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2012年2月16日 (木)

0407- 120216 WPMの考え方

一分間に何語読めたか、これがWPMの考え方。昨今 can-do リストが流行っているが、これを使うのは結構難しい。まず、同じ語いレベル、同じ構文レベルのもので、WPMを使うのなら問題がないが、ことなるレベルの読み物で、WPMを比べる場合が難しいのだ。例えば、英検2級レベルの英文で80WPMある場合と、英検3級レベルで80WPMある場合では読解速度は同じと言えるのだろうか。当然違う。つまり速さだけ見ていくと足下をすくわれるのが、WPMなのだ。つまり英文のレベルもセットにしてWPMの目標を設定する必要がある。逆にWPMの伸びを見るには、同レベルの文章を使う必要がある。一番良いのが,語いと構文が厳密にコントロールされた英検の問題集だ。どの書店にもおいてあるから入手しやすいし、比較的値段も手頃だ。おりおりにWPMを計って速読力ついているかどうかは、英検問題集や過去問の文章を読ませるのがよいと考える。

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0406- 120216 伸びる生徒

誰もが追い込まれれば真剣にやらざるを得なくなる。受験の話です。3年の夏は当たり前だけどみな目の色をかえて勉強に取り組んでます。でも、そこから真剣になるんじゃもう遅い。間に合わんのです。受験は最後の最後までのびるとよく言いますよね。それは本当。でも、それはみんな同じ。伸びるのは自分だけじゃない。差を付けられるのは、スタート時期が早い場合。本気になる時期が早ければ早いほど「勝つ」確率は高まる。難関大を狙っている人はそもそも高校1年の春から意識がちがう。高校に入れて満足。と言う人とは考えている次元が違う。

部活動は全国レベルに行くことができる生徒がいます。一方では勉強ではうまくいっていない。パワーがあるのに勉強には使えていない。授業を大切にできていない。もったいないことです。はっきりいって、特別なことをするのでなく、授業でやっていることをきちんと復習してマスターするだけでもかなりの得点はとれるのです。のびないのは、やっていることが中途半端だから。そして考えてないから。部活動は自分なりにどうすれば伸びるか本気になって考えます。でも勉強はそうじゃない。だから伸びない。伸びる人は間違いなく、どうすれば伸びるか情報収集した上で、実践しています。自分をコントロールできているわけです。

伸びる人のもうひとつの特徴は「素直であること、人の話をきちんと聞けること」一見上で書いたことと矛盾しているようですが、ちゃんと納得したら、愚直に頑張る。これは伸びます。おなじ事を聞いてもとらえ方は千差万別です。「そうか。そうやればいいんだ」「あんなことやって何になるの?」学びがおきるのは間違いなく前者です。

何がよいかきちんと考えるということと、素直であるということ(いいものを選び、迷わず努力する)は矛盾しません。両立できます。そして最後の用件が、知的好奇心があるということ。「もっと美しい数学の問題の解き方がないか」「もっといい訳はないか」「どうしてこの世界史の大事件は起こったのか」つきつめて考えようとする態度のある人ほど伸びます。

受験に真剣に取り組むことは、=人生のことを真剣に考えることです。自分が何をしたいのかがわかると、迷いがなくなります。そして迷いのない素直な、そして愚直な勉強をする時間が増えれば増えるほど、知識の構造体ができてきて、勉強がおもしろくなるのです。できること、わかることが増えるのは快感です。したがってもっと勉強するのスパイラルに入ります。


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2012年2月10日 (金)

0405- 122010 英文の覚え方

 英文の暗唱には原則ラウンド制がいいでしょうね。同じ英文をすこしずつやり方を変えて、1ラウンド、2ラウンド、3ラウンドと、複数のラウンドの練習をこなす中で覚えては、それを体の外へはき出していく。これしかないと思います。

 おすすめは、スラッシュごとに英文を再生していく方法。たとえば.....

