0342- 110628 日本のリーダー
http://jp.youtube.com/watch?v=myxPETPXkJc
6月17日森まさこ議員の質問がありました。上記のYoutubeの動画は一見の価値ありです。
国の防災基本計画では実際の放射線量をもとにではなく、「放射線拡散予測図」を使って、住民の避難誘導をすることが定められていました。菅総理、海江田氏はそれぞれ対策本部長、副本部長です。しかし、答弁により、法律に定められた「このこと」も知らないことがあきらかになりました。
菅首相、海江田氏は、「拡散予想図が自分のところにあがってこないので知らなかった」と述べます。もちろんこの言い分は通りません。法律によれば、彼らは拡散予想図を使って避難誘導をすべき立場の人だったのです。つまり、「拡散予測図を出しなさい」と命ずる立場でした。もし、初動で住民に示されていれば、余計な被曝をしなくてすんだ人がいるでしょう。法律違反をしていると森議員に追求され、菅首相と海江田経済産業大臣はしどろもどろになっています。
海江田経済産業大臣、高木文科省大臣の答弁は論理的に破綻しています。経産省が指示して原子力保安院に推測図を作らせていたのは事実です。それをなぜ発表しなかったのかと問われて海江田大臣は「官邸にあがってこなかった。存在を知らなかった。」と述べています。しかし自身が管轄する経済産業省の指示で作らせていたのに、知らなかった、官邸には来ていたが自分は知らなかったというのでは論理的に破綻しているでしょう。仮に百歩譲ってそうだとしても、防災対策副委員長として、国の防災基本計画のイロハのイを知らなかったのもお粗末です。またIAEAにも「放射能拡散予想ができなかったのは残念だ」という報告書を提出していましたが、森議員に「予想はとっくにしていたではないか、それを福島県民に伝えなかったのではないか。報告書は故意に誤った言い方をしているのではないか」と指摘されていました。
高木文科省大臣は、答弁の最初では、「現地の放射線量が判明しなかった。はっきりした値が示せなかった」と主張していましたが(当初余裕の表情で笑みもこぼれる)、森議員に、「文科省でも7枚ものかなり正確な拡散予測表を作らせたいたではないか」、防災基本計画ではそれを避難に使うことになっていたではないか、と指摘されて、黙ってしまいました。菅首相からも自分のところにはあがってきていないと言われる状況です。
菅総理は、国の防災基本計画では「スピーディの放射線拡散予測図」を使って、避難誘導をすることが定められていたのにそれをしなかったことを指摘されました。間違いを認めるかと論理的に迫る森議員の質問に対し、的を射た答弁ができてません。あえてはぐらかしているのなら相当なレベルの政治家?だと言えるでしょうが、この答弁内容ではちょっときびしいものがあります。
菅さんにしても、海江田さんにしても、高木さんにしても、本当に心から残念ですが、答弁を聞く限りにおいては、「初動に問題はなかったのか」疑念を抱かせる答弁内容でした。この動画を見て、もうちょっとしっかりしてほしいと思うのは私だけではないはずです。
ただ、森議員ご自身も認めておられることですが、原発における問題は自民党も無縁ではありません。また、自民党が与党であれば、彼女がこのような舌鋒するどい質問をするのを許されたかは疑問が残ります。そうでないことを祈るばかりです。
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