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2010年1月31日 (日)

0267- 100131 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら を読んで

昨日と今日は意識して、「練習」「試合」という言葉を使いました。それはある本を読んだからです。「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本です。この本は、木村先生や田中十督先生が大好きそうな本です。内容も面白いし、ぜひ一読をおすすめします。(表紙が萌え系ですが、あやしい本ではありません。ドラッカーは経営学の神様と呼ばれ、組織論についてのエクスパートです。マネジメントは過去30年間で最もよく読まれた経営学の本だそうです。これを放送作家の岩崎夏海さんがエンターテイメントにしあげたのがこの本)この本に次の一文が載っておりました。

試合にあって練習にないものは何か。(試合は燃えるのに練習はいまひとつのらない部員のために女子マネージャーが考えたこと)

1、競争。

 試合には、他人と競争することの魅力があった。それは、試合そのものもそうだし、攻撃や守備や走塁もそうだ。他人と競い、争う。そのことの緊張感 や面白さは試合にはあった。一方練習にはそれが少なかった。全くないわけではなかったが、多くの場合、他人と競争するというよりは、むしろ自分との戦いと いう部分が大きかった。

2、結果。

 試合には、「結果がすぐ出る」という魅力があった。一打席一打席、打てたり打てなかったりという結果がすぐに出た。試合そのものも、勝ったり負け たりという結果がはっきり出た。それは、時に残酷ではあったが、その残酷さも含めて、白黒はっきりするところが試合の大きな魅力だった。一方、練習は結果 の見えにくいところがあった。例えば一人でランニングをしていると、勝ち負けというものがつかなかった。そのため自分に力がついたかどうかはよく分からな かった。そこが練習のもどかしいところだった。

3、責任。

試合中の選手には、大きな責任が課せられていた。慶一郎が試合になると当たり前のように出てきたのは「自分がいなければ試合は始まらない」という責任感があったからだ。一方練習にはそのような責任感を感じにくかった。

以上引用

(本ではこのあと、この3つの要素を盛り込んだ練習メニュー開発へと話が進んでいきます。)

これって全部部活や授業にもあてはめることができそうです。練習であっても、試合同様の勝負があり、競争があり、結果がすぐ目に見えること。そして練習の結果の伸びがすぐわかること。これってすごく重要な気がします。ペアワークやグループワークで授業に巻き込むこと。勉強になります。 

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0266- 100131 トレーニング系授業と予備校系授業

本日未明から木村先生のブログ経由でたくさんの方に訪問していただきました。ありがとうございます。僕のブログはたまーに木村先生がとりあげてくださったときだけ数字がぐっとのびるのです。そのあとはまた、もとに戻り、その後はまったりやっております。タイトルからして「気ままに」ですから適当にのんびりやりたいと思っています。( ̄▽ ̄)

さて昨日は、和田玲先生のDVDをとりあげて、「なぜよいのか」考えてみました。そこで誰もがいだく疑問。繰り返しトレーニングをさせるのはどちらかと言えば通訳系のトレーニング方法です。これはやればやるほど間違いなく力はつきますが、一方で生徒はこれで本当によいのかとも迷うものもいます。特に予備校の講座などをとっている生徒がいると気になるようです。予備校の指導は2次試験や難関私大向けに、英文解釈の仕方についてとりあげることが多いようです。そしてこれはこれで重要だと私も感じています。そこで代ゼミ、河合塾、駿台などの予備校の教員研修に行くわけです。

私は通訳系のトレーニングも、予備校系の英文解釈指導もどちらの指導についても重要だと考えていますが、これまでの私は、この2つの指導は別物と考えていました。しかしよく考えると共通項があったのです。それは「できないことをできるようにする」というごくあたり前の点でした。

たとえばIt is....that.....という構造の英文解釈を生徒がうまく説明できないとき、普通のIt...thatの文と強調構文を対比する形で紹介し、thatのうしろが完全文、不完全文という視点を生徒に与え類型化(つまりパターン化)します。そのあとは「練習試合」を行います。いくつか例文を書き、生徒にどちらなのか答えさせ、和訳させます。区別できるようになったなとおもったところで、「じゃ試合。テキストにでてきた、It is....thatはどちらのパターンに分類し、どう訳すかな?」とやればいいのです。これは英文解釈の授業でも、長文読解の授業の中でもできること。試合のときは、ペアにして、どちらの方が早くできるか、あるいは正確に意味をとれるか勝負させてもいいと思います。こうして今までできなかったことをできるようになるわけです。このような意味においては通訳系のトレーニングと予備校系の解釈指導は全く同じなわけです。ようは英語1、2の授業の中に両方いれてしまえばよかったのかなと思います。指導順は、予備校系の文法、解釈指導→通訳系のトレーニングということになるでしょうか。「なっとくしてから体に取り込み」だと生徒の満足感も高まるのではないかと思いました。

