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2014年12月28日 (日)

0517 - 141228 no 比較than / not 比較 than...

no more than....や no less than...の理解
これらを理解させるのに、図を使って説明する方法がわかりやすいとする人もあるが、人の理解の仕方、ステップはそれぞれであることを見落としているような気がする。図を使う方法にプラスマイナス法を組み合わせた方がより理解度はあがると思う。理解の入り口はいくつかあってよい。

no less than.... no more than....というno比較thanは、noの部分が、比較級than以下の数字からとびでた部分やひっこんだ部分を否定し、差がないということを示す。差が0である。no less than 500 yen  ・ no more than 500 yenは共に「ジャスト500円」という点では全く同じだ。no less than 500 yenは 500円より下回るだろうなあと思っていた期待が、「あ、500円だった。」だから「500円もある」となる。no more than 500 yenは、500円を上回るだろうなあという期待が、差が0で500円ジャストだった。だから「たった500円かよ」となる。つまり、more than 500 yenでは500円以上だろうなあという期待が裏切られ、差が0だったので、「500円しか」  less than 500 yen 500円より下だろうなあという期待が裏切られて、差が0だったので、「500円も」となる。期待が裏切られるのである。no(マイナス)× more(プラス)=マイナスに期待が裏切られる。「500円しかない」no(マイナス)×less(マイナス)=プラスに期待が裏切られる。「500円もある」私的にはこれを「裏切りの no less than... / no more than...」と呼んでいる。

ところがいっぽうで、no more than..../ no less than... の形式で、not more than....(多くて....)  not less than....(少なくとも) のいみで使われることもある。実質、no(t) more than....、no(t) less than...なのだ。
He solved no less than 50 problems a day.
彼は一日50問も問いた。○
彼は一日少なくとも50問も解いた。○
ここからは私の推測ですが、no less than....にせよ、not less than ... にせよ、....という数字は「予想以上に多かった」ことを示すため、表現の共有化が進んでいるのではないだろうか。それにネイティブでもnoとnotで間違う人も多いことも表現の共有化に拍車を掛けているかも。「少なくとも」や「多くとも」を明示したい場合は、at leastや、at mostのほうを使った方が良いかも知れない。
いずれにせよ、次のような作問は要注意。
彼は一日少なくとも50問も解いた。He solved (              ) 50 problems a day. 
1) no less than  2)  not less than
上記は2つとも正解になる。作問は要注意だ。

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