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2009年3月15日 (日)

0194 -090315 ベネッセ東北英語講習

仙台にて九州は鶴丸高校の先生のお話を聞いた。

何をすべきか3年間のプログラムがしっかり決まっていて、全英語科教員でその目標および指導方法が共有されているということである。びっくりしたのは進度は何行目まできっちり全クラス毎日合わせるとのこと。シラバスがきちんと機能しますね。また、実力テストをオリジナルで作ることを通して教員の力も確実に上がっているということも感じた。

<語い指導>
単語帳は持たせないとのこと。オリジナル長文教材と教科書の単語テストは2週間に1回やっているとのことだった。単語帳をもたせない理由は単語と意味を1対1で覚えてしまうからとのこと。

<授業>
1レッスン4時間程度(50分授業)で進む。最初に通し読みをして、次が精読2時間。そして文法のまとめをする。次の時間には、オリジナル長文教材と、下線部訳問題をやらせる。 

通し読みでは英問英答を軸に、パラグラフごとの役割を確認。精読では、訳および、筆者の意図を日本語で質問。語法や単語の意味も指導する。またパラグラフごとの要約も30字程度でまとめる。

<実力テスト>
年3回。オリジナルの総合問題と下線部訳問題を作成。これがそのままオリジナルの教材に変化もするので一石二鳥。問題の検討会を通して教員の実力もアップする。空き時間は全て問題検討に費やすとのこと。

先生方の情熱に圧倒された時間でした。

ただ語い指導に関しては、偶発的学習と意図的学習があっていいと思います。Nationもとにかく早く基本的な3000語(ワードファミリー入れて5000語ぐらいか)の意味は覚えるようにとあります。

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2009年3月12日 (木)

0193 -09312 ヒブワクチン

7ヶ月の男の子が家にいる。そこに飛び込んできたヒブワクチンのニュース。細菌性髄膜炎はかかってしまったら重症化して重い後遺症が残ると言う。なのに、超品薄状態。国がなんとかしてほしいと切に願います。

細菌性髄膜炎 ヒブワクチンが足りない
2009.3.11 08:09 産経新聞

ヒブワクチンを子供が接種する前に医師から説明を受ける母親=大阪市の中野こども病院
 ■10年遅れで発売も…品薄で接種困難
 乳幼児が感染しやすく、かかったら重い後遺症が出たり、亡くなったりすることもある細菌性髄膜炎。この原因菌の中で最も多い「Hib(ヒブ)(ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型)」に対するワクチンが昨年末、日本でも世界から10年遅れでようやく発売された。ところが、ワクチン不足で予約すらできなかったり、接種まで1年も待たされたりするというケースも起きている。(武部由香里)
 「かかったら高い確率で重症化し、亡くなってしまうこともあります。ワクチンで予防できるので、受けてほしいですね」
 大阪市の中野こども病院の予防接種外来担当医は、他の予防接種に訪れた子供の親に、ヒブワクチンについて丁寧に説明をしている。生後2カ月から5歳未満が対象だが任意接種のため有料で、接種するかどうかは親の判断次第だ。
 副院長の圀府寺美(こうでらうらら)医師は「重症化するまでの時間が早いため、初期治療が大事で、救急でも非常に重要な病気として位置づけています。ワクチンで予防できるのに品薄で打てないことは非常に残念です」と話す。
 ワクチン不足の原因は単純で、需要に供給が追いついていないため。ヒブワクチンを輸入し、日本で販売している第一三共は「任意接種なので、絶対数が分からない。2月からは需要が供給を上回り、すべての発注には応えられなくなった」(広報)。現在はワクチンの割り当てを病院には1カ月10人分、診療所には3人分としている。
 兵庫県に住む2歳児の母親は、今月初めにかかりつけ医に予約したら1年待ちで、多くの病院に問い合わせ、ようやく自宅から2時間かかる京都府内の病院で4月中旬に予約が取れた。しかし「入荷の状況によっては接種日が延びることもある」と言われたという。
 一方、細菌性髄膜炎のもう一つの大きな原因菌の肺炎球菌に対して2歳未満にも接種可能なワクチン(小児用7価ワクチン)は、治験が終了し承認申請されているが、承認はまだだ。
 こうした状況に対して、「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」代表の田中美紀さんは「一刻も早く、ワクチンを子供たち全員に打てるよう、定期接種化してほしい。ワクチンさえ打てば、救われる子がいます。子供たちを守るワクチンや薬があっても、私たちのもとに届かないことは問題だと思います」と訴える。
 田中さんの長男(5)は、5カ月の時に肺炎球菌が原因の細菌性髄膜炎にかかり、水頭症、てんかん、肢体不自由、難聴の後遺症が出た。まだ首はしっかりとは据わらないが、声を出しておしゃべりに参加したり、名前を呼ばれてほほ笑んだり。保育園にも通っている。
 同会では今、ヒブワクチンの早期定期接種化、肺炎球菌ワクチンの早期承認を求める署名活動を行っている。