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0265- 100130 和田玲先生の授業DVDを見て

達セミで宣伝しているのを見て、ジャパンライムのDVDを購入いたしました。
和田先生の授業を見ての感想。流れがすばらしいということ。自分の授業とよく似ているなあということ。そしてもちろん自分が和田先生の授業まで到達していない点も多々ありました。

和田先生の授業の特徴は

1)バックワードデザイン
2)変化のあるくりかえし
3)コーチング
4)趣旨説明

ですね。

和田先生のすばらしい授業の背景には和田先生の熱心さがあるようです。勝手に推測しますが、ICCの「コーチング」をもとにしたよどみない授業展開と、元筑駒の久保野雅史先生がよくやられているリプロダクション活動、中嶋洋一先生のバックワードデザイン、向山洋一先生のTOSS的授業マネジメント手法がミックスされて、達セミの経験を通してうまく融合しているような印象をもちました。(あくまで私の主観です)

まず1)のバックワードデザインですが、これは、授業の最終目的活動を行わせるのにその前段階に必要な活動をいくつかにわけて前もって順番に配置しておくというものです。和田先生はレッスン最後に「英語での要約リプロダクション活動」をもってこられていました。Passageを3ブロックにわけ、(1)導入 (2)具体例 (3)結論 としていましたが、まず、授業前に教師がこれをもとに要約文をつくってしまいます。ここがみそ。その要約文を授業で今度は生徒が話して要約するわけです。しかし、この要約活動を実現するためには、クリアすべき問題があります。それは最低限必要な表現や文を暗唱している必要です。ではどうするか。やるべきことは要約活動の前に必要な文の暗唱活動です。要約文の完成版が5つの文から成り立っていれば、その5つの文の暗唱をさせるわけですね。

ここで使われるのは2)の変化のある繰り返しのテクニックでした。この言葉は向山洋一先生が使っている用語です。あることを生徒に習熟させる場合、おなじように繰り返していたのでは生徒はあきてしまいます。目的をその都度設定したり、相手をかえたりしてあきずに繰り返しをさせるのがこのテクニックになります。和田先生は、

  動&植 (at 海底) = ×予 豊 & 独  と漢字を用いて生徒に音読をさせました。
  (おそらく教材は自著の5ステップアクティブリーディングと思われます)

  Animals and plants at the bottom of the ocean is unexpectedly abundant and unusual.

当然、うしろから消しながら全体に何度も読ませましたし、パートナー同士でも暗唱確認をさせていました。みごとに何度も手をかえ生徒に読ませるのに成功されていました。この漢字→英語復元法は、高教研東北大会(岩手大会)において田尻悟郎先生も用いていた技術で、これは使えるなと思いました。これは一見基本例文の暗唱活動にみえますが、この活動は、次の、最終活動である英語要約活動への橋渡し活動になっているわけです。なんとはなしにその文を選んでいる訳ではないのです。次の活動のための5つの文の暗唱活動なわけです。私はなんとはなしにリプロダクションさせる文を選んでましたが、このDVDを見ることにより、よりはっきりどの文を選ぶべきなのかを理解できたのは収穫でした。

また和田先生の授業の特徴の3つめはコーチングの視点がある点。例えば、活動の趣旨をはっきりさせる点。これは活動前に何をするか、どうであればよいのか、はっきり生徒に伝えます。また、教室に「勝負」がある点。競い合いがあることで、活動にめりはりがでてきます。部活動がおもしろいのはすぐ結果がでる点です。これは教室でも使えること。競い合う相手は、となりにいるペアだけでなく、教室全員や、特定の個人、または少し前の自分の記録などです。バツゲームがあるのも、勝負感を増幅させています。「いまのは練習。次が本番。」などの言葉により、授業の中で、「試合」を設定し、それに勝つための「練習」という感じで音読や暗唱を繰り返しされているのもさすがだなあと思いました。のりこえるべき目標がはっきりしていた方が活動にとってはプラスです。そして最後に練習を通じて「成果があがったこと」を確認させている点。生徒は達成感があると、さらにやる気を出し、次もうまくやろうと思うようです。

和田先生のように、速いスピードで音読させるのは私もよくやる手です。(これは東京のICCの教員セミナーで教わった手法と似ています。彼らは「速音読」と名付けていました。)コーチの語源は、「目的地まで連れて行く」だそうです。目標をたて、そこまで連れて行くのに事前活動を組み立てていくのが大事で、和田先生はそれをしっかり実践なさっているので大変好感を持ちました。説明、指示の出し方も明瞭です。このあたりは、TOSSの授業原則などを研究なされているかもしれません。勝手な推測ですみません。)

