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2012年7月31日 (火)

0437- 120731 コウビルド英英辞典のアプリ導入

iphoneに、コウビルド英英辞典を入れた。これが1000円は安い。辞書を読むのも好きな私としては、コウビルドはロングマン以上に使える辞書(^_^)。英英での調べ物は、ロングマンとコウビルドと、Merriam Webster Learner's dictionary http://www.learnersdictionary.com/ あたりが使える。それにしても単語長押しでウィズダム英和、和英にジャンプできる機能は便利すぎる。読んだらボタンひとつですぐにコウビルドに戻れる。ストレス無し!!すばらしい。物書堂さん、ありがとう。そしてお願い。できれば私の好きな辞書、「アンカーコズミカ英和辞典」「オーレックス英和辞典」と、語源がわかりやすく載っている「英語イメージ活用辞典」をアプリにしてほしいのです。無理かな〜。でもアプリ化する価値はものすごくある辞典です。3冊とも。

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2012年7月28日 (土)

0436- 120728 感想「パラグラフ・ライティング指導入門について」

can-do statementsと英語指導について他校の先生方に8月8日話すことになっているのだが、あらためて、エッセイライティングの指導について勉強し直している。おそらく、SpeakingやWritingについて触れていくことになると思うが、Writingにせよ、Speakingにせよ、その下位技能、下位のcan-do リストはかなりかぶる部分があると思うのだ。今読んでいる本は2冊。大井恭子先生、田畑光義先生、松井孝志先生の「パラグラフ・ライティング指導入門」と河野弥彦先生の「英語ライティングの成功法則」である。

感想としては2冊とも買ってものすごく得をした。なんで今まで買わなかったのか。買わない英語教師は絶対に損をしているとまで言える。(この4人のうち、松井先生にだけはお会いしている。と言ってもこちらは受講生、松井先生は講師の立場だから私のことは知るよしもないのだが。)

Speakingやエッセイライティングの分野は結構先生方が敬遠している分野である。ライティングは入試に出ているので、指導されている先生方も多いと思うが、ひょっとして学校専売の教科書の模範解答に頼っているだけのパターンも多いのではないかと思う。あるいはTopic SentenceとSupport Sentenceの書き方は指導はしても、どういうTopic Sentenceは良いのか、どういう展開パターンが良いのか、どのように一貫性や結束性を確保した文を書かせるか系統だった指導をして、それをSpeaking指導まで役立てているかたは少ないのではないだろうか。

エッセイライティングの指導は実は、読解問題を解くのにもものすごく役に立つ。つっこんだTopic Sentenceの指導はセンター入試の第6問の読解問題に、結束性の指導は特に東大入試の読解問題にも役に立つだろう。

Speakingも、西巌浩先生のワードカウンターというワザがあるが、やはり、エッセイライティングの指導を通し、fluencyだけでなく、Accuracyも高めておきたいところだ。Argumentationタイプの英文が書ければ、Speakingには大きなサポートとなる。東大あたりは、2013年あたりからのGLPの導入し、300人を海外派遣したり、TOEFL100点以上を目指しているとのことだから、そう遠くない将来、本気で入試にSpeakingを入れたりしてくるのではないか。

するとかなり日本の英語教育がかわる可能性が出てくる。大変だけれどもおもしろい。

さてまだ全部読み切ってないのだが、面白かった点をここで述べておこう。

「パラグラフ・ライティング指導入門」のほうは、「つなぎ言葉を前もって提示することで、逆に生徒の思考が深まる」という点である。I think.... because..... For example Alsoなどを提示することで逆に生徒は何をどの順に書けばよいかの大ヒントをもらったことになる。これはつまり「型」の指導である。生徒に好きなように書けと言っても書けないのは、ひとつにはそれを英語で表現できないからであるが、あと2つ大きな問題は論旨の展開パターンの知識がないことと、一貫性、結束性についてあまりよく知らないという問題である。型が提示されれば、論旨の展開パターンは分かるかもしれない。ただ、型が分かっていても、書かれた英文に一貫性、結束性の点で問題が生じることも少なくない。ミスのパターン化をし、望ましくない展開と、望ましい展開、両方示してあげる必要がありそうだ。

