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2013年11月22日 (金)

131122 デュアルスコープ第5版はかなりいい!

文法の参考書、各社揃いました。中でもデュアルスコープ改訂5版(2014 1月刊行)ものすごくいいです。他社さんのものよりすっと頭の中に入ってきます。

参考書を書く方は当然文法のエクスパート。ここでは差はありません。大事なのは伝える力。デュアルスコープ改訂5版では、きちんと文法形式が持つ機能の概要、なぜ使うかを冒頭に持ってきてます。それも分かりやすくイメージがわく言葉で述べられています。概要から具体に説明がなされているため非常に分かりやすい。また、基本と専門的内容を別にして書いているからそれもわかりやすさに通じています。

生徒は一度に情報を与えられても消化しきれません。大事なコアの部分をまず定着させる。専門的な部分はあとあと教えればいいんです。そういう意味では必要にして最小限の説明を心がけることが大事。禅の世界にも通じます。余計な部分をそぎ落としたクリアな説明が重要。デュアルスコープ改訂5版ではそれにまずまず成功しています。

それを支えるエディトリアルデザインもGood。僕であればまた違うフォントを使うかもしれませんが、現時点で出てきているものの中では非常にバランスがいいんです。数研さんはかなりがんばったと思います! ^_^ これなら読めます。

もし1年生を担当できるなら、デュアルスコープとユメブンか、5 stage 英文法完成あたりがあればいいかな。あ、5stageも数研さんだなあ。


今の英語表現の教科書は文法がメインのようになってますが、英文の意見の述べ方についてのロジック、結束性の確保に特化した練習問題を多く載せた方がよいのになあと思います。僕なら英語表現は英作やスピーキングに特化したことをやりたいですね。

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2013年11月19日 (火)

131119 Today's Goalについて

2004年の文科省のカナダ研修で現地のベテラン教員がしていたのは何をいつまでにどれだけやるか生徒に先に伝えることでした。彼らはそれをassessmentと呼んでいました。当時書いたものが見つかりましたのでアップします。 

英文は2004年当時のままです。間違いもあり、冷や汗ものですが、当時は夢中で書いてました。ご容赦ください。 

3) Class Observations Good Chance to Learn Some Philosophies for Language Learning-

     At Queen Elizabeth Secondary School and Princess Margaret Secondary School, we could observe many classes and learn about some ways of class management and some useful tips to do CL activities.

    

Students must be center of learning.

Instructions should be as concrete and clear as possible.

If you set some tasks, you should tell your students the time for the work is limited.

You should explain to them what they have to do before you break class into groups.

You should let your students learn some useful strategies to accomplish the task.

You should give your students the tasks they can finish only if they use certain kind of strategies or expressions.

Give your students pre-tasks to make the main tasks easier.

You should show your students goals and ways of assessment of todays class.

The basic rules for Cooperative learning are ; Students sit face to face. Every student
have his/her own job. Group members have to cooperate each other to finish the given tasks.
Only one person should not dominate the group too much.

8 to 1 rule; You should give your students eight affirmative statements if you give them one negative statement. It is important to make good rapport with your students.

The jobs of teacher are; to show goal and assessment of activities , to teach them some knowledge, to show them some strategies, to let them display what they learned, to organize
activities, to facilitate them accomplish their tasks, to encourage them by giving them affirmative statements, to make them do something repeatedly, to evaluate them appropriately

The basic idea for pair work is Think-Pair-Share.

Reading and Writing help your students improve their speaking ability.

Encourage them to read as many books as possible that are written in easy English.

Use English comprehensible for your students in your class.


今見てみるとできてないこともあります。改めて反省するしかありません。特に授業では生徒にはきびしいコメントをかなり言っております。よくは思われてないだろうなあ。でも彼らには自分がやりたいことをやって欲しいのです。多くの生徒がくやし涙をながすのを見てきました。やりたいこと、行きたい大学について妥協して欲しくない。その一心でやっております。

上記に今読み返してみてもToday's Goalを生徒と共有することだけでなく大切なことが書いてあります。国と県の経費で行かせていただきましたカナダ研修ですからこのブログでも公開させていただきます。

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131119 文法の参考書について

高校生はほとんど文法の参考書を読んでくれないと桐原書店の方が嘆いていました。これは僕も感じてます。だって僕が見たってあまり頭に入ってこず、面白くないんですもの。少なくとも、積極的に読みたいと思わせることには失敗しています。

