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2010年8月15日 (日)

0285- 100815 動名詞意味上の主語について

動名詞は不定詞と違い、時制にはあまりとんちゃくしない。その証拠に、forget, remember, regretなどのうしろに、主節の時間とはことなる動名詞が来たときには Vingで代用してしまっているからだ。わざわざhaving Vpp などとは書かないのだ。そしてこれはなぜだろう。Vingは「今していること」が当然であり、したがって「少し前」もしていただろうから、「現在」のみならず「過去」も担当させることができるのだということは人々は容易に想像できるからであろう。

動名詞の指導で重要になるのは、不定詞との根本的な違いを教えること、動名詞の慣用表現をマスターさせること、そして意味上の主語をおさえさせることの3つになろうと思う。特に並び換え、下線部和訳で問われる(難関大は別だが)のは前置詞+名詞+Vingの形なのだ。この場合原則としてVingは動名詞で、(現在分詞ではなく)名詞は意味上の主語であることをしっかり伝えたい。

動名詞の意味上の主語が代名詞の場合、固い文章では所有格が使われる。これはなぜだろう。答えは簡単で、( I / My ) notebook で、notebookの前にどちらがくるか考えれば明らかだろう。そう、動名詞もnotebookと同じ名詞(限りなく名詞に近い)と考えれば、直前にMyという所有格が入るのは当然ということになる。その一方、meという目的格が動名詞の主語になることもあるが、これは、SVOのOの位置にあるがゆえに、文型にひっぱられて、meになるのだ。こちらのほうがカジュアルな言い方と言える。

動名詞の主語が人の名前である場合には、所有格の形はとらないのが普通だ。

また動名詞の意味上の主語には3パターンがある。
1)文の主語と一致するとき He insisted on going.
2)文の目的語と一致するとき Illness prevented me from going out.
3)一般の人の場合 Seeing is believing.


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