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2011年9月25日 (日)

0365- 110925 関係形容詞 what

「what little money he hasのwhatは関係形容詞。関係形容詞とは「all the 名詞 SV」という意味になる。whatはmoneyを修飾している。」

上は典型的な関係形容詞の説明なのですが、生徒は今まで学んできた複合関係詞whatと何が違うのかよくわからない可能性が高いと思います。

ではもっとわかる説明の仕方としては...次を提案したいと思います。

<まず既存の知識を確認する>

[what he has]は「彼が持っているもの」という意味である。でも、これでは彼が何をもっているのか、さっぱりわからない。

<補足説明が関係形容詞のキモ>

そこで、whatのとなりに具体的なものの名詞を置いて説明することにした。[ what (money) he has ] これで彼が持っているものが「金」であることがはっきりする。

<中学で学習したこと関連づけ、さらに理解させる>

実はこのような現象は中学英語でもみられる。What do you like? では一体何のジャンルで好きを聞いているのかがわからないが、What color do you like?  What movie do you like? なら具体的になる。このwhatは疑問詞(疑問形容詞)であるが、やはりwhatのうしろに名詞を置くのはwhatの内容を具体化するため。

<関係形容詞は関係代名詞whatの応用にすぎない。>

また、関係形容詞のwhatだから、「すべての〜」となるわけではない。whatにはもともと the thing / the things と「全ての」という意味が含まれている。(the+複数形はグループの構成員全員という意味がある )  what she wantsなら「彼女のほしいすべてのもの」がもともとの意味となる。

よって what money he hasは「彼が持っているすべての金」という意味になる。(「全て」を強調したい場合、all the money he has と表現する) そこにlittle「わずかばかりの」をつけて、what little money he has「彼のなけなしの金」という表現になった。

NextStageでも what he earns という表現が出てくるが、what little money he has  とは関連づけられていない。もったいないと思う。 what money he earnsならより具体化されるというだけなのだ。 what little money he earnsなら「彼がかせぐわずかばかりのすべてのお金」となる。little moneyをとっぱらえば、what he earnsに戻るだけだ。

<関係形容詞と使うのはmoneyだけ?>

このような「具体的名詞を横に置く」ものは、money以外にも使われる。what ability he has
「彼の持つ全ての能力」 等。 what little I know 「わずかばかりの私が知っていること」

「関係形容詞が名詞を修飾」というより、関係代名詞のとなりに名詞が挿入されたのだと考えればもっと理解が楽になる。

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