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2013年3月 5日 (火)

0469- 130305 東大の問題は技能中心へ移行か

  東大の読解問題がものすごく易しくなってますね。第一問の要約からして楽勝でしょう。リーディングではもはや差はあまりつかないかも。難しい構文がなんたらという世の中でなくなっているのかなあと思います。解釈本は高2まで2冊で十分で、あとは語いを覚えたり、教科書を音読しながら暗唱したり、リスニング(ディクテーション)の練習をしたり、段落の要旨をとったり、ライティングなどに時間をとればよいかなと思います。単なる和訳というより、技能練習の重要度がますますあがってきていますね。英作文も基本的なもの。練習さえしていれば短時間で切り抜けられます。単なる理解の枠組みを超えて、発信力のアップを求めている良問であるのがわかりますね。学習と違い学問は新たな価値を生み出し、それを他者に伝えることから始まります。インプットが目的でなく、アウトプットが目的。どんどん海外に優秀な生徒を送り出し、語学力を高めようとしている東大。その試みはすばらしいと思います。大学が変わろうとすれば今後も入試は変わっていくでしょう。


これが高校の授業に与える影響ですが、小さくはないでしょう。特に東大を目指す生徒が多い高校では各レッスンの最後に必ず自分の考えを書いたりスピーキングの時間をとってあげたいところです。また、東大ではありませんが、東北大では英語で要旨を書くことを求めてきていますのでまずは日本語で要旨をおさえる練習、それをまとめて英語で発信する練習が高校1年より必要になるでしょう。まずは簡単なレベルから。英文法の指導は、4拓の問題や穴埋めの問題でフィニッシュさせるのではなく、どんどん文レベルのものを言わせたり、書かせたり、作文でフィニッシュすることを求められるでしょう。

また、3学年のどの段階でどの技能のどのレベルを求めるのか、Can-doの役割(教材の配列と達成目標、練習方法を決める)が重要度を増しそうです。リスニングですが、単語帳でも、英文解釈集でも、教科書でも、週末課題の長文であっても、CDは必須になりますね。リスニングの基本指導は教科書の指導の中に実は組み込めます。手順は前のエントリをご覧下さい。

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