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2009年5月20日 (水)

0212- 090520 世界最凶の環境破壊者

 牛肉を食べることが、二酸化炭素の増加、水資源の枯渇、世界規模の飢えを促進するデータがある。人間の食への欲望が地球環境を破壊し、人類の生存そのものを脅かしている。なんとも皮肉なものである。

  また、グリーンピースや環境テロリストの異名をとるシーシェパードが、この環境破壊の元凶をなぜ攻撃しないのか、はなはだ不思議である。「牛を食べることは野蛮だ! 他の生物の生息環境を脅かしている。けしからん。」と言うべきところが、まったくその様子はない。2団体の活躍拠点が米国と豪国だから、言うわけないか。

   牛さんに罪はないので言っておきますが、史上最凶の環境破壊者とは人類または人類の欲望のことです。

以下はFAO 世界食料農業機関 2006年度調査結果です........................

 世界で15億頭を数える牛の数が現在も最も深刻な環境問題の最大の元凶の一つになっていると言う。

 主に牛などのゲップからの温室効果ガスの排出量は、排出される温室効果ガスの18%を占め、自動車や飛行機、その他のあらゆる輸送手段から排出されるすべてを合せた量よりも多い。

 牧畜は世界中で森林破壊の主要な張本人となっており、過放牧は世界のすべての草地と放牧地の5分の1を砂漠に変えた。

 家畜は今や地表全面積の30%を使用している。新たな放牧地の造成のために森林が刈り払われ、特にラテンアメリカでこれが森林破壊の主要な要因になっている。以前のアマゾンの森林の70%が放牧地に変わった。

 同時に、牛は世界規模の土地の砂漠化の原因ともなっている。およそ20%の草地が、過放牧、踏み固め、侵食で劣化したと見られる。

 家畜(とりわけ牛)の牧畜により、水汚染が急速に進んでいる。主な汚染物質は動物排泄物、抗生物質とホルモン剤、製革所からの化学物質、肥料、飼料作物に散布される農薬だ。その上、飼料生産のために大量の取水が行われている。

 高い水価格は、払えなくて飢え死にする農民を増やすだけだろう。重大な環境汚染と健康被害を引き起こすと長い間非難が集中してきた米国の”工場畜産”も、環境規制強化を逃れてますます繁盛している。オーストリア農民は、生態系どころか、都市民の飲み水さえ犠牲に、大量に水を使う輸出農業に励んでいる。

 世界の現在の人口は約60億だから、15億の牛が飼育されているということは、平均すれば4人が1頭の牛を飼っていることになる。1家庭4人とすれば、すべての家庭が1頭の牛を飼っているということでもある。その上、およそ160億羽の鶏と10億頭の豚もいる。

   人間が牛肉から100カロリーを摂取するには、牛は植物から1000カロリーを摂取せねばならず、牛からではなく、植物から直接100カロリーを摂るとすれば、植物生産は10分の1で済む。牛肉から500カロリー摂るには米から500カロリーを摂る場合の20倍の水が必要になると言っている(国連環境計画地球水アセスメント 水効率の悪い灌漑農業を止め、肉消費も減らせ,06.3.24)。

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