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2009年11月 3日 (火)

0234- 091103 学力テスト作りで、教員のスタンダード力向上

現在、各教科で学力テストの問題と解答解説を作っている。対象は3年生。問題はすべてオリジナル。解説もオリジナル。教科の先生が全員協力して作っているのだ。

協力して作ることで自然と話し合いが始まる。その話し合いがすごく勉強になる。なぜその訳になるのか、別の訳がよいのではないか?その根拠は?その説明では生徒はわかりにくいのではないか。語法の説明はこれでよいか。自分が良いと思っている説明が他者からみるとわかりにくかったり、論理に飛躍があったりする。試験をともに作ることで経験値が共有できる。なにがよくてなにが悪いかというスタンダードが共有できる。若い教員はベテラン教員の視点を獲得できるチャンスであるし、ベテラン教員と言えど、刺激と学びがある場にもなる。九州のある進学校はオリジナルの学力テストを全教員が参加して作り上げる作業を年に3回行っていると言う。教員の力=スタンダードが向上するはずだ。

うちの学校では、大学入試問題研究という冊子を作っている。各大学の入試問題について先生方が分担して解説を書くというものだ。これはこれでよいのだが、人の批評にさらされることがない。経験の共有はできないのだ。

この学力テストの作成にも課題はある。それは2次利用が進んでいないことだ。問題と解説を1回作ったら終わりで、それをまとめて土曜課外の指導に使うとかが出来ていない。せっかく手間暇をかけて作った共有財産なので、他にも使用できるのではないかと思う。前出の九州の超有名進学校では、年3回分の学力テストを2次利用し、英文解釈のテキストを独自に作り、授業時に使用しているそうだ。年3回も作っているので、問題のストックは豊富にあり、テキストの改訂作業は比較的ラクのようだ。先生方が作る問題は実際の入試を参考に作られているのでこのテキストをやるだけでも実力はアップしていく。そういうプラスのサイクルができれば、この実力テストづくりもさらに意味があるものになっていくと思う。

それにしても、主任のO先生、お疲れ様でした。テスト作りはある程度力のあるかたの誘導がとても大切。O先生はその意味で適任でした。多謝。

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