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2010年9月 9日 (木)

0288- 100909 パターンプラクティス

パターンプラクティスとは、変化のあるくり返しの別名である。生徒を飽きさせず繰り返させることができる。

パターンプラクティスは普通、口頭で行われる。単語の一部を換えて、どんどん口頭練習させるのだ。量を確保することで,短時間に大量に練習させることができる。同じパターンをくりかえすことで理解が深まり,習得が進む。もう一つの利点は、少しずつ単語を換えることで、無理なく生徒が取り組むことができ、かつ、「できるようになった」という気持ちを高めることができる。そうするとやる気もたかまってくるのだ。

各テキスト会社とも文法参考書と一緒に準拠の文法テキストを出している。はっきりいって、パターンプラクティスの方の問題集が先にあるべきではないだろうか。パターンプラクティスでしっかり練習した上で,並べかえや、(  )穴埋め,選択問題があるのだと思う。

文法のテキストにある問題はインプット用のものではなく、アウトプット用のものである。本来参考書で理解して、それから確認用にテキストをしたり、Workbookをするのだが、多くの学校ではいきなり解説して,テキストの問題をやらせているところも多いがうまくいかないことも多いのではと思う。

僕が言いたいのは、パターンプラクティスで英文の型をみにつける方が問題をやらせるより先ではないかということ。はっきり言って、書く方もパターンプラクティス用のものがあれば、インプット用の教材としてとてもよい。それをしっかりやった上で、並べかえ問題,選択問題,穴埋め,語形変化問題などの問題をやり、周辺知識をかためればいいのだと思う。

多くの学校では、「たくさんの解説→問題」という順でやらせているが、本来は,「少しの解説→基本例文の暗唱→1項目あたり3〜4のパターンプラクティス→自分で文を作る→並び換え問題、穴埋め問題等」だと思うのだ。

例をあげよう

  以下の文を英文に直しなさい。

1) この部屋はこのソファを入れるのに十分な広さですか?
2) この家は犬を飼うのには十分な大きさですか?
3) 私の部屋はその花を育てるのに十分な暖かさがある。
4)上の文の型(enough to...) を使って自分で文を作ってしまおう。

  上のようなパターンプラクティス問題で型を学んでしまえば
  穴埋め問題だろうと、並べかえ問題だろうと対応できるのだ。

欧米の文法問題集は運用力をあげようとして、パターンプラクティスを多く載せているものが多い。(そのかわり分厚く,項目数も増えるが)日本の文法問題集は、Forestにしても、Dual Scopeにしても、Breakthroughにしても、大学入試を意識して,4択問題、並べかえ、誤文訂正,語形変化問題ばかりである。英語の知識は得られても,運用力は伸びない。そんな中で いいずな書店の be だけはパターンプラクティス用の学習問題集 を出している。これは評価できることである。 

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