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2014年9月28日 (日)

英検の授業研修会

英検の授業研究会に出てきました。向後調査官、亀谷先生、田村先生の布陣。

かぜ薬でぼうっとしながら聞いてましたのでぬけているところがたくさんあります。それは私の文責ということでご容赦願いたいと思います。

トップバッターは田村先生。田村先生は、ある生徒の変容をしっかり追うことで、中学における、+35時間でこんなことが可能になるということを示してくださいました。その生徒の英語を話す量、質とも劇的な変化を見せていました。最後には冗談をいいながら友達と談笑を英語で続けることができたのです。コミュニケーションの基本は自分のことを相手に伝えたい。あるいは他者を相手に伝えたい。また、相手のもっている情報に興味を示す。だと思いますが、これがしっかりできていたのには驚きました。
会話が続くためにしていること
1)他者の情報に対して興味を示す。「〜って何?」「〜ってどんな人?」
  疑問文を作り出すことをさせている。
  人の情報に興味を示すということをさせている。
2)自分が話したいことを話している。
  授業でそういう機会をたっぷりあたえている。
  文型や語彙指導がそういうところに生きている。
文法は、コミュニケーションのためにある。文法項目を自然に使用したくなる状況を設定する。モデルで自分が見せる。そのあと生徒にさせてみる。という流れをだ時にされていました。例としてあげられたのがSVOC の call AB。「あだな」という点に着目し、「自分は○○先生のことを「......と呼んでいる」彼も僕を「.......と呼んでいる」というモデルをまず教師が示します。次に親しい人を思い浮かべて、その人を何と呼んでいるか教えて」という授業をみせてくださいました。
亀谷先生は、small talkの重要性を教えていただきました。生徒が話したくなるようなテーマを示して、話させていました。例えばあげた例が「アンパンマンがよいか、ドラえもんがいいか。」常にこのようなネタを探しているということ。先生は、相手が話した情報に対して、一度、エコーイングという、相手の話の内容をくりかえさせるという行為をさせました。エコーイングするには、相手の話をよく聞かねばなりません。また話す側も、エコーイングしてもらうためには相手がむりなくエコーイングできるぐらいの分量で話す必要があります。これは一方的にべらべら自分の話をまくしたてる行為を抑制するなと思いました。よりわかりやすいコミュニケーションでは×ですよね。エコーイングのあとには、相手のはなしについて、コメントをいれなければなりません。Oh, really?  Anpanman can fly faster than Doraemon.  Sounds cool.とか。相手の意見を一度受け止める。相手の話しにコメントをつける。これは相手に対して承認しているよというサインになります。ここちよい空間ができていきます。
お二人の授業を見て、思ったのは、「意味のあるコミュニケーション」「心地よいコミュニケーション」の場ができているなという点でした。これは二人に共通していた点です。
二人ともインプットの必要性はわかっていてその上で、自分の意見を述べさせる機会を提供しています。
茂木健一郎先生も、最近ブログで「むちゃぶりの重要性」について言っておられましたが、「言いたくなるテーマを選び抜き」「必要な言い方」がわかっているようにしておけば、機会させ与えれば生徒は話しを始めるんだなと思った次第です。
肝心の向後調査官のキーノートスピーチは、妻の風邪が悪化して、SOSのメールがきましたので、残念ながら聞けませんでした。(リーダー、すみませんでした。)向後先生とは2011の1月8日に文科省のカナダ研修同窓会で東京のちゃんこ屋で会ったの最後でして、3年半ぶりの再開にお互い、「おお!」という声があがり、がっちり握手してしまいました。(その後、震災でそれどころではなかったのです)/div>
カナダ研集から10年経ちますし、また同窓会をしたいものです。

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コメント

昨日は大変お世話になりました。

直接お顔を拝見し、ご挨拶できたことが嬉しかったです。

握手、ありがとうございます。

また、私の拙いセッションについて、おまとめくださって、嬉しかったです。

これからもご指導、どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: taka | 2014年9月28日 (日) 10時28分

昨日はセミナーありがとうございました。生徒さんの変化すごかったです。入試に対応させつつ、ここまでできるかどうか、先生に言われた通り、自問自答しておりました。少なくとも、生徒にとり、ここちいい、認め合う空間を作り出すことはしたいと思いました。やれそうなことは、ペアで行う、1分間スピーキングですね。think- pair- shareの流れで少しずつできるかもしれません。風邪薬でぼうっとしてましたので、先生の仰りたいことの何分の1ぐらいしか理解できていなかったかもしれません。また勉強させてください。

投稿: エンゾ | 2014年9月28日 (日) 12時18分

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