第一ラウンド(インプット)

場所があります /  
There is a place

私の家族と私にとって愛すべき(場所が)/
very dear to my family and me

家から遠くないところに。
, not far from where we live.

これを音読筆写しながら3〜5回書いて覚えます。最後は顔をあげて言ってみる。

第二ラウンド(アウトプット+ヒントつき)

場所があります /  
T i  a p 

私の家族と私にとって愛すべき(場所が)/
v   d   t  m  f  a  m

家から遠くないところに。
, n  f  f  w  w  l .

ヒントつきだとかなり思い出しやすくなります。
最初の一文字だけ残しておきます。

第三ラウンド(アウトプット+ヒントなし)

場所があります /  

私の家族と私にとって愛すべき(場所が)/


家から遠くないところに。

最後は「白文」を使って言えるか、書けるかどうかチェック。
音が耳によみがえり、英文の映像が脳裏に浮かべば成功。
思い出せなかったらラウンド2に戻ります。そこでもだめならラウンド1に戻ります。そしてまた、ラウンド3をチャレンジ。

*この文であれば、本当に自分にとって愛すべき場所を頭に描きながら、顔をあげて言ってみるといいです。すると、単なる暗記でなく自分のものになります。英文に自分なりの思いや感情を負荷して言ってみること。これが最後の最後にやるべきことです。

このように3ステップを踏めば、結構覚えられます。

ファイナルステップは顔をあげて全文言えるかです。そういう英文が蓄積していくと、あるとき爆発的に話せたり書けたりするものです。蓄積なくしてアウトプットなしです。まとまった量の流れのある英文の暗唱はRLSW全てに効きます。ちなみに思い出す単位は文単位でなく、チャンク(フレーズ)単位の方がいいです。

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2012年2月 8日 (水)

0404- 120208 コクヨ 測量野帳 

http://www.kokuyo-shop.jp/shop/u_page/honne06_2.aspx

100人の測量野帳という企画がありまして、原稿を書かせていただきました。
いろいろな人の測量野帳。100人、100通りの使い方があります。
おもしろい。

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2012年2月 6日 (月)

0403- 120206 ユメブン1について

すばらしい本を作って下さって、木村先生、石崎先生には感謝します。

まず、例文がものすごく言いやすいです。きちんと英語の強弱のリズムを考えられて作られているので、非常に音読していて気持ちがいいのです。これはポイントが高いですね。私自身スピーチの指導をしたりすることもあるのですが、経験上、音読していて強弱のリズムが心地よい文はたいていよい文です。「入試にでている文しか使わない」という呪縛を断ち切れば、意味的にもおもしろく、音読的にもよい、もっと使い勝手のあるよい文で練習できるわけです。

次に、1文で終わる文脈なしのトレーニングにはなっていない点がすばらしいと思います。きちんと2文、あるいは接続詞でつないで文脈を作り出しています。2文あれば文脈はできますので、どんな場面で使うか、1文の時より格段にイメージできます。つまり、使える形で提示されていると言えます。他の文法問題集では残念ながら文脈から切り離された、ぶつぎりの1文のみしかありません。私も自分のブログに「2文主義で行こう」というエントリーを書いてますが、(暗唱)例文で文脈を生み出している点で大いに共感できます。できればターゲットとしないもう一文の方には、既習事項が埋め込まれていれば最高です。(そうされているかもしれません。)

三点目にすばらしいのは、現在わかっている文法、語法の最新の知見が限られた原稿スペース中できちんと示されていること。「理解」の部分をきちんとおさえています。

もっとも、授業をきちんと受けて、理解した方がやはり近道。本の説明は授業の補足程度に考え、授業→トレーニング(ユメブン1等)という道筋は崩さないことが大事だと思います。もっとも授業も結局「変化のあるくりかえし」で、同じ項目を別の問題形式でくりかえしトレーニングしたほうがいいのですけどね。


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