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2011年6月11日 (土)

0335- 110611 分詞構文の位置

よく考えれば、なんで分詞の副詞用法だけを分詞構文と言わねばならないのか。形容詞用法だって、構文なのにね。これは翻訳の問題だそうです。余りよろしくないですよね。

さてVingやVppの位置ですが、
1)文頭 2)Sの直後 3)文尾 に来ます。しかし、いつでもこの3つの位置に自由にこれるのではありません。ここを今回は見ていきましょう。

英語の参考書と誤りとその原因をつく (大修館書店 河上道生)によれば、

He was surprised when he heard the news.
を He was surprised , hearing the news.とするのは間違いだそうです。

原則、起こった順番に述べる必要があるからです
つまり、「聞いた → 驚いた」 の順番です。

したがって、Hearing the news, he was surprised. ならOKとのこと。
あるいは、Onをつければ、文頭でも文尾でもOKとのこと。
On hearing the news, he was surprised○
He was surprised , on hearing the news.○

聞いた→驚いたという語順が正しければ次の文もよさそうに思える。
He , hearing the news, was surprised. 
ところが、人間が代名詞になっている場合、主語の直後に分詞構文が来るのはないことはないが、避けた方がよいのだ。きをつけたい。

分詞構文を使わず、He was surprised to hear the news. あたりが一番自然とのこと。(笑)


次に文Aと文Bのどちらを分詞構文にするかという問題。

He picked up a stone and he threw it at the dog.

この場合、行動の主、従で考えます。ひろったのは、従、投げたのが主と考え、pick upの方を分詞構文にします。Picking up a stone, he threw it at the dog. また、順番的には、pick up→threwなので、 He threw a stone at the dog, picking up a stone.は完全な間違いとなります。 

では、「した状態で、〜しながら」の意味ならばどうでしょう。これは同時を表します。
Wearing his old blue suit, my father stalked into the room.
My father, wearing his old blue suit, stalked into the room.
My father stalked into the room , wearing his old blue suit.
これらは皆OKです。この場合、wearingは付帯状況を表し、stalkedが主になり、stalkedは分詞では表しません。 stalking..とすると、このようなマネはほとんどの人がしないし、不可能にでしょう。(一方が状態動詞であることも判断の理由)

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