Can-doのグレード設定においては、最初のグレードの方では 主張と理由といったシンプルな型とシンプルなサポートセンテンスで書けるかがポイントになる。それから徐々に型のバリエーションを増やすことと、サポートの仕方のバリエーションを増やすことで Can-doのグレードがあがることになるだろう。この点、この本は理論的な紹介だけでなく、かなり多くのスペースを英文サンプルとタスクの紹介に割いてくれているので極めてわかりやすい。

「英語ライティングの成功法則」の方は、より実践的である。演習問題が豊富に用意されている。どのようなタスクを生徒に課せばいいのか、どのようなテスト問題を作ればいいのか、こちらも一目瞭然である。と思ったら、参考文献に「パラグラフ・ライティング指導入門」が載っていた。(^_^)

欲を言えば、 この4人で読解における Reading Power のような存在の、中高生向けのエッセイライティングの演習本を出してもらえればなあと思う。すごく良い本ができると思う。


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2012年7月14日 (土)

0435- 120714 Speaking & Writingを促す教科書の使い方について

最近自分の周りでは(Facebookのおともだちをふくめ) Speaking, Writingをテーマにする人が多い。Readingや語い指導と違い、案外見過ごされてきたテーマだ。今回はSpeakingやWriting を促す装置としての教科書はどうあるべきか、どう使うべきかという点について簡単に話したい。

まず、大原則から話せば,コミュニケーションの原点は「個人」である。よって、「個から世界へ」の順番で教科書が編集されているかが最も重要になる。なぜなら、自己表現する場合、最もしやすいのは自分自身の話だからだ。そこから、順をおって、「家族、地域社会、2項対立的な価値観を問う問題、日本の文化などの紹介、世界の諸問題についての論理的な意見と発展していくのが最も自然で理にかなっていると思う。

トピックの選定については、SpeakingやWritingするのであれば、話したい、書きたい動機を作り出すことも大事なので、トピックの選定が極めて重要になる。できれば、意見が分かれやすいものを設定すればよい。例えばディベート甲子園のテーマなどは非常に参考になる。そのひとつに「野生動物が幸せか、動物園の動物が幸せか」があり、このテーマで実際に英文を書かせてみた。

さらに言えば、コミュニケーションであるならば、話す相手、書く相手を指導者側が作り出す必要がある。何も生徒を外国に連れて行く必要はない。友人を話しをする相手、自分の書いたものの読者にするしかけを作ってあげればよいのだ。前述した「野生動物が幸せか、動物園の動物が幸せか」であれば、ピアライティングの手法を使い、First Draftをとなり同士で交換させて読ませ、コメントを書かせた。人を入れ替えこれを10人ほど繰り返す。すると、書き手に分かりやすく、アピールする書き方というものを学ぶことができる。教師は机間巡視などして、いくつかの英文を見た後、生徒の表現や構成についてよいところを発表させ、クラスで共有させる。また、典型的な表現のミス,についも言及する。生徒は教師の指摘や、友人に指摘されたところ、それから友人の英文表現や構成でまねたいところを 2nd Draftに盛り込んで書き直していく。これを提出させて 教師がコメントを付け、Final Draftを書かせる。これを元にキーワードや絵をもとにプレゼンさせればspeaking活動になり、生徒にメモをとらせ、「どんなことを言っていたかレポートして」と言えばこれまたListening& speaking活動につなげられる。

書かせる英文はもちろん、使わせる文法や、書き方のスタイルといったことを教える目的もあるので、内容面とともにそれを練習させた上で書かせたい。「好きに書きなさい」では身につくものも少ない。やはり言語形式についても指導者側のねらいが重要だ。書くという作業は Speakingにおいては Accuracyを高めてくれる。実は文法学習も、最終段階でWritingに持っていくことでやはり表現のAccuracyを高めてくるのに役立つのだ。理解させ、単語を入れ替えてどんどん文を作らせる。その際、「なんなく」とか「いのちがけで」などの英文にするのが難しいが日常よく使う(和文和訳しないといけない)表現も盛り込んでおき、一緒に「表現」も教えてしまう。そしてファイナルステップで自己表現させればよい。仮定法であれば、「もし隣に座っている女の子が僕の彼女ならサイコーなのに」とか(笑)このあたりは灘の木村先生などの実践なども大いに参考にしています。また意見の述べ方にも英語は一定の型があるので、型の指導が先決であると思う。自己表現とは、相手に自分のもつ情報や考えをわかりやすく伝えるのが最優先なので、文法にせよ、意見の述べ方にせよ一定の型を学ばせることが重要になるのだ。