そして何より感心したのが、にこやかに授業をし、常に生徒に対して、肯定的なメッセージ、メタメッセージを送っていた点です。これは生徒は安心して活動に取り組めるな、居心地がよさそうだなと思いました。生徒をほめるためには活動の成果を発表させたときが一番です。十分に趣旨説明した上で、その活動じたいが楽しく、そして知らないうちに繰り返していた活動であれば、または、ユニークな生徒の視点を発表させていたAnticipation活動のときなら生徒をほめるのが自然におこなえます。その点和田先生のほめ方は適切かつ実に自然。見ているこちらまで先生の授業を受けたなくなってしまいます。

......................................................................

疑問点が2つあります。

1)試験作りはどのような視点で行っているのか?
  私は和訳問題は教科書に関しては出していません。

2)国公立2次試験対策とどうトレーニング系の授業を融合するのか?

  トレーニング系の反対の授業は予備校系の授業です。
  予備校系の授業は行っているのか。やるとすればどの時期で?

ご本人がこのブログをみてはいないとは思うのですが、知りたいなあと
思います。

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2010年1月28日 (木)

0264- 100128 次期ユメタン(改訂版)への要望

現在販売中の単語集の中でユメタンは非常によいものであると思います。覚え方に光をあてた数少ない単語帳のひとつです。私自身も日→英CDを使って現在車で聴いております。これは英語力をつけるのに非常におすすめです。単語のセレクトもいいです。センター、英検などでもヒット率は高いと思います。

一方、誰にとっても完全な単語帳はこの世にないように、ユメタンも完全ではありません。改訂版が将来出るとして、ここで要望を述べておきたいと思います。

1)コロケーションで使う単語は既習語のみにするとさらに学習効率アップします。例えば、ユメタン0で factoryの単語のコロケーション表現内にmanagesが出てきます。しかしmanagesは未習語。発音がわからない上に、ユメタン0にも出ていません。そのような例がいくつかあります。コロケーションに使う単語には既習語のみ使った方が学習効率の面でよさそうです。あるいは、ユメタンの何ページとか、通し番号を未習語につけるとよいのではと感じます。

2)単語と和訳のレイアウトは水平ラインをそろえておくとさらに快適度アップします。単語の通し番号があるがゆえに、単語と和訳の行が微妙にずれています。視線を横にすっと平行移動すると、和訳があるというふうにするとワンランク快適性があがります。通し番号の位置をちょっとだけ左に移動させてしまうのが一番いいと思います。

3)多義語の掲載をユメタン0か1か2に振り分けるとユーザー満足度アップします。ユメタン3は東大京大レベル。使う人を選びます。そこに長文読解などでよく使われる多義語200語を載せてしまうより、0か1か2に載せるともっとよいと思います。Oに50、1に100、2に50あるいは、1に100、2に100でもかまいません。多義語は3〜4意味があるのが普通ですからこの部分にはCD音声は、いりません。

まあ3つ要望をだしましたが、だからといって、ユメタンの魅力はゆるぎません。現に私は今自分でもユメタンを使っております。要望はすべてユーザーの工夫次第で乗り越えられるものばかりです。ただ上記のようにしていただけるとユーザー(生徒の)快適度がぐんとあがります。製品は作者が自信をもって送り出したモノ。でも、実際に使っているユーザーが筆者や出版社にフィードバックをきちんと返すことで、さらによいものが生まれると私は信じています。(^_^)

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0263- 100128 シップリー英語語源辞典

6300円。高かったが e-hon経由でシップリ−英語語源辞典を買ってしまった。

今読み進めていますが、単なる辞書ではなく、ギリシャローマ、中東などの香りがぷんぷん漂うような歴史的記述にやられています。

たとえば、AsiaとEuropeに関しては、Ausで日が昇るところ、Erebで日が沈むところと記述されています。ここから、AsiaとEuropeという言葉が出来たそうです。つまり作られたのは、アジアとヨーロッパの中間地点だったんですね。作ったのはアッカド人というのが濃厚。彼らは古代バビロニアの民ですから今のイラクあたりでAsiaとEuropeという単語が出来たわけですね。

majorに関しては、May5月は他の誰より偉大な、ジュピター(ゼウス神)の月とされたそうです。ここから「より大きな、主要な」という意味が生まれました。ジュピターはゼウスのローマ神話での名前ですからローマ時代以降にできた言葉かもしれませんね。

