲しいと思っている。スピーキング、ライティングに効くからだ。
案外難しいのは、日本の食べ物とか文化習慣。知っているようで知らないことも多い。
こたつ、お好み焼きー教員でも結構難しい。 お年玉、七夕ーなんとかなるか。

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Haneda Airport   Air Duct  α7RⅡ Loxia 21mm

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2018年4月 6日 (金)

180406 9つの転機と新しい出会い

今の自分を作っているもの

英語教師としての自分には大きな転機は7回ありました。
1度目は、SIMとの出会い。同時通訳方式は衝撃的で、格段に英語が読め、聞けるようになり、話せるようになりました。少し高い教材でしたが、自分は20本近い英文を暗唱できました。英語力を伸ばすシステムを手に入れることができたので、4万円近い金額は完全に元がとれています。ダン上野先生に本当に感謝しています。

2つめの転機は大学のESSでスピーチセミナーに入ったこと。自分はたいしたスピーカーにはなれませんでしたが、のちのちこれが大きく自分を助けてくれることになります。なんと、市の中学生向けのスピーチコンテストで審査委員長を頼まれ、何度か審査に携わったのです。何が幸いするかわからないなあと思ったものです。また、化学グランドコンテストのプレゼン指導でもこれが活きることになりました。研究の良さや、生徒の頑張りもあり、全国2位に入ることができました。これらはやはり大学の時にスピーチについて、一通り作り方を学んでいたことがプラスに働いたからです。ジョブスは、コネクティングドッツとスタンフォード大のコメンスメントスピーチで話してましたが、これは本当だなあと思ったのでした。


3度目の転機は、田尻悟郎先生、中嶋洋一先生との出会いです。著書を通じての出会いでしたが、緻密だけど、温かなその指導に衝撃をうけたのを今でも覚えています。お二人の本は今でも私のバイブルとなっています。田尻先生のは温かな感じがするのに対して、中嶋先生の指導は道場的です。自然に背筋が伸びるような文言の嵐。それでも読むのをやめられません。
4度目の転機は、文科省の海外派遣研修に参加できたこと。2ヶ月間ではありましたが、バンクーバーの Queen Elizabeth Secondary Schoolと、British Columbia Universityで英語指導法の最前線を研修できたことは本当にラッキーでした。ここでは、そのまま指導ができるようにペアワーク、グループワークを、英語で行うメソドロジーを学ぶことができました。なりよりありがたかったのが、必ず 振り返りの時間がとられていたこと。学んだことをDebriefingして、頭に残すことができました。このとき、安木先生、向後先生といったすごい方達と知り合うことができました。安木先生は後に大学教授に、向後先生は文科省へ、その後大学教授になられました。日本にもすごいかたたちがたくさんいるということも学べ、関東英語授業研究会や、達人セミナー、APET、代ゼミの教員セミナーなど、たくさんのセミナーに参加し始めたのもこのころです。それまでは自己流もいいところでした。この機会を与えてくださったのは、勤務校の当時教頭先生でした、東先生でした。先生と、研修に行かせていただいた、文部科学省、福島県には感謝してもしきれません。これに出ていなかったら、今でも自分はくすぶっていたはず。
5度目の転機は、達人セミナー主催、谷口幸夫先生との出会いでした。もうすごいの一言。さまざまな方が先生の磁力にひきつけられて集まってきます。誰も先生のマネはできないでしょう。達人セミナーには今まで本当に多くのことを学ばせていただいています。かといって敷居は高くない。中嶋先生は「明日すぐ使える技術」を批判されていますが、私はありだと思います。それを自分の指導にどう組み込むかは学んだもの次第です。哲学がないと、たしかにそのやり方に引きづらる可能性はあると思いますが、自分にないものを手軽に学べることは本当に大切だと思います。特に、ペアワーク、グループワークは、かなり多くのことをここから学べます。たくさんの「達人の方」に出会えて本当に幸せです。谷口先生の講師を選ぶ、目利きのすごさには感嘆し、感謝しかありません。
6度目の転機は、木村達哉先生との出会い。教師塾を主催され、先生方の授業をみてくださっていました。恥をかくのを覚悟して、模擬授業してみたところ、おほめの言葉をいただき、感激しました。また自分の授業に足りない部分も見えてきました。それからのおつきあいです。2012年の2月には、まだ余震や原発の不安もある中、福島の勤務校までわざわざ生徒のためにワークショップにきてくだったのを今でも覚えています。言葉で批判する人は多いのですが、行動出来る人は本当に少ないです。先生は、その後も手弁当で福島で毎年複数回のセミナーを開いてくださっています。感謝しかありません。先生のセミナーで模擬授業をしたのをきっかけに大勢の方と知り合うことができました。先生の授業からは通訳トレーニングの大切や、覚悟を持ってできるまでやらせることの大切さを学ばせていただきました。
7度目の転機は、前勤務校。進学校ということで、いわゆる受験指導的な英語指導を学ばせていただきました。予備校の先生方のご指導を間近で見る機会も多く、これまた勉強になりました。予備校の先生方は大学受験の結果と、受講者数と常に戦っています。当然言葉や、教材は磨かれていきます。ここでは、教材の選択の仕方と、3年間にどう教材を配置して生徒にやらせるかという点から大いに学びがありました。特に文脈を利用した問題の解き方や、文法の指導では一通りの指導法を確立できたことが大きいです。


