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2011年12月19日 (月)

0381- 111219 生徒をみるということ

様々な研修に出かけるのは、目の前にいる生徒の反応が悪く(寝るのがその典型)悩んでいるからだ。あるいはもっと彼らの夢をかなえてあげたいからに他ならない。(学校より塾が役に立つと言われて悩まない教員はいないだろう)夜中まで起きて教材をわざわざ作るのもそう。どの教員も生徒をよくしたいという思いは強いと思う。この生徒達を伸ばしたい。その一点で自己研鑽を行う。はっきり言って、何も行動しない人より百万倍いいと思う。

どうしたらいいか分からないということは、結局自分なりのあるいは学校としての指導の「型」が存在しないことに全てが起因する。この「型」は当然生徒を3年後どうしたいかという目標のもとに設定される。「型」はさらに何がどの時期に達成されればよいかという 「Can-do list」と、それを達成するための「指導方法」・「評価方法」・「生徒へのフィードバック」へと別れると思う。

研究授業で学ぶ指導方法はこの中の「ある特定の時期の指導法」ということになる。中には3年間ずっと使える技術もあるかもしれないが、「いつごろ、どの指導方法が何を達成するために有効か」ということは考えておかないと、研修を受ける度にメインの指導方法が変わり、生徒が迷惑するという事態になりかねない。よって研修によって得られるものの限界も知っておく必要がある。「生徒のどの技能について、何をいつまでにどれだけ」という目標を自分で考える、あるいは同僚と考える部分が絶対必要なのだ。その上での授業技術なのだ。さらには、かわいい生徒にフィードバックして、力を伸ばしてなんぼなのだ。

非常に役だった研修もあげておこう。英授研(関東支部)の大会はよく筑駒で開かれている。個人的にはたくさん講師がいた中で、久保野雅史先生と太田洋先生のお話、実践がすごく参考になっている。すばらしい講師のすばらしい実践というのは、具体的である。何を大切にしているかという理念をきちんと語ってくれる上に、生徒をうごかすツボを心得ている。(研修を数多く受けていると、必ずロールモデルになるようなはっとするすばらしい講師に出会えるのである←他の講師の方がダメと言っているわけではないので誤解はなきように。ただ内容はいいのにプレゼンテーション=人に伝える力がとても弱い講師がいることも確か。そういう講座は残念ながら全く印象には残らない)このお二方の話を聞けるなら、ぜひ参加した方がよいと思う。

語い指導については岡田順子先生の話がずば抜けてよい。

授業の指導の流れも重要だ。これはICCの授業セミナーが役に立つ。

ELECの講師の方も一流どころがそろっている。受けて後悔する講座はないだろう。

Oral Interactionなら語研のセミナー、予備校系の指導方法が欲しいなら代ゼミが有名だ。

また田尻悟郎先生、中嶋洋一先生、高橋一幸先生、菅正隆先生の話は必聴だ。

このような講座に参加するのは何より自分のためでもある。生徒が寝るような授業ではなく、生徒に力がつく授業を行う。教師になったのは結局そのためだろう。そこがゆれると教師としての存在がゆらいでしまう。

そのためには、研修に参加するのはもちろんだが、目の前にいる生徒の現状がどうなのか、自分が彼らをどのように導いてあげたいのか、それを彼らは受け入れてくれるかが大事になる。結局、あの先生の言っていることならやってみようというのは、生徒とのコミュニケーションの度合いに関わってくる。成績で脅してもやる気はでてこないのだ。本気を見せること。そのためにここまで達成しようとゴールを示すこと。そのためにこの活動をやろうと活動の意義を示すこと。間違いのフィードバックを生徒に返し、完成度を高めさせること。できたらおもいっきりほめてあげること。

自分が行っている研修はそのうちのどれに貢献するのか、という視点を忘れないようにしたい。

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