「主要な」から「専攻している」という意味が生まれたことは想像に難くありません。

単なる接頭語、語根、接尾語の説明ではなく、歴史書を読んでいるような気になるのです。

語源に関しては、「英単語まんだら」という本も愛読していますが言葉は文化、歴史と切り離せない
ことをこれらの本は教えてくれています。

語源に興味があるのなら、書棚に揃えておいて良い本だと思います。

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2010年1月23日 (土)

0262- e-honとアマゾン

学校の出入りの本屋さんと話す機会があった。曰く、アマゾンは本屋もその県の収益もをダメにするということだ。つまりこうだ。アマゾンで本を買う場合、本屋には一銭も入らない。それは県への税金にもならなことがわかる。税収が上がらなければかくして公務員の給料にも影響があるというわけ。アマゾンに限らずネット通販をよく考えてみると、その本拠地があるところにしかお金は落ちない。その本拠地がないかぎり福島には全く恩恵がないわけである。これには考えさせられることがあった。便利さと引き替えに自分の首をしめていることになるからである。それに地元に本屋がなくなっていくのは寂しいかぎりではないか。

そこで本屋さんのネットワークe-honをこれから使おうと思う。注文後2日で届くというからスピードもアマゾンに負けていない。本は学校に届くようにできるし、支払いは学校に出入りの本屋さんに支払えばいいと言う。それになにより、地元の本屋さんにも利益が落ちるという点が気に入った。アマゾンは便利だが、すぐ本が届くならなにもアマゾンでなくてよいし、地元の本屋さんの応援にもなる。ユーザー評価をアマゾンで確認し、e-honで注文。今年はこの流れになりそうだ。がんばれ!地元の本屋さん!

e-hon

卸売大手の株式会社トーハンが運営する本の通販サイト

近隣の加盟書店にて1冊から送料無しで受け取ることが可能。

又、送料別途にて個人宅への配送も可能(1500円以上の注文は送料無料)。

2005年4月より、CDDVDの販売も開始した。

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2010年1月21日 (木)

0261- 100121 Kindle自費出版米国外へ拡大へ

kindleの話題がつづきますが、kindleで自費出版が出来るようになるようです。しかも米国以外でも。なんと素晴らしいことか。製本がいらなくなり、電子的に購入あるいは配布となるわけです。皆が本を執筆できる環境が整います。自費出版のハードルは高い初期費用でした。Kindleの場合、初期費用がかかるとしても大幅に安くなるでしょう。だとしたら、誰でも気軽に本が出せますね。そこで評判になって逆に製本した本へという流れもできるかもしれません。Amazonで普通の本のように買えるのって魅力です。

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0260- 100121 電子辞書 VS 電子書籍リーダー

現在、3冊の辞書をよく活用している。オーレックス英和、ウィズダム英和、アンカーコズミカ英和である。それぞれよいところがあり、持ち運びも大変なことから結局3冊とも自宅と職場に備えることになった。G4をあえて入れていないのは、リファレンスとしては非常に有用なものの、今ひとつ持ち運んでまで読む気になれないからだ。それに電子辞書でジーニアスの大英和があるので、わざわざ買うまでもない。

オーレックスとウィズダムは語法が詳しい。しかも読みやすい。くり返し読む価値があり、読む気にさせてくれる。アンカーコズミカをひくときは、語義を調べるときだ。特に多義語の扱いは素晴らしく、似たような意味の語の使い分けや語源についても詳しく載っているから教材研究の友である。接頭語、語根、接尾語まで調べるときは、イメージ活用英語辞典を調べる。アンカーコズミカは、オーレックスやウィズダムほどの語法の説明は載っていないが、他の辞書では代替できない強みがある。オーレックスはプラネットボードなどネイティブの意見などが目からうろこで非常に勉強になるし、語法について最後に調べるのは結局ウィズダムだ。ほんとは全部入りの辞書がほしいのだ。

電子辞書は極めて便利だ。しかし、辞書が持つ、閲覧性という「快適さ」を捨て去らねばならない。語法を見るのに、ボタンを押さなくてはならない、例を見るのにボタンをおさなくてはならないというのは僕にとっては非常に苦痛である。辞書は視野にいろいろ入ってくるから楽しいのだ。ではどうするか。数冊の辞書のもちはこびはこれまた大変だ。僕は、電子書籍リーダーにその答えがあるのではないかと思う。たとえばアマゾンの Kindle。iphoneよりは画面が大きく、パソコンほど大きくない。まさに本を読むのに特化した大きさ。e-inkを採用した画面なので目に優しいのもポイントが高い。これに上記の辞書全部入ったらすばらしい! すぐ買います。(アップルのタブレットpcも注目しています)

