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2014年7月 1日 (火)

分詞の前置,後置について

メモ的に書いておく
「分詞が1語なら名詞の前、2語以上の語句なら後ろに置く。」というルールは前者は間違い。分詞が1語でも名詞のうしろにつくことがある。

分詞が名詞の前に前置されるのは、名詞の恒常的、分類的特徴を述べる時である。

分詞が名詞の後に後置されるのは、名詞の一時的状態を述べる時である。
恒常的、分類的状態とは、他の分類と対比されるということだ。
a flying birdなら、「飛ぶ鳥」であり、「飛ばない鳥」と対比され、分類される。a flying birdが、今、飛んでおらず、羽を休めていても何の問題もない。a flying saucerなら、「飛ぶ円盤」で「飛ばない円盤」と対比される。「今飛んでいる円盤」の意味ではない。飛ぶ円盤が今地上に降りていてもなんの問題もない。a barking dogは「(よく)吠える犬」であり、「吠えない犬」と対比分類される。a barking dogがたまたま今吠えていなくてもなんの問題もない。a working womanなら「働く女性」であり「今働いている女性」ではない。the used textbookなら「中古の・使い古しの教科書」であり、新品の教科書と対比される。the used textbookが今使われていなくても何の問題もない。
ただし、一度、文脈上で示され、次に出てきたときは、the +ing+名詞の形で、「今〜している○○」の意味が容認される。(Quirk et al 参照)
過去分詞で自動詞の場合、場所・状態の変化を表す自動詞に限られる。意味は「〜してしまった○○」となる。
an escaped prisoner, fallen leaves, a frozen lake,
他動詞の場合は、動作動詞と状態動詞がある。動作動詞は「〜された」状態動詞は「〜されている」と訳していく
(動作動詞)stolen money, spoken English , closed shop
(状態動詞)a well-known writer
分詞が副詞語句や目的語を伴う場合には、常に名詞のあとに置かれる。この場合、名詞の「一時的状態」を示す。
The man ( woking behind the desk ) is John.
机のかげで働いている人はジョンだ。
Judy had a small box ( containing jewels).
ジュディは宝石が入っている小さな箱を持っていた。
上の文は、動作動詞を ingにしており、which was working…と進行形で書き換えられる。下の文は状態動詞をingにしており、which contained …と進行形に書き換えることはできない。
参考 現代英文法講義

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