0396- 120109 達セミ いわきにて
4年半ぶりにいわきでの達セミに参加しました。谷口先生はあいかわらずお元気でした。谷口先生あっての達セミ。本当にありがとうございます。セミナーに行き始めたのも達セミがきっかけ。僕の原点でもあります。震災復興シリーズの最後はいわきで。本当にありがとうございました。
セミナーでは松本涼一先生と再会できたのもよかった。思わず二人で再会を喜びあってしまいました。東京で無事家族の方と過ごしていらっしゃるとのことでほっとしました。現在埼玉で教鞭をとっておられるとのこと。(いつもブログを見てますので久しぶりに会った気がしませんねとおっしゃっていただきました)松本先生は福島の宝。いつの日かいわきの方にこられるといいですね。ぜひお待ちしています。
泉中の元木先生は、よどみない見事なプレゼン、授業。一つの教材の使い回し方法など学ぶことも多かったです。迷いのない授業というのは気持ちいいものがあります。スティーブジョブズのプレゼンなども研究されているようです。いい授業です。すばらしい。
最後になんといっても木村秀子先生、震災でもっとも大変な地区の中学の校長先生ですが、英語教育にかける情熱は僕など足下にも及びません。穏やかな外見の中にはすごく熱い魂があります。木村先生の校長塾、達セミ参加者へのメッセージは確かに僕たちの心に届きました。なんのために教師をするか、本当に大切で明日から頑張ろうというエネルギーをもらいました。ありがとうございました。
セミナーのあとはラスタンツアで恒例の食事会。(飲み会とも言う)セミナー会場では得られないこともいっぱいあります。何気ない一言から、「ああ同じ思いだな」と気づいたり、「あの人と知り合いだったの?」 なんて発見が一杯。講師の方もリラックスしていますから、いろいろな話が聞けますからセミナーと同等ぐらい大事ですね。いろいろなセミナーがありますけれど、食事会(飲み会)を大事にしているところは人のつながりが濃くなると思います。これがあるから達セミはいいなあ。ね、谷口先生。
最後に木村先生の言葉をシェアしたいと思います。
木村秀子先生語録
0)一人でも生徒がいる限り全力を尽くすこと。
1)日本人の精神性の高さを誇りに思おう。
2)日本のよさを発信したい!という子を育てたい!
3)「言語活動していては受験に受からない」というのはその活動にミスがある。
4)楽しい苦しさがたくさんある授業、いたいけれどコリがとれる授業を目指そう。
5)3つのC Chance, Challenge, Change チャンスがあったらまずやってみよう。恥をかいてもいいじゃない。やれば自分が変われます。
5)退職は間近だけれど、死ぬまで人生成長しつづける。勉強し続ける。
海外に日本のことを伝える仕事をしてみたい。
英語をもう一度学び直したい方に、英語をゆったり教えたい。スローフードならぬ、スローイングリッシュラーニングがあっていい。
特に0)は津波の被害にあった中学の校長先生としての覚悟を述べたもの。これを同校の先生方全員と確認しあったそうです。4月に学校が再開して、他の学校に間借りしならが始まった授業。それでも戻ってきてくれた生徒のために「戻ってよかったと言われる最高の授業を届けよう」が先生方との合い言葉になったとのことです。
よさを伝えきれないのがもどかしいですが、本当にすばらしいお話で、パワーをたくさんたくさんもらいました。参加してよかったなあ。得して帰ってきた1月9日でした。
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コメント
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谷口先生、お疲れ様でした。先生がまいた種は、いろいろなところで芽を出しているようです。自分もその芽になれればいいなと思っています。
投稿: blue_enzo | 2012年1月10日 (火) 23時37分
昨日のセミナー、お疲れ様でした。
北は北海道の稚内、南は鹿児島や沖縄までの先生方のemotional tieを、18日間かけて、いわきまで運んでこれたことをうれしく思いました。秀子校長の思いと繋がった気もしました。
参加していただき、ありがとうございました。感謝、感謝。次回は発表をお願いします!
投稿: 谷口幸夫 | 2012年1月10日 (火) 10時03分