8度目の転機は、2つの検定教科書の執筆に関わったこと。自分の書いたものが出版されるのは怖くて怖くてしょうがなかったです。思い込みもすべて排除する必要がありました。ひとつは教科書の教師用指導書の文法セクションの解説の執筆。もうひとつは教科書の英文そのものの執筆です。どうすれば教育的効果が得られるか。何度も書き直す中で自分で学べたことも多かったように思います。これは文法やライティングの指導に活かすことができたように思います。2つの教科書会社さんには本当に感謝しています。

9度目の転機は、2017年の夏に、英国・クリフトン科学財団主催の、日英ヤングサイエンティストワークショップに生徒を連れて参加できたことです。プレワークショップとして、立教英国学院さんに泊まらせてもらい、そこからロンドンへ。UCL(ロンドン大学)を始め、王立科学院や、様々な科学にゆかりのあるところを研修できました。本ワークショップでは、研修場所をケンブリッジに移して行われました。生徒達は、イギリスの高校生たちとチームを組み、ケンブリッジ大の各ラボで3日間研究をし、最後に英語で内容をプレゼンするという困難な課題にチャレンジしました。また、震災関連プレゼンの機会もあり、福島県の水素エネルギー利用という観点から生徒が英語でプレゼンを行いました。福島はエネルギーで苦しみましたが、またエネルギーで世界に貢献できる。そういうことを伝えてきました。この体験は私にも決定的な影響を与えました。英語を論理的に話せるのは当然である。という思いを強くしました。生徒達にも英語面や、進路についてよい影響が出たようです。絶対忘れることができない夏になりました。


そして今、10度目の転機は現任校との出会い。いわゆる進学校ではありません。それでも英語を学びたい生徒は確実にいます。発問や指示説明の言葉をさらに磨いて、生徒の心にすっと入るものにしなければいけません。語い指導もしかり。ある意味、今まで学んだことを全部出さないといけない、やりがいがある環境にあります。3月にはケンブリッジ大学のCLILセミナーに出たばかりなので、CLIL的なこともやってみたい。自分は欲張りだなあと思います。どれだけやれるか。がっかりすることも感激することもあるでしょう。でも新しい挑戦が始まります。やるだけやってみようと思っています。

すべての経験はムダではありませんでした。今ようやく点でつながり始めている。そんな気がしています。

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180406 Grammar in Use 著者サイン本ゲット!

ケンブリッジ大学出版から出ている、世界で最も有名な文法の練習本、Grammar in Use の著者、マーフィ先生のサイン本を抽選会でゲットしました。超うれしいです。宝物にします。3月に行われた、神田外語学院の、ケンブリッジ大学CLILセミナーでの一コマでした。このセミナーもめちゃくちゃ参考になりました。今後もしあれば、必ず出るつもりです。すばらしいセミナー、ありがとうございました。

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2018年4月 4日 (水)

180404 大好き! ツバメノート

よく行く、こだわりの文房具屋さんに置いてあるツバメノート。フールス紙を使い、書き心地満点。ノートとしての満足度が異様に高い。糸でしっかりとじてある。小さな工場で手作りとのこと。私がすきなのは、A4タイプのクリーム。目に優しい。何で書いても心地いい。これは本当にいいノートです。品番A5004番。毎年僕は買い続けます。

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180404 文法について

勤務先が変わりました。ここでも自分なりに楽しみながら、持続可能なやり方でやっていこうと思います。限界を超えてがんばりすぎると、精神的にも、体的にもろくなことはありません。

勤務先の方はみなさん前向き。すばらしいです。

今度の勤務先はいわゆる進学校ではありませんが、文法を教えることがもちろんあります。進学校の時より、言葉を鋭くして、「文法が超苦手な生徒に刺さる言葉や例を選ぶ」ことが必要となります。検定教科書の指導書を書かせていただいたときも大変でしたが、ある意味、さらに鍛えられる予感がしています。

しかし、いろいろな学校で採用されている、「うすもの」の文法・語法問題集を使うのですが、この解説が、ぜんぜん頭に入ってこない。全く魅力的ではありません。無味乾燥とはこのことを言うのだなあとぼんやり思いました。

「現在形は、現在の習慣、物理学上の真実、現在の状態について述べる時に使う。」とか、

そのとーりなんですが、文法が超苦手な高校生のいったいだれが面白いと思うのでしょうか。こういう、イメージのわかない解説を読む度に、むりやりこういう解説を聞かされ、4択問題に終始する生徒が全国にたくさんいると思うと、かわいそうになります。もちろん著者のかたも言い分もあるでしょう。スペースの関係もあることは承知していますが、文法の解説、説明だけは本当に旧石器時代!から進化していなんじゃないかとさえ思ってしまいます。

手前味噌で恐縮ですが、これなら自分が書いたほうがよっぽど、イメージがわき、「生徒の心にささるもの」になるなあと思います。

上記の現在形ですが、自分ならこう書きます。

現在形=岩をイメージしてみましょう。
がちがちにかたまっていて、ずっと変化がなさそうなことを述べるのが現在形の役割です。
1)物理学上の真実。水が100度で沸騰するとか、ずっとそうだったしこれからも変わらないことに現在形を使います。
2)習慣。習慣って、ずっと同じことを続けていて、今後も変化しそうにないことですね。
毎朝さんぽするとか、バスに乗って学校に行くとかは現在形。
これが全部ではないですが、超苦手とする生徒にはあれもこれも分類して与えるのは厳禁。根本をしっかり押さえるイメージさえ持てれば、あとは、音読筆写トレーニングの出番です。
わかりやすいイメージ+具体的なトレーニング。これが大事と思います。

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