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2010年1月31日 (日)

0267- 100131 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら を読んで

昨日と今日は意識して、「練習」「試合」という言葉を使いました。それはある本を読んだからです。「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本です。この本は、木村先生や田中十督先生が大好きそうな本です。内容も面白いし、ぜひ一読をおすすめします。(表紙が萌え系ですが、あやしい本ではありません。ドラッカーは経営学の神様と呼ばれ、組織論についてのエクスパートです。マネジメントは過去30年間で最もよく読まれた経営学の本だそうです。これを放送作家の岩崎夏海さんがエンターテイメントにしあげたのがこの本)この本に次の一文が載っておりました。

試合にあって練習にないものは何か。(試合は燃えるのに練習はいまひとつのらない部員のために女子マネージャーが考えたこと)

1、競争。

 試合には、他人と競争することの魅力があった。それは、試合そのものもそうだし、攻撃や守備や走塁もそうだ。他人と競い、争う。そのことの緊張感 や面白さは試合にはあった。一方練習にはそれが少なかった。全くないわけではなかったが、多くの場合、他人と競争するというよりは、むしろ自分との戦いと いう部分が大きかった。

2、結果。

 試合には、「結果がすぐ出る」という魅力があった。一打席一打席、打てたり打てなかったりという結果がすぐに出た。試合そのものも、勝ったり負け たりという結果がはっきり出た。それは、時に残酷ではあったが、その残酷さも含めて、白黒はっきりするところが試合の大きな魅力だった。一方、練習は結果 の見えにくいところがあった。例えば一人でランニングをしていると、勝ち負けというものがつかなかった。そのため自分に力がついたかどうかはよく分からな かった。そこが練習のもどかしいところだった。

3、責任。

試合中の選手には、大きな責任が課せられていた。慶一郎が試合になると当たり前のように出てきたのは「自分がいなければ試合は始まらない」という責任感があったからだ。一方練習にはそのような責任感を感じにくかった。

以上引用

(本ではこのあと、この3つの要素を盛り込んだ練習メニュー開発へと話が進んでいきます。)

これって全部部活や授業にもあてはめることができそうです。練習であっても、試合同様の勝負があり、競争があり、結果がすぐ目に見えること。そして練習の結果の伸びがすぐわかること。これってすごく重要な気がします。ペアワークやグループワークで授業に巻き込むこと。勉強になります。 

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コメント

この本と和田玲先生のDVD、即買いしました。いつも素敵なものを紹介してくださり有り難うございます。本は気ままに読んでいこうと思っています。手元に置いて、気ままにめくります。あくまでも気ままに(笑)。


DVDの方は一気にみました。過去3年間高校勤務のときに自分が授業でやっていたことが間違ってなかったんだな、と励ましてもらったようなDVDでした。和田先生、本も素敵ですよね!今旬の先生ですね!いつかお目にかかりたいと思っております。

投稿: 田中 十督 | 2010年2月13日 (土) 01時22分

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