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2010年12月 4日 (土)

0303- 101204 関係詞 whatについて

関係詞 whatの理解は、だいたい、接続詞thatとの違いを教え、(whatのうしろは不完全文)、慣用句を教えて終わりになる。ここでは関係詞 whatの慣用句をとりあげたい。

まず必ず生徒に教えるのが、「今の彼」「昔の彼」「20年前の彼」である。
「今の彼」は what he is
「昔の彼」は what he used to be
「20年前の彼は what he was twenty years ago となる。

used to be と、wasの使い分けに関しては、「〜年前」と具体的にピンポイントで述べる場合には過去形のwasを使い、「昔」、とぼかす場合には used to be を使うことが多いようだ。used to ...は過去形と違い,過去を表す語句と一緒に使わなくてよいのだ。(もちろん使ってダメとういことはない)

次のポイントは,what little money he hadあたりか。
He lost [ what he had ]だとなくしたものが本なのか,バッグなのか、お金なのかよくわからない。そこで、whatのうしろに具体的な名詞を付け加えることにした。[ what money he had ]  これで「彼が持っていた金」ということがはっきりした。このように名詞がうしろにつくwhatは関係形容詞と言う。そしてここがミソなのだが、訳としてはなぜか「彼が持っていた金すべて」となるのだ。これにはワケがある。whatを分解すると、the thing that..か the things that...となる。the things と名詞に the とSがつくと、構成メンバー全員というニュアンスになる。(例 the Beatles , the Isonos ) つまり、whatには最初から「すべて」という意味が内包されているのだ。これに littleをつけ、「わずかながら、有り金すべて」という訳ができあがるのである。したがって I will buy him what he wants.とすると、お金がいくらあっても足りないということになりかねない。「ほしがっているもの全部」というニュアンスだからだ。これを避けるためには、I will buy him something he wants. とするか、Iwill buy him what he wants best.とする。ちなみに whatever he wantsの場合,anything that he wantsであり、everything that he wantsではないので、欲しいもの全部という意味ではなく,金額が多い少ないにかかわらず、「欲しいものはどのような種類のものでも(制限なく)」という意味になる。

試験には出ないが重要な表現も取り上げよう。

what it takes to be ..... で、「....の資質」となる。直訳すれば,「...になるのに必要なもの」だ。例えば、what it takes to be a doctorなら「医者としての資質」となる。

また、what .... is all about で、「....の本質」となる。 If you understand what math is all about, you will find it interesting. もし数学の本質を理解すれば,数学がおもしろいと思うだろう。

最後に、something that...と whatのちがいについて。
まだ確定していないことには、whatはつかえないのだ。

There might be something we can do for her. 「彼女のために私たちができることがあるかもしれない」 whatは、the thing that...か、the things that...と 必ず theがついていた。先行詞は、確定したものなのだ。

参考 日本人の英文法 T.D. ミントン  超関係代名詞マニュアル 佐藤ヒロシ

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