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2012年12月30日 (日)

0467- 121230 学力テストって。

学力テスト? 
僕の提案は学力テストの一部の問題を固定してしまおうというものです。理由は3つあります。
1つめの狙い
 1つめはその時期ごとにマスターしていてほしい、ある語いや読解の技能を使って解いて欲しい問題を組み込んで置くことによって、「この問題がこの時期にできていると、○○の大学に入っている。」と生徒に指導しやすくなる点です。
2つめの狙い
 2つめの目的は逆に学力テストで達成すべきゴールを設定してしまうことによって、どの教師であっても、その問題群(複数の問題かもしれないのでこう呼びます)の点数をとらせるために逆算して授業を計画することもできるようになる点です。これは従来の模試に頼るよりよい方法だと思うのです。
3つめの狙い
 またどの時期にどのような読解の技能(作文なども含めて)を達成してもらうかということを教師団で話しあわねばならなくなります。これって結局、Can-do リストを作ることと同じなんですね。
 「課題テスト」は単語帳、文法、構文など一定の範囲を示して勉強させるものです。したがってほとんどの場合、定期考査と同じように、テキストと同じ問題が出されます。一方本来の意味での「学力テスト」は、その時期までに到達しておいてほしい学力が身についているかどうかを、初見の問題で出すことが多いように思われます。もちろんその「中間の働き」をもつテストを実施している学校も多いと思います。
 課題テストについてはその働きをおとしめるつもりはないですが、問題点もあります。それは1年間、3年間を見通したテストにはなりがたいこと。もちろん1年間の計画表があって、その中でその時期にやるべきことをテストで出しているのはわかるのですが、読解や、作文についてはそういう視点がどうも欠きがちです。その視点を補うためにも、本来の学力テストの視点をも持つ、中間型を目指すべきだと思います。
 学力テストの一部例えば長文が2題あるとして、1題を「固定問題」で出すことのメリットはいくつかあります。
 1つめ。 省力化。一度作ってしまえば楽。
 2つめ。 教員が異動になり新しい教員が来ても同じ視点を持つことができる。
 3つめ。 同じ問題だからどこでつまづいているか学年間比較がしやすい。
 問題漏洩にもそなえて、固定といっても、A問題、B問題と2題用意しておけばいいかなと思います。それも一遍に2題作る必要はありません。ある学年でA問題をだ作成したら、次の学年でBを用意すればいいのかと思います。
 作成については語いレベルの問題もあるでしょう。
 該当の語いレベル以上は語注をつける。
 レベルは英検を利用するのが楽です。
 1年夏 準2級易
 1年冬 準2級中
 2年春 準2級難
 2年夏 2級易
 2年冬 2級中
 3年春 2級難
 3年夏 準1級易
 3年秋 準1級中
 英文解釈の指導については2年生までにやっておくとあとが楽になります。
 最後に長文読解においての問題作成上の視点をいくつか書いておきたいと思います。
 1)下線部訳の直前直後に必ず言い換え表現のあるものを選ぶ。下線部内に少々わからない表現が出てきていても、大筋で意味をつかめるか見るため。
 2)下線部訳には、andがつなぐ範囲を取り違えると意味をなさなくなる問題を入れておく。普段からandがつなぐものや、句、節などを意識するようにさせる。
 3)未知語類推問題、穴埋め問題、下線部説明問題は「言い換えー逆接ー原因・結果の論理構造」「代名詞」「時系列」などの視点を持てば明確に解ける問題にする。普段、意図的な練習をしておけば解ける問題にする。

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