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2013年3月15日 (金)

0475- 130315 読解における音読の意味

同僚のT先生と話す。T先生は2年生に特別課外を実施している。英文解釈の技術100を使って授業とは別に生徒に教えているのだ。とても熱心な先生だ。

やはり解釈は2年から3年はじめまでがメインかなと思う。よほどやっていなかった場合を除いて3年では解釈の分量は少なくすることになる。あとは段落の要旨をとる読み方に移行していかねばならないからだ。
東京の医療系大学に入った生徒が言ってくれたのが、段落の要旨をとる授業はものすごく役に立ったこと、試験では自信を持って答えられたとのことだった。うれしい言葉です。東北のある大学に入ったある生徒は紹介したビジュアル英文解釈を理解したあと、音読をひたすら続けた。これが効いたと言っていた。
程度の差こそあれ、解釈→音読で語い、構文を血肉化→すいっと内容が理解できる、読める文を増やしておいて(和訳ではない)→段落要旨をとる練習をメインに。

どうもこの流れでいいみたいだ。段落要旨をとるには、前もって語いと構文把握について障害を取り除かなければいけない。一文を読むのに四苦八苦では要旨どころではなくなる。解釈はできるけど、読むスピードが遅い人は、和訳をしているのではないか。和訳すれば遅くなる。しかも日本語の返り読みを全文行うのでは最悪だ。そうではなく、理解が終わった英文は、くり返し音読することで、すらっと前から意味がとれるようにしてしまうのだ。(和訳ではないですよ。あくまで意味です。)解釈がトンネルをほるきつい作業とすると、音読は道路をならして高速に通れるようにする作業だ。英語と訳を近づけていって、しまいには融合させてしまう作業だ。だから速く読めるようになる。よって高校2年生まで大量に音読しなければならない。これで表現が定着し、理解が自動化される。自動的に音声化でき、構文がすらっととれて、意味がぱっとわかる文を大量にストックすると、それに使っていた知的パワーをより高次の処理に使えるようになる。例えば「英文の内容を保持しながら、大事なところとそうでないところをより分けて読む」ができるようになる。どことどの部分が同格、言い換えで、どこが対比で、原因と結果になるのか見抜けるようになる。これが高3でやらねばならぬことだ。

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