また教科書を使った活動の最後にレシテーション活動(プレゼンテーション活動)を持ってくることも、英文のAccuracyを高めるためには非常に役に立つし、fluencyも同時に鍛えてくる。レシテーションとはKey Words や写真、絵をもとに英文内容を復元する活動である。暗唱とは違う。生徒に一字一句間違えないで言えと指示すると、生徒の意識は形式に向かってしまう。これはこれで意味はあるが、コミュケーション活動とはいえないかもしれない。内容に意識を向かせるためには、「教科書の英文の通りでなくてかまわないよ」という一言が重要になる。一種のプレゼンテーション活動にしてしまう。プレゼンなのだから、「話す声の大きさ、スピード、むずかしすぎる語いを使わないこと、アイコンコンタクトなどにも注意せよ。」という指示が生徒にすっと入る。もっともこれらすべてをまず教師がモデルとしてデモンストレーションすることにより、生徒に明確に達成目標を示さねばならない。さらにレシテーションという発表活動を行う動機を与えたければ、生徒たち自身に評価コメント(あたたかいコメント)を書かせて、本人に渡せばよい。友人の「すげーな」という一言は教師の100回のはげましに勝ると思う。

文法や表現のインプット。こうした一連のしかけのはてに表現活動があることを忘れるべきではないだろう。「しこみ」が大事なのは教育も同じであると思う。

さて、教科書の話しに戻る。表現活動は個から世界へと順次拡大させるほうがいいと述べた。これから選ぶ場合は別として、すでに選んだ教科書がそうなっていない場合、支障のない範囲で入れ替える、また、新たなレッスンを付け加えるという作業をすべきだ。教科書はレディメイドであり、オーダーメイドではないのだということは強く意識したほうがよい。教員は教科書の配列の奴隷になるべきではない。参考にはするが、「自分たちのやりたいこと」「生徒に達成して欲しいこと」とあわないなら、変更、削除、追加はあっていいのだ。カナダで出会ったすばらしい教師達は、自分が行いたいコースの順番に従って適宜教材をコピーしながら使っている人も多かった。教師は教科書について、もう少しエゴイスティックになって良いのだ。

コミュニケーション英語と、英語表現だが、今のようにすれば、何もべつべつにやる必要はなくなる。コミュニケーション英語の教科書のテーマに連動した形でたとえば動物や環境のレッスンのあとに「野生動物が幸せか、動物園の動物が幸せか」などのテーマで書かせる活動を組み込むことが可能になる。生徒にとって英語表現のテキストは「使える英語表現集」になりうる。表現活動させる場合、英語表現のテキストの○ページを開きなさい。といって、学習させてから、表現活動をさせることも可能だ。教科書は何も1ページ目から順番に使う必要はないのだ。したがって英語表現のテキストを出されている業者さんは多少テキストが厚くなってもよいので、自己表現に使える表現を(巻末の部分でもよいので)ばんばん入れ込んで欲しい。さらに言うならば、どうせなら、コミュニケーション英語でやらせたいテーマと英語表現のテーマの配列に関連性があれば、最強だなと思う。同じ筆者が書くことはもちろん難しい。でも連携はできるのではないかと思う。そういうテキストがあってよいと思う。

8月に県内某所で 新指導要領における英語授業と、Can-doリストと普段の授業のタスクについてというテーマでお話をさせていただく予定です。楽しみ。

p.s. シーナアイエンガー教授の「選択の科学」によれば、動物園の動物のほうがはるかに短命とのこと。自分で様々なことを選択できる自由を奪われると、いらいらを示す行動を動物は取り出すとのこと。

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2012年7月 8日 (日)

0434- 120709 「采配」を読んで

今更ながら、落合さんの「采配」を読んでいる。目からうろこがおちまくり。感動のしまくりです。とても大事なことがさらりと書いてあります。

例えば、心技体の順ではなく、体技心の順に大事になる点。まずは戦い抜ける最低限の体力があること。これはわかります。4〜6月は本当に苦しかった。社会でやっていくには一にも二にも体力なんだなあ。体のメンテナンスをする。体を鍛えることはものすごく大事だと中年になった今、今さらながらに思います。体力がないと気力もわきようがありません。

