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2010年10月26日 (火)

0294- 101026 暗唱例文の覚え方

英語の型をみにつけるには暗唱例文というのは極めて有効である。単語を入れ替えて文を作れるようになるし、同じ構造の英文であれば、英文読解にも有効であることは英語教師であれば理解できるだろう。

しかし、暗唱例文集をそのまま生徒に渡して是としていないだろうか。テストをしては覚えていないと愚痴を言う。それではいけない。生徒が自主的に覚える方法を考えねばならないだろう。

その方法の1つを考えた。4ラウンド英文暗唱プリントである。

これは、暗唱例文集の覚える範囲を4枚コピーする。1枚目はそのまま。2枚目は英文から単語を2〜3語削る。修正液で消しても良いし、時間がなければマジックで消してもよい。3枚目はさらに2〜3語削る。4枚目は和訳だけ残して完全に英文なしである。

つまり、1枚目で音読インプットし、2枚目で最初のチャレンジ。2枚目が言えなければ1枚目に戻る。2枚目がクリアしたら、3枚目にチャレンジ。できたら4枚目にチャレンジである。生徒に指示して作らせてもよいし、作りそうにもないなら、教師側で作って渡せばよい。私は(  )のポイントを考えて作り,印刷して生徒に渡している。

ここでの原理原則を考えてみよう。それは「小さな達成感」が意欲の原動力になるというものだ。暗唱例文集を覚える際の最大の障害は,和文から英文を再生するのが極めて難しい作業だということだ。「歩幅」が大きすぎてやる気を失うのである。であるならば、スモールステップにしてあげればよい。ちょっとがんばれば達成できるプリントを用意することで、無理なく達成感を与える。そしてそれがどんなに小さな達成感でも「もっとやれる」という動機につながる。人はできるようになればどん欲になるものである。1枚ができたら、上位のより難しいプリントに挑戦という要素がある。

実際の指導の注意点であるが、3つある。1つめ。1枚目に関しては,1文につき5回音読筆写をせよと指示する。指示は具体的な方がよい。また授業で音読筆写させて、「英文が覚えられる」という体験も前もってさせておきたい。また2つめの注意点であるが、和訳の方はチャンク訳にしておくことである。 The man stretching over there is the Olympic medalist. という例文なら、「その男は向こうでストレッチしている(その男は) あのオリンピックのメダリストだ」とする。英語の語順にあっているので、英文暗唱という目標を達成しやすくなる。3点目。B5で英語,日本語が横に並んだレイアウトであること。1枚のプリントをB5にし、B4の表裏に、4枚のプリントを印刷してしまう。これで生徒はプリント1枚を持ち歩けばどこででも練習できることになる。

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