0209- 090510 現在形は現在だけを表していない ー英語ぎらいを作らない教え方考ー
現在形は現在だけを示していない!
名前と学習内容が一致していないことに注意すべきです。特に、現在形は要注意です。現在形は、現在のことも確かに含みますが、私たちが「現在形」という名前から受ける印象とは違い、時間の範囲は驚くほど広いのです。しかし、最初に統一イメージ(コアイメージといいかえてもいいかも)を正しくつかむことで、この問題もうまく対処することができます。
現在形 いつも普段していること→ずっと変わらないこと→物理学上の真理
「物理学上の真実は現在形でのべる」と教えるのは、一見なんの問題もなさそうです。しかし、これは各項目をばらばらに教えて単なる暗記を強要する教え方の代表例であり、英語嫌いを作る教え方です。現在形の統一イメージとどうつながっているかを教えなければ「なるほど」と生徒は納得できません。現在形のイメージは「不変」です。つまり「いつもそうだ。いつも変わらない。」 物理学上の真実は昔も今もおそらく未来も変わりそうにないことです。だから現在形なのです。
例 The earth goes around the sun.
現在形で未来のことをのべる言い方があります。これは時刻表など公共のもの、したがって時間を固定する必要があるものに限られます。「時刻表はいつも変わらない」だから現在形で未来の代用が可能になります。
例 Your train leaves in ten minutes.
「現在の習慣は現在形でのべる」がなぜダメダメな教え方か、もうわかるでしょう。統一イメージとどうつながっているか教えていないからダメなのです。「普段いつもしていることは現在形でいうよ」ならOKですね。 He says....なら「彼は普段からよく....と言っている」ですし、He plays tennis.は「彼は普段からよくテニスをしている」となります。Do you drive?なら「ふだん運転しますか?」ですし、What do you do? 「仕事は何ですか?(普段なにをしているのですか)」「私は福島出身です」は “I'm from Fukushima". あるいは “I come from Fukushima”. 福島出身ということは生涯ずっとかわらないことですから、cameではなくcomeと現在形で書きます。「いつもかわらない。いつもそうだ。」これが現在形のイメージです。
例 What do you do? I teach English at a high school.
なお、センターテストを見ると、絵の説明などには現在形が用いられています。これはなぜでしょうか? 絵や写真というのは「ぴたっと静止」しているものです。現在形の「不動」のイメージにぴったりです。またスポーツの実況中継も、よく現在形で「松井ヒットを打った」など試合の様子をのべたりします。これも、ネイティブが、試合をワンシーンワンシーンに切り分けて「絵」と同様に考えているからかもしれません。
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現在形というのは、過去、現在、未来の
ことをあらわすので、Timelessですね。
投稿: パクパク | 2009年7月12日 (日) 09時13分