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2010年8月19日 (木)

0286- 100818 教師塾に参加して

東京のアルクホールにて第9回教師塾へ参加して参りました。都合で2日間の日程のうち1日しか参加できませんでしたが、模擬授業はやらせていただきました。

先生方は知識は当然生徒よりありますが、肝心なのは「伝える力」を持っているかどうかです。教師が伝える力を持たなければ、参考書や問題集を与えて、「これやっておいてね」というのとなんらかわりありません。かくして伝える力が弱い教師の授業は、居眠りや、内職が横行するわけです。教師が教室にいなければならないわけは、生徒とのインターラクションがあるからに他なりません。授業は教師と生徒の相互作用で成り立つモノ。


どのように机間巡視を行うか....その場でやらせる課題を出した場合、必ず机間巡視をすること。机間巡視のメリットは、生徒がつまづいている点を教師が把握出来る点にある。皆が共通してできないことを教室全体にフィードバックする。机間巡視したあとは必ず指名、発表もセットである。木村先生によると、すんごくできる生徒と全く出来ない生徒は指名しないと言う。指名するのは、中間層、できるかできないかぎりぎりの生徒たち。笑いをとってもいい生徒をまず指名し、みなで間違いを共有すると言う。うまいなあ。

うまい先生は、指示、発問、説明のながれがはっきりしている。逆に改善が必要な先生は、指示、発問、説明の流れがはっきりしない。特に活動のゴールはしつこく、大きな声で、生徒に伝えるべき。僕は、活動させる場合は、説明したあとは、「何ができればいいの? 何分でできればいいの? 何語以上で書くの?」と、活動のゴールを生徒に言わせて確認作業を入れている。この一手間でぐっと相手に伝わるのだ。

文法指導がうまい先生は説明が短時間。ポイントをさっとおさえた後は、どんどん問題を口頭で出し、生徒に確認していく。活動量がぐっと多い。改善が必要な先生ほど、説明がやたら長くなる。長くなると空気が停滞する。ではなぜ長くなるか、まじめなので、「場合分け」をきっちり行ってしまうからだ。「コア概念」を押さえずに場合分けすると生徒はわけがわからなくなってしまう。実は教員として習熟すればするほど、実は、細かくわけずに、概念を統合し、生徒が覚えることを減らして教える方向に向かうのである。

生徒の顔をさげさせるのは、長い説明と、不明確な指示に他ならない。心したい。

文法指導の行き着く先は英作文であろう。ある文法項目を習ったら、その文法を使って新しい文を作り出せるようにしなければならない。またはそう生徒に感じさせなければならない。そのためにはどうするか。教科書の例文をまず暗唱させる。「一文につき1分あげるから覚えなさい。5文あるから5分ね。5分後にはペアごとお互いに出来たできないをチェックするよ。」「では5分経ちました。ワークシートを交換してください。相手がその文を言えたら○を書いてあげて下さい。」「次に時間内で全部言えるかどうか練習します。時間は2分です。この後、ペアごとに競争してもらいます。」
「ペアで競争です。2回速く読み終わったら着席しなさい。」この後、適当にやったっぽいペアを指名し、発表させる。これだけではインテイクで終わりだ。アウトプットまで行っていない。そこで、基本例文の単語を少しだけ入れ替えて、別の例文を生徒に与える。単語さえ分かれば、英語に直すことはできる。名詞があれば必ず冠詞が何か考えさせる。あとはだめ押しで、「笑いがとれる例文を作れ」

英作文の授業は、構文を決定することが第一で、これを日本語でまず行ってしまう。基本例文を暗唱していることが大前提だ。なぜなら、その基本例文を思い出すことを通じて、英語に直しやすい、日本語を考えつくからだ。教師はある構文を使うことを念頭に日本語をまず黒板に書く。その後で、語句チェックに移っていく。語法や、和文和訳、冠詞に気をつけて黒板に書き出していく。

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