次に技。これは人に負けないという技というか、分野があれば、自分に自信もでてきます。それを増やしていくことでどんどん心も安定します。だから 技→心の順番。

やっぱり自分ってつまんない授業しているなあ。と思うといてもたってもいられないわけで。心の平安など得られません。それでずいぶんELECとか、セミナーにも通いました。

最後が心であるのはこれまた自分なりに考えると意味があると思うんです。体技心の順番で人は作られていくと思うんですけど。それがそろったとき、心が最も大事になるわけです。

何を心から達成したいと思うのか。落合さんはそれを「野心」と仰っていました。技術の向上自体はいいことだけど、それ自体にはあまり意味がないんですね。生徒がどう変わったか、どう変えたいか強くイメージして、こういう生徒を作り出したいという強い欲望がないとダメなんだなあ。読んでいてそう感じました。

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0433- 120708 知的刺激に満ちた教材

リバース式英文解釈のポイント

同じ構文を単語を入れ替えてどんどん読ませるのですが、変化の量は少なければ少ないほど、「おれってできるじゃん!」と思わせることができます。そのあとは、「じゃ、もう少し、タフなものもやってみる?」と誘うわけです。

結局、促したいのは自学なんです。人から命じられることなしに自分でがんがん進んで行く人間は強いし、難関大にどんどん合格していく。(はっきり言って、高校になるまで待っている必要はなく、中学生であっても勉強を始めることができます。)

そのためには、学ぶためのシステムを示すことが重要です一本の英文を音読暗唱することで読解の基礎、リスニング、スピーキング(作文)、語いの学習ができます。英文解釈の勉強といいながら、4技能を鍛えるわけです。誘い文句は、これやると入試に有利だよ(外発的動機)でいいと思うんです。できたと思える経験を積むことで、最終的には、内発的動機で勉強していってもらいのです。

内発的動機の話しをしましたが、それを後押しするためには、もっと読みたいと思わせるものでないとだめなんだと思います。受験に役立つ参考書、問題集はだいぶ集めてみましたが、10代の若者が本当に読みたいものかというと、違うんですよね。「受験に得をするからこの教材ね。」というのには限界があります。モチベーションが高い状態なら生徒はもちろんやりますけどね。やはり、彼らをひきつける教材で出発し、「できた!」という経験を積ませ、それからじょじょに、でも入試にもでるからこういうのもやってみる?と誘うのがいいんじゃないでしょうか。アインシュタインなんか名言の宝庫ですし、頭のコアに残す価値がある英文、受験のためにトレーニングで使う英文は分けてもいいんじゃないかと思います。

英語学習を使って生徒への知的刺激というのは、やはりマイケルサンデル教授の影響があると思います。Justice 。本当に分かりやすい英語で人生の深い部分を考えさせる授業です。英語授業のなかに知的刺激を入れ、自己表現させる。すごいことですね。でもこれは本当に大事なこと。海外に出て行っても大丈夫な知的にタフな日本人のねっこを作るのに役立ちたい。

それが今の自分の夢です。

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2012年7月 6日 (金)

0432- 120706 リバース方式の英文解釈集を作りたい!ー妄想の巻ー

時間があれば、リバース方式の英文解釈集を作ってみたい。英文解釈の文にはまず覚えさせたい単語熟語をちりばめる。単語と熟語の意味は英文の下に明示。それほど長さは長くないもの。リバースというのは、英文→和訳、和訳→英作文と、逆側からも覚えられるよう工夫すること。小テストや学力テスト、考査でだせるように、同じ構文で単語を入れ替えたものも用意したいなあ。それに使う単語熟語は当然、前に一度でてきたものを使う。最初のほうの単語熟語は中学レベルのものになるでしょうけどね。学力テストや考査は進級テストにしてしまう。検定試験みたいに、級を作れたら最高。英文はできるだけ音読するとき、リエゾンなどがでてくるよう、また強弱のリズムが等間隔に現れるようにしたい。もちろんCDかダウンロード音声つき。音声はポーズつきのものと、ナチュラルスピード、1.5倍速の速度のもの。リスニングにもつなげる。音読暗唱をベースにリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングを総合的に鍛えられるものを作りたいですね。Duo、英語構文150、などに似ているかもと思うかもしれませんが、学校で使えて、同じ構文でいくつものの文を用意してあるもの、逆に作文を意識させるものがなかなかないのが現状。英文の内容も、読んでておもしろいもの、知識が得られるもの、感銘をうけるもの, ユーモアのあるもののほうがいいなあ。iアプリの展開もできそう。と、妄想はふくらんでいくのであった......

