« 受験のきびしさ | トップページ | 0423 - 120623 動名詞の意味上の主語 »

2012年6月22日 (金)

0422- 120622 英検の利用について

英語学習の短期的目標を作ろう ー英検の活用

長かった、体の不調がようやくおさまり、なんとか元気がでてきました。周囲の方にご心配をおかけしてしまいました。Facebookでコメントを下さった方、ありがとうございました。


進学校ではあまり英検の指導に力を入れていないところが多いと思います。自分は地域の進学校に勤務していますが、そんな私は今英検にがぜん注目しております。その理由、モチベーションをあげる意味で短中期的な目標を持ちやすいからだ。模試の偏差値をあげることも目標ではあるが、受験の時期によって偏差値はだいぶ上下してしまう。模試によっても偏差値は違ってくる。それに対して、英検は厳密な語いコントロールによって、レベルは一定に保たれているからレベルアップを実感しやすい。

英検は地元の学校などで気軽に受験できるのに加え、年3回チャンスがある。受験のための勉強本も豊富に書店に出ているのでやろうと思った時の敷居が低いのもよい。

Writingの伸びや、Readingのスピードなどは厳密にはGTECを併用しつつ、普段の勉強には英検取得をも意識させ、語い学習、文法学習,リスニング、リーディング,スピーキングなどで生徒のモチベーションアップにつなげるのはるのはありだと思う。授業でやれなければ、希望者に英検の問題集を買わせて、放課後に指導するというのでもよいかもしれないし、希望をとって、自分の学校を1次試験の準会場にしてしまうのもよいかもしれない。(教員の確保は必要)また、全英語教員で2次試験の面接のトレーニングをしてあげる。するとスピーキングの練習をするのが普通になる。部活のからみで受けられない生徒もいるので、授業時間に類問をやらせ、「君は○級合格レベルね。」と承認してあげるのもよいと思う。(校内合格というシステム!定期的に実施し、次の実施日も前もって知らせておく。)

「英語の実力をあげるために英語の勉強をせよ」で終始するのではなく、英語を勉強させる、使わせる目的があった方がよいと思う。ネイティブと交流するために必要とか、目の前の資格試験に合格するため勉強するというのでなければ、EFL環境でモチベーションを保つのは難しいだろう。モチベーションが自力で見いだせない生徒の(こういう生徒が増えてきている)、英語学習のための強力な後押しになるのではないか。(国際的に活躍したい!東大に入りたい!医者になりたい!などの強力なモチベーションがある生徒は別だ)

勉強をするときと違い、生徒は部活動を実に一生懸命やる。これは、仲間とのつながりを得られるということの他に、勝負性があり、かつ自己の伸びを練習を通じて実感できるからだ。自分が伸びることにより周囲から認められ、自己肯定できるのである。もし、練習だけやらせて「相手に勝つ、コンテストで上位に入る」等,上達、伸びを実感できる機会をもうけなければ誰が部活動をやるだろうかと思う。

級ごとに別れた検定試験に受かるかどうかというのも一種の勝負。上達を意識できるチャンス。高校の勉強だけで精一杯。とても英検までは.....という先生方も多いと思うのだが、英語学習のモチベーションで悩まれている高校それも進学校においても、おおいにその役割を見直されてよいと思う。非常にバランスのよい、良質の問題であるのに加えて、2級に受かればセンター試験でもけっこうな得点をとれる。2次試験でも有利になる上、現在ではどの学校でもセンター私大を受ける生徒もかなりの数に上ると思うので、生徒にとってもメリットは十分ある。高校3年の6月までに2級を。(せめて全員準2級レベル達成!)という目標はよいかもしれない。

|

« 受験のきびしさ | トップページ | 0423 - 120623 動名詞の意味上の主語 »

英語指導法」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/36697/45778941

この記事へのトラックバック一覧です: 0422- 120622 英検の利用について:

« 受験のきびしさ | トップページ | 0423 - 120623 動名詞の意味上の主語 »