僕のもとめるスペックは以下の通り

1)極力スクロールがいらない大きめ画面(できれば縦長)
2)極力ボタン操作がいらないシンプルなインターフェース
3)PDFが読め、無段階に拡大縮小できること
  <スキャンスナップで本を丸ごと取り込みPDFにします>
4)軽いこと、電池の持ちがいいこと。
5)カラー表示であること。
6)diversityなど単語をひいたら、その単語を保持したまま
  ぱっぱっと複数の辞書を切り替えられること。
  某メーカーのスーパージャンプ機能は不便です。
  これができないと複数の辞書が入った意味がうすれます。
  僕は異なる辞書で1つの単語を気持ちよくひきたいのです。
  ジョグダイヤルか、画面上にタッチして切り替えられるか。
7)語法のしおり機能があること。
  ある語法の説明が気に入ったら、すぐピンポイントでそこに
  ポーンといける機能。これはめちゃくちゃ必要。
  単語のしおり機能はあるけど、ピンポイントに行きたいところに
  いける機能が欲しいです。
8)mp3、オーディオブック、ポッドキャストが聴けること。
9)音声ピッチを保持したまま音声速度を0.5〜2倍速に変更可能。

僕が欲しい辞書と本は次の通り。

1)オーレックス英和
2)ウィズダム英和 (これはパソコン版をもっています)
3)アンカーコズミカ英和
4)ウィズダム和英
5)ジーニアス大英和
6)英和活用大辞典
7)ロングマン英英
8)コウビルド英英
9)英辞郎

*イメージ活用辞典
*シップリー英語語源辞典
*実践ロイヤル英文法

*可能であれば、シチュエーションごとの英会話学習ビデオ
*E-MAILやスピーチなどのまとまった長さの例文辞典
*有名英語スピーチの音声とスクリプト
*発音トレーニングビデオ、発音判定機能つき

どこかのメーカーで作ってくださるのを待っています。

(^_^)

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2010年1月19日 (火)

0259- 100119 子どものことばを学ぶチカラ

長男は悠喜(はるき)といいます。悠喜は1歳6ヶ月。ところが1歳半の言語能力はかなり高いことがわかってびっくりしています。玄関で妻と「カーテン閉めなきゃ」と話していたら、おもむろに窓の所に行き、両方のカーテンを引き始めたことがありました。加湿器の水がなくなるとピピッと音がするのですが、「タンクをママに持って行って」というと、タンクを引き抜き、ママに渡します。ママがタンクに水をいれて加湿器に入れると、彼はちゃんと、ONのスイッチを押して加湿器を稼働させてくれます。またおじいちゃんから聞いた話ですが、車に乗せていたところ、あきて、シートベルトをはずそうと泣き始めたそうです。おじいちゃんが、「車に乗るときはみんなベルトをするよ。悠喜もしようね」とシートベルトをみせたところ泣き止んだそうです。こういうことを聞かされると1歳児とは言え、きちんと説明することも大切かもしれないなあと思います。言葉はまだきちんと話せませんが、大人の話に耳を傾け、案外きちんと聴いて理解しているのだと思い、びっくりしています。絵本の読み聞かせとかが効いているのかもしれません。現在彼は、いろいろなものの名前を知りたくてうずうずしています。あちこち指さしては、名前をおしえて!というサインを目で送ってきます。現状にあわせるため、超高速で人のまねをし、どんどん言葉や知識をものにしているな という感じがします。今なら何語でも話せそうです。英語も教えたいのですが、母語がしっかりした上でのことかなと思います。

こういう人としての成長、言語能力の成長を目の当たりにできる子育てというモノは本当にたいへんだけれど絶対楽しいものです。(^_^)。

絵本のヘビーローテーション
「はらぺこあおむし」「そんなことってある?」「いないいないばあ」「おとうさん」「ノンタンシリーズ」「そらまめくんのベッド」「とらっく とらっく とらっく」「消防自動車ジプタ」「のろまなローラー」「Polar Bear Polar Bear What do you Hear?」車とエリックカールさんの描く絵本が大好きなようです。

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0258- 100119 2次対策 英作文

2日前に誕生日を迎えました。この歳になると、何がめでたいかわからなくなりますが、親には感謝しています。この日はそういう日かなと最近は思うわけです。

さて2次対策が始まりました。生徒が困るのが英作文。英作文は一定量の英文が頭に入っていないとどんなに説明をしてもダメなんです。昨年度の2次対策で実感しました。日本語を英語の構文で使いやすいように、主語、述語を組み替える作業をするのですが、これは頭の中に入っている英文データベースと照らし合わせながら行われるものです。たとえば、「彼のアドバイスのおかげで私は試験に合格できた」なら、「私」を主語にする場合と、「彼のアドバイス」を主語にする場合がありえると考えられるのが重要です。Thanks to his nice advice, I passed the entrance exam. His nice advice helped me to pass the entrance exam. 主語(というか文頭の語句)がかわると動詞もかわり、その後のすべての英語 構文がかわります。

英語を話せれば国際人であると考える日本人が多いのは残念だ。(竹岡先生の本より)
It is a pity that many Japanese mistakenly believe that as long as they speak English, they can be international-minded.

