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2011年12月20日 (火)

0382- 111220  冬の課外の長文語いリストについて

2年生の冬の課外2日目。60分3コマ連続。長文にでてくる単語のプリントは先渡し。ただし、自力で意味をつかんでほしいところ、訳をつくってほしいところの単語はわざとぬいてある。単語の先渡しは語い力の強化になるのと、英文解釈にパワーを振り向けさせるため。中位、下位陣にとってはスキーマを与えておき、英文にとっつきやすくするため。そうすることで長文をほうりなげず、とりあえ手を付けさせることを狙っている。特に下位の生徒は、単語の意味を調べることに数十分かかり、学習が力尽きるくらいなら、リストで覚えさせておいて一気に読ませる方がはるかに建設的。特に、「自分でやっておけ」になりがちの「課題」は単語リストを作って渡す効果は大きい。

単語を調べなくなるという懸念をしめす先生もいるが、それはリスト型の単語帳を使っている時点で同じ。それに単語によって載せる載せないを工夫すればいいのだ。例えば、単語はartificial 人工の というような 自分の生徒にとって既習語であり、訳語がほぼひとつに決まるものはリストに載せて、問答無用に再確認させる。新出語で訳語があまりぶれないものもリストに載せて覚えさせる。一方、既習語にせよ、未習語にせよ、reflect(反射、反映、反省)のような文脈を利用して意味がかちっと決まるものはあえてリストにのせないでおく。それこそ文脈を利用して意味を推測し、その上で辞書をひかせたほうがいい。Many insects can be destroyed by spiders. の destoryの意味なども単語リストに載せず、自力で意味をとらせる。これは「食べられる」という意味になり、「破壊される」ではアウトだ。よってリストに載せるのせるのせないは、英文を読み込んだ上で、教師がセレクトする。もちろん1年1学期の指導は別なものになるが、2年終盤の指導としてはこれがいいと思う。辞書をひかせるものとそうでないものを区別すると効率がよいのだ。効率とは、下位、中位の生徒に間違いなくターゲットの長文を全員に読ませられる確率が上がるという意味だ。あるいは上位の生徒には長文を早く終わらせて、その文別の長文を読んだり、解釈問題に取り組む余裕ができるということだ。

リストの作り方で注意点がひとつ。左側に和訳、右側に英語をのせる。
  例 人工の      artificial

真ん中でプリントを折らせるのだが、すこしずらして、単語の最初の2〜3文字が見えるところでたてに折らせる。

    人工の      art...

これでヒントつきのクイズができあがる。一分間時間をはかり、ペアでどこまで覚えたかチェックさせるのもOK。僕はしあげにクリスクロスをしている。

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