例1
Dogs' sense of smell is so acute ... that they can detect the waste products ... of cancer.

[ sense 感覚 ] [smell 匂い] [acute 鋭い] [detect探知する ] [waste products 老廃物] [cancer ガン]

リバース

犬の嗅覚はとても鋭いので ... 老廃物を探知できる ... ガンの(老廃物を)
Do se of sm is so ac .... th th ca de the
wa pr of ca .

小テスト
Women's sense of smell is so acute that you should not come home with scent of another female on you. [scent香り]

例2
Lightning is approximately 54,000 degrees Fahrenheit. That is six times hotter ... than the surface of the sun!

[lightning 雷 ] [ approximatelyおおよそ ] [degree 度] [six times6倍] [surface表面 ]

リバース
雷はおおよそ華氏54000度である。それは6倍熱いのだ ... 太陽の表面よりも。
Li is ap 54000 de Fa . Th is si ti ho ...th the sur of the su .

小テスト
I Can is 100 times more important ... than IQ.

これを作るのなら Filemaker(Mac/ Windows用の簡単に作れるデータベースソフト)でファイルを作るのが最適なんだけどなあ。Filemakerの上位版なら、Filemakerのソフトを持っていない人にも配付はできます。ランタイム版というのですけどね。

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0431- 難関大合格は中学からの学習できまる

中学生への刺激を考える

 残念ながら、私の地域の中学生は、進路意識が高校レベルでとまってしまっている生徒が多いようです。目の前のことしか考えられないのは田舎の学校に通っており情報が少ないのですからしかたないかもしれません。でも、意識の高い生徒は中学から、すでに英検2級をとったり、数学1を始めたりしています。

 生徒の意識の問題だけではありません。構造的な問題があります。地域の中学の先生の話を聞きますと、授業のターゲットは下位、中位の生徒で、上位の生徒への指導はかなりうすいようです。私が中学の頃は課外授業が当たり前のようにありましたが、今ではしていません。授業はやさしく、課外がないのです。上位の生徒が伸びようがありません。

 個人的な意見を言わせてもらえば、難関大に入るというための勉強は中学から始まっています。現在の授業に満足していない上位の生徒にはどんどん上のレベルの数学や英語をやらせるべきです。

 そのためには地元の中学と、基幹校である高校は、学習指導の面においてもゆるやかにつながっているべきだと考えます。(私の勤務校は、地域の中学生数名を高校の夏季課外を受けさせることを始める予定です)

 現在、勤務校に入ってくる新入生はかなりの数の生徒が予習の習慣などはついていません。辞書もまともに引いたことがない生徒も少なくありません。(少なくとも英語は。テキストが簡単なので予習しなくてもすんでしまう場合もありますし、教科書ガイドがでていますから。)勉強は塾で週何回か「教えてもらうもの」という意識がしみついてしまっています。この結果高校に入って、困るのが生徒自身です。勉強の仕方がわからないのです。塾の先生が問題の解法を覚えてくれるわけでも、英単語を覚えてくれるわけでも、解釈のしかたを覚えてくれるわけでもありません。少なくとも大学受験の場合には自学というのがものすごく多くのウェートを占めているのです。高校からこの状態が始まるのではなく、中学時代から始まっていればと思わずにはいられません。当然、高校側も、きちんとしたシラバスを用意しておき、生徒の学力伸長の保証をすべきだと考えます。預かったからには伸ばす義務があります。成績上位の中学生を伸ばす方法を地域の中高でともに考えるべきと考えます。

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2012年7月 5日 (木)

0430- 120704 フレーズリーディング考

長文なのでPDFにしてあります。スラッシュリーディングという言い方でなく、今回はある理由からフレーズリーディングと言い方をかえてあります。実はフレーズリーディングはスラッシュリーディングの弱点を補ってくれます。詳細は次のPDFでどうぞ。

「h24.pdf」をダウンロード

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