上の文に関して、頭の中の英文データベースの中にしっかりデータがあれば、

文頭の表現は、It is a pity that....になるはず。そして、thatのうしろには、Japanese people..........are many.ではなく、many Japanese people mistakenly believe that ....がくることがわかるはず。次には、「〜しさえすれば」はas long as ではじめて、国際人は、international-mindedになることがわかるでしょう。あとはこのパターンを利用すればいくらでも応用は利きます。

つまり、なるべくチャンクごと表現を覚えておき、チャンクを入れ替えることですばやく英文を作り出せるようになることが、英文を暗唱する目的です。英語のネイティブスピーカーはなるべく「考えないで使えるよう」に「無意識でするっと使える表現・チャンク」を無数にもっているそうです。私たちは英語のネイティブスピーカーではありませんので、意識的に取り入れる必要があるわけです。

よく「和文和訳が必要だ」「まずは日本語で言い換えよう」「主語と述語を決めよう」などと言われますが、これは、その和文和訳にあった英語の表現が頭にすでに存在していることが大前提です。和文和訳しても、それに対応する表現を知らなければ英文は書けません。逆に和文和訳できるのは同時にドンナ構文を使おうかある程度めぼしがついているからこそできるわざです。和文和訳の結果、SVO や単純な構造の文ですみそうであるなら別ですが、そうでなければ、データベースに問い合わせて、この主語や出だしでスタートしてもおれはいけそうか?と頭の中でやっているわけです。

結論としては、添削などを指導する前提は、英文暗唱にあるということです。3年次において覚えるべき文は短文(単文)ではなく節が2〜3個入っている「中文」ぐらいがいいと個人的には思っています。これなら、使える表現やイディオムもいくつか織り込めるからです。さらに生徒が書けないのは接続詞や関係詞が連続して出てくるような文。イディオムや接続詞の使い方も覚えながら、暗唱、暗写してしまえば強力な武器が手に入ります。やらない手はありません。

覚える英文は、竹岡先生や木村先生の本の例文がいいと思います。そしてチャンクごとに区切って、音読です。チャンクごと音読したら意味も思い浮かべてみます(Input) 最後まで行ったら、次に音読しながら、10回筆写してみます。それが終わったら、顔をあげて、10〜20秒間頭の中で反復します。(Intake) そして、下を向いて一気に紙に書きます。(output)    あとはこのくり返し。

チャンクごと理解ー音読筆写して取り込みー頭の中で反復ー紙に書き出す。 

100ぐらいの中文を暗唱すると威力を発揮します。おすすめします。


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2010年1月13日 (水)

0257- 100113 行動を変える

行動科学の本を読んでいます。やろうと思い立ってみなざせつするものの筆頭格が、単語学習とダイエットです。行動科学では、目標達成のために好ましい行動を増やし、好ましくない行動を減らすことで目標を達成しようとします。たとえば僕はコンビニによって甘い物を買うのが大好きでした。したがって、コンビニに近寄らないようにすれば甘い物は買いません。好ましくない行動を一つ減らしました。野菜と魚を多めに食べるようにしました。好ましい活動をひとつ増やしました。朝と寝る前にストレッチをするようにしました。好ましい活動を一つ増やしました。そして目標は60kg台。毎日チェックしています。そして奥さんと約束したのは60kg台になったら一眼レフのデジカメを買うということ。これでがぜんやる気が出てきました。これって欲望のコントロールです。このことにより自分の行動はほぼ、ダイエットに向けて行われることになったわけです。

勉強も同じで、好ましくない活動があればそれを排除する。部屋にマンガやゲームがあれば、すべて片付けるか、勉強が終わるまで自分の部屋に入らない。必ず、できなかった問題の復習をし、解き直しをする。覚えるモノに関しては、量または時間を決め、音読してくり返し、書いてくり返す。それを自分の行動スケジュールに組み込む。もちろん、達成できたときのごほうびを考える。そのためには、手帳をもつことが有効です。自分の行動の管理をするため、目標の達成度合いを確認するため、「ごほうび」を常に意識するため、手帳に書いて持ち歩くわけです。折りにふれてそれを見る。無意識にすりこまれた欲望は、目で見える行動となって必ず現れます。

