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2011年1月 3日 (月)

0310- 110102 譲歩という表現

英語の勉強をしていると、譲歩という言葉にたびたび出会う。しかし譲歩という言葉からくるイメージと、英語の時間で習う、譲歩のイメージは少しずれている。ここで整理しておこう。
譲歩という言葉から受けるイメージの最大公約数は、「譲る」ということだろう。相手に譲るというイメージだ。ところが英語では、「相手に譲るとみせかけて譲らない」のが譲歩表現なのだ。つまりこういうことだ。英語の先生が譲歩という言葉を使うときは,「相手の意見を一部受け入れる(譲歩)とみせかけて、その実,自分の意見を述べていく」ということを意味するのだ。もう少し細かく言うと,相手や世間一般の意見は自分の意見とは原則として相容れないものである。相容れない相手の(反)論を先取りしておいて、しかしそれはちがうんだと、自説を展開するのが譲歩表現の使い方だ。例をあげよう。「文法の細かい説明を重要だと考え,授業で延々説明する先生は多い。しかし、説明ばかりしても生徒は全く聞いてはいない。むしろ、簡単な設問をくり返し解かせる中で気付かせた方がよい。」この中で,しかしの前の部分が譲歩である。自分の意見とは相容れない部分である。
譲歩の副詞節という言い方がある。こちらの方は、「どの場合、手法をとっても、結局結論はかわらない」という意味になる。例としては「Aだろうがなかろうが、…だ」「たとえどんなに〜だろうが…だ」があげられる。「Aの場合があるかもしれないよね。(譲歩)でもね、そうであってもなくても、結局結論はかわらないよ。…だよ」「どんなに〜か、それはわかるよ。(譲歩)でもさ、結局…なんだよね」原則はかわらない。上で述べたとおり,相手や一般論を受け入れるとみせておいて、否定。自分の意見を述べるのだ。

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