文法参考書への不満。文法がこうだから覚えろと羅列してあるのは読むのがきつい。「どのような機能があるのか、言いたいことをどの形で言えるのか」これが知りたいこと。人の気持ちに寄り添うものでないと読んでもらえません。

また、うるおいがない魚の骨のような例文の羅列では興味をひけません。参考書の性質上まじめになるのはしょうがないと思いますが、おもしろみにかける一つの要因。

解説は解説で、なぜそういう語順なのか形なのか他の形と何が違うかどんな風に使うのかが分かりやすくシンプルに説明されてない。イメージの伝え方がいまひとつなんです。学校で与えられた文法の参考書は頭に入りにくいため、まず予備校の先生の本を読んだりする。一度何が重要かフィルターを通さないと参考書を読まない、読めないという馬鹿馬鹿しい事態になっています。

文法書が知的エンターテイメント寄りでだめな理由は一つもないんです。そういうものが一冊あってもいい。読まれない本ほど悲しいものはないなあと思うのです。

たとえば、関係詞の制限用法は、多くの似たようなもの・人から「これ!この人!」とぎゅぎゅぎゅっと絞り込んで特定する用法。非制限用法は、絞り込む必要のないものや人(もともと1つしかない固有名詞などが多い)について、相手が知らないだろう新情報を追加して教えてあげる用法。(背景知識を付加するか、連続した行動を示すことが多い)こう書けばなぜそれが使われるか数行でイメージが伝わります。あとはイメージのわくような面白い例文と単語を入れ替えた練習、そして文脈の中でどう使うかのタスクがあればいいんですね。


こういう文法参考書が欲しい。なければ自分で自由に書くしかないかと思います。


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2013年11月 7日 (木)

131107- 英語プレゼン

第10回目の化学高校グラコンに理科の先生と生徒達と大阪市立大へ行ってきました。英語でのプレゼンが必要とのことで、プレゼンと英語指導を行いましたが、結果は見事全国2位をとることができました。もちろんこれは「研究主体」の評価です。英語プレゼンはプラスアルファの部分にすぎません(と思います。点数配分はわかりませんので)とはいえ化学の国内学会も来春からオールイングリッシュに移行されるそうです。英語で何をできるようにするか。専門家の間ではもうすでにそれがあたりまえになっています。英語は理解だけではだめな時代がもうすぐそこまで来ているのを実感した大会でした。

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131107- 日本語も英語的発想で書く

日本語で書くと論の展開がこんがらがることが自分はよくある。そんなときは英語のパラグラフの展開のしかたにしたがって日本語を書くようにしている。
1パラグラフ1メッセージは日本語でも守るようにしているし、主張ー理由ー具体例ー再主張の展開もなるべく守るようにしている。
さらに、日本語は1文にいろいろなメッセージをつめこむけど、英語はそうじゃない。日本人はどうも具体的なものをぐっと圧縮した「一般化、抽象化」がものすごく不得意ではないだろうかと思います。「私の友人は愉快で頭がよい」日本人だとこう書きます。でも英語的発想では、次のように抽象と具体にブレークダウンします。(抽象)では1つのメッセージしか原則含めてはだめです。
 (抽象)私の友人は愉快だ
   具体例 いつもジョークばかり言う。
   具体例 おもしろいことをいつもやろうとしている。
 (抽象)私の友人は頭がよい
   具体例 ぱっと面白いことをおもいついて言える。
   具体例 人が考えつかないことを思いつく
英語思考法は英作分するとき日本語の部分でつまづいている生徒に教えたい考え方です。
生徒に教えたいパラグラフ展開例はもうひとつあります。説明描写パターンです。中高生にとっては、説明描写パターンも
書く機会が多いと思われるのでこれも書き方を書いておきます。お好み焼きを例にとると、お好み焼きとは何か簡単に説明します
①定義(属しているグループ{たべもの、衣服...}
②形、いろ、におい、サイズ
③他の文化にもあるものにたとえる
④材料、原料について説明
  ①〜④の中から適宜選択
これだけだとつまらないので、次にお好み焼きについての
⑤日本社会における文化的立場を書きます。
  ・どれほど人気があるかとか
  ・いつだれと食べるかなど
  ・日本人に与えている影響とか
(例えば気の置けない友達や家族ととわいわい言いながら食べるものだとか)
まとめると「ずばりそのものについての説明→それにまつわる情報の説明(うんちく)」がいいと思います。

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