10Kg減量というのがきつい目標でも、今日、1000歩歩いた、ストレッチした、コンビニに寄らなかったという目の前の行動を帰ればいいわけです。人によってはこれを点数化し、今日は1000歩歩いたから、何点ゲットと数字で見えるようにしている人もいます。これもモチベーションをあげるうまいやり方です。

語い学習も「何語覚えた」ではなく、今日も10分音読できた、20分音読できた。CDを何分聴いた、だから何点ゲットという風に「望ましい行動」がとれたかどうか点数かなどしてチェックすればいいんです。まず行動を変える。すると結果はついてきます。

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0256- 100113 ユメタン0

アルク社 ユメタン0 Unit1のうしろで、語彙学習法のコラム欄に寄稿させていただきました。アルク社の澤さんには本を送っていただいてまだ御礼も言っておりませんでした。この場を借りて御礼申し上げます。

語い学習について生徒のモチベーションをあげるためには、語彙サイズテストをして、数字で伸びを見せたり、実際に英文を読めたり、英作や会話で使えた!という経験をさせるのが一番かなと思います。これは使える!と思えば生徒は走り出す(はず...) 語い学習は野球で言えば素振りみたいなもの。それ自体は必要ですが、本番の試合で自分の役に立つと思うから単調な練習もできるんだと思うんです。スクールウオーズのモデル、山口先生も仰っていますが、やらされる練習は全く身につきません。自分で考え、工夫し、コントロールして練習してはじめて練習が身につきます。どこまで覚えた、覚えてないと数値目標を立てることが大事です。語い学習にもこのような意識の高さが求められるのです

僕はユメタンであっても、百式英単語方式でまずは覚えさせると思います。単語と和訳をセットにして音読です。1日20分×6日 なら35回は一つの単語をくり返し出来ます。かなり覚えられます。CDはそれこそチェック用に使います。私は単にCDを聴くだけでなく、音読した方がいいと思っているので。だって、音読って、自分の目でインプットした情報を、口からアウトプットして、また耳からインプットする作業なんです。インプットとアウトプットが組み合わさっている作業を暗記に使わない手はないでしょう。英語の音は実は意味とつながっているのです。英語の文字を見たとしても、それを一度音に変換し、その音を使って、意味を頭のデータベースからひっぱり出しているのです。よって、すらすら音読できるほど、すっと意味が引き出しやすくなるわけです。読めない単語は覚えられないのです。

覚える際にはコロケーションの方はまずは置いておいて、単語だけひたすら覚えさせます。木村先生と電話でお話したときも、先生はそうされるとお伺いしてやっぱり!と思いました。コロケーションは2巡目、3巡目でいいかと。それと、もし生徒にユメタンをやらせるなら、多義語のプリントは別に与えるかなと思います。その際に役立つのが、アンカーコズミカ英和辞典。多義語に関してかなりすぐれものです。また、接頭語、接尾語の知識やごろで覚えた方がいい単語があれば、補助プリントを作り、その情報をユメタンに書き込ませると思います。記憶にプラスになるものはなんでも取り入れるほうがラク。覚え方は複数持っている方がいいのです。「あるやり方で覚えられなければ別のやり方で覚えてみる」こういうのを「メタ認知能力がある」といいます。語い学習はなんでもあり!なんです。


例 disaster dis離れる aster 幸運の星が→災害  
例 consume con 完全に sume使い果たす→消費する (コンソメは同語源)


それと究極の語彙習得法は速読できる力をスラッシュリーディングに慣れることにより手に入れること。速読できるから多読が可能になります。長文を読むことでどんどん語彙が手に入るようになります。
 

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2010年1月 8日 (金)

0255- 100108 英語の勉強法ー自身を省みて

新年あけましておめでとうございます。松の内は過ぎてしまいましたが.....今年もぼちぼち気ままに書いていきますので何とぞよろしくお願いいたします。

僕の英語の勉強法はスラッシュリーディングをもとにしたものでした。SIMと言う教材を使っていました。勉強法はこうです。チャンクごとにわけられた英文とその下にチャンクごとの和文が書かれている教材があります。それを読みながらまずは解説テープを聴きます。一通り語彙、構文や、リエゾン(音声変化)を確認し終わった後は、ひたすら、練習します。解説のあとには、英語がポーズごとに分けられた英文が読み上げられますので、これを聴きながら、区切りごとに頭の中で素早く和訳していきます。

At the edge 端に 
of a great forest  大きな森の(端に) 
there lived a brother and sister  兄妹が暮らしてた 
named Hansel and Gretel. ヘンゼルとグレーテルという名の(兄妹が)

