« 0288- 100909 パターンプラクティス | トップページ | 0290- 100916 enough to 構文と too..to..構文の意味上の主語について »

2010年9月 9日 (木)

0289- 100909 (自由)英作文の指導

CrownⅠを使っているが,そのテーマにあわせて自由英作を生徒に課している。たとえば、アブシンベル神殿のレッスンでは「お気に入りの歴史上の人物」「興味のある世界遺産」についてであった。

最初の方では自己紹介がメインであったので、口頭の発表がうまくいったのだが、内容が複雑になるにつれて、難しくなった。そこで今は3年前にやった方法をとっている。ピアチェック法である。2列の生徒に関してとなりの生徒と自分のエッセイを交換させ、読ませる。読んだ後に感想をエッセイの余白に書かせるのだ。感想はほめ言葉を基本とするが、アドバイスもよいとする。けなす言葉はダメ。読む時間とコメント書き込む時間で1〜2分。終わったらエッセイを返してもらって,前の席に移動。となりの席の生徒は移動しないでそのままの位置に座っている。これを5〜6人繰り返す。大事なことは,友達のすぐれた論理展開や表現を「ぱくる」こと。そして自分のエッセイの足りないところにきづいて書き直す時間を与えること。また、読み手がいるということを意識してエッセイを書くことであると思う。

教師の方としては、日本語を直訳せず、重要なコアのメッセージを取り出して書くのだということを教える必要がある。例えば,「閑古鳥が鳴いている」をきちんと「あまり多くの客が行かない〜」と言い換えられるか。また、「日本語の能力が子どもはまだ未熟だ」を「子どもは日本語についてまだ多くのことを学ばねばならない」というように言い換えるられるかである。このような能力は英作文をする上では非常に必要になる。

また論旨の展開法も教える必要がある。クレーム(主張)、データ(事実)、ワラント(論拠)のことである。例えば「動物園の動物は野生動物より幸せであるか」というテーマについてある生徒は「幸せである。(主張) 食べ物が多く与えられるから。(事実)」と書いてきた。これは上述のクレームとデータに相当する。しかしワラント(論拠)がない。「多くの食べ物がある=幸せ」では論理が飛躍しすぎるのだ。彼はワラントとして,「食べ物が多くあれば飢え死にする可能性がなくなる。」を述べる必要があった。

「動物園の動物幸せだ。(主張)   
 彼らは多くの食べ物が与えられる。(事実)
 飢え死に心配をせずにすむ。(論拠)
 だから幸せなのだ(再主張)」

このように書ける生徒はほとんどいない。だから
教えなくてはならない。

|

« 0288- 100909 パターンプラクティス | トップページ | 0290- 100916 enough to 構文と too..to..構文の意味上の主語について »

英語指導法」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/36697/36641082

この記事へのトラックバック一覧です: 0289- 100909 (自由)英作文の指導:

« 0288- 100909 パターンプラクティス | トップページ | 0290- 100916 enough to 構文と too..to..構文の意味上の主語について »