この練習をするうちに英文を覚えてしまう。逆に覚えてしまうまでこの練習を行う。その時、
At the edge と頭の中で再生できたら、「何の?」と自分でつっつこみを入れる。その時間を利用して、あっそうか「大きな森の=of a great forest だったな」と思い出すわけです。このような感じで自分でつっこみを入れつつ、チャンクごとに最後まで暗唱できたら、ナチュラルスピードの英文を聞きました。すると、自分もほぼそのスピードで読み上げられるようになっていて驚くわけです。つまり自分で知らず知らずシャドウイングまでやっていたことになります。これができるようになると、英語の音を聞いただけで、ダイレクトに意味が浮かぶようになります。和訳のプロセスが省かれたのです。(あるいは意識できないぐらい和訳のプロセスが高速化されただけかもしれない)英語の音と意味がとろとろに溶け合った音読を僕は経験したということです。「ああこれが英語を英語のままに理解することなんだ」と理解することができた瞬間でした。僕はこのような600〜800字程度の英文を約20本暗記しました。

CDを英語学習に使うメリットは、木村達哉先生のサイトにも書いてありましたけれども、CDの速度まで読解速度をひっぱりあげてくれるのが最大のメリットなのです。強制的にその速度まで引っ張り上げてくれます。よって速読力を付けたい人がCDを使わないのは大損失なのです。読解速度があがると理解度は下がるのではと言う人がいるかもしれません。しかし結果は逆でした。前から順番に構文をとるのにそれほど苦労しなくなったため、余裕が出てきて、パラグラフの主旨に目がいくようになり、パラグラフリーディングができるようになったのはうれしい誤算でした。つまり練習をくり返している内に、読解力に余裕が生じ、別の英文を初見で読んでも速く理解できる力が培われていたのです。

このやり方は結局通訳の勉強法( SIM=同時通訳方式の頭文字)なのですが、こうして勉強すると、読解速度だけでなく、リスニング力、スピーキング力、作文力まで僕は手に入れることが出来ました。結局力の付く方法はそうそうあるわけないんですよね。

もう一度勉強法を書いておきます。
スラッシュがひかれた、あるいはチャンクごとに分かれた英文と和文がある教材を用意します。できれば、CD教材もスラッシュのところで何秒かのポーズ(小休止)が入ったものが望ましいです。というかこれがないと勉強になりません。英文は前もって理解はすませておきます。次に、ポーズのところでその前までのところの意味を言う練習をくり返します。最初はテキストを見てもいいのですが、じょじょにCD音声を聞いただけで自動的に訳を言えるまで練習します。これができたらリーディングが出来たことになります。

次にCDをたっぷり聞き、音の変化(リエゾン等)も頭に入ったところで暗唱に入ります。区切りのところで「なぜ?」とか「何の?」とか自分であいの手を入れるところがポイントです。いっきに思い出すのではなく、区切り区切りごとに日本語の和訳を思い出していくわけです。それを手がかりに英語に直していきます。これができたらスピーキングと英作文ができたことになります。

次はナチュラルスピードの英文を流します。この時点では和訳はもうできません。和訳している暇が無くなるからです。逆に今まで行っていた和訳はお払い箱にするためにナチュラルスピードの英文を聞くわけです。和訳をしているとどうしてもスピードが遅くなります。自分もCDと同じスピードで声に出して言ってみます。すると英語と意味(和訳ではなく意味)がとろとろに溶け合った状態に出会うことが出来ます。英語を英語のままで理解できる瞬間です。CDを超える速度で音読する方法もあります。これは速音読と呼ばれる手法で、これをするとCDがゆっくり聞こえるようになります。

スラッシュごとに読んで、聞いて、話して、書いて、最後にナチュラルスピードで聞く。見事に4技能が連結しています。それまで私は一文をまるごと言えたり読んだりしないとダメだと思っていましたが、そうではなく、スラッシュごとに理解したり、スラッシュごとに英語を思い出しながら話してもいいんだと気づき、大いに納得したのを覚えています。

これがSIMと言う教材が30年以上前から提案している勉強法です。私は25年前に出会ってこれで英語に開眼しました。

なんとなくSIM(現在スーパーエルマーに教材名が変更)の宣伝になってしまいましたが、数万の費用はかかったものの、もとをとるに十分なものでした。現在ではさらに進化し、音声速度を何段階か速くしたものまで提供しています。これは私も使っていますが、ものすごく効きます。下手な教材を買うならこれをしっかりやったほうが力は本当によくつきます。

速読とはこのように段階を追って達成されるものです。

これに英文解釈の練習と、語彙力増強、パラグラフリーディング、英作文の練習を組み合わせれば相当なレベルまで到達できると思います。SIM式のトレーニングは教師になった今でもつづけております。自分の英語力のベースになったものです。大学受験をかるがる突破する力をつけることができる方法です。

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