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2009年3月10日 (火)

0192 -090310 アルクの編集部の方々にレクチャーする

  2次指導の合間をぬって、イングリッシュジャーナルや、キクタン、ユメタンでおなじみ、「アルク」社の要請で、営業や、編集部の方の前で2時間ほど、話をさせていただきました。テーマは、「学校が求める教材」や、「アルクの学参への要望」などでした。

  私自身、英語の勉強ではイングリッシュジャーナルに大変お世話になったので、話をさせていただいただけで本当に光栄でした。みなさんとても熱心に聞いていらっしゃいましたので、資料を準備していったかいがありました。資料は2週間前から考えはじめ、マッピングソフトに落としながら、あーでもない、こーでもないと構成を考えておりました。2次指導以上にがんばったかも。

常に考えた点は
1)聴衆はだれか?
2)何を聞きたがっているか?
3)どういう構成にすれば、満足していただけるか?

の3つ。忙しいプロの方たちの時間を占有するのですからこれは当然のことです。

 僕にとって学習参考書は見た目重視です。どんなにいいことが書いてあっても、レイアウトがダメダメだと一気に読む気がなくなります。逆にレイアウトが良いと、内容も2割ぐらいアップして評価されますよね。ではレイアウトがよいとなぜきもちがいいのでしょうか? それはどこに何が書いてあるか一瞬でわかるからです。大見出し、小見出しで内容がさっとつかめたりします。これはつまり内容がピラミッド方にきちんと整理されていることを意味します。こうなっていると、脳がしなくてはならない情報整理を学習参考書側が代行してくれるので格段にわかりやすくなるわけです。

 ポイント1 前もって情報が整理されていると脳の負担を減らせる。
        構造化して分ける=分かる

脳というのはビールびんみたいなもの。いったん入れば、結構な量を入れておくことができますが、入り口がぎゅっとすぼまっているせいで、情報整理をしないまま垂れ流したものは、入り口ではじかれてしまいます。まさしく僕がレイアウトがダメダメな本を受け付けないのは、このためです。脳は、うまく整理された情報を好みます。うまく整理された情報とは、ピラミッド型に、大見出し、中見出し、小見出しと「分けられて」整理されている状態です。脳はきちんと分けられた情報を好みます。その一方で、項目が多くなりすぎると今度は脳が悲鳴を上げ始めます。ひとつひとつの情報が何を意味するのかわからなくなるからです。例えば、不定詞の名詞用法、形容詞用法、副詞用法、動名詞、分詞、分詞構文などひとつひとつの項目を覚えるのは大変です。関連性もわかりません。そこで、「 to V  と Ving  は、名詞か、形容詞か、副詞のカタマリを作るんだ」と抽象化(概念化)してまとめてあげると一気に関係性が見えてきて、理解しやすくなります。つまり、抽象と具体をいったりきたりすることでわかりやすいものになっていることが多いのです。ひとつひとつの項目を概念化した言葉ーこれこそが大見出しや、中見出しなどに使われるべきものとなります。よく参考書で、「重要」とだけ書かれてあるのをみるといらいらします。「何が重要か端的に書いてくれよ」と思うからです。これから細かく書く内容に関して、わかりやすく概念化された言葉がタイトルとしてついていると「ああこれは読もう」という気にさせられます。

ポイント2 具体だけでなく、わかりやすく概念化した言葉で一気にまとめろ!
      例 関係代名詞のwhat   ......合体ロボwhatはつねに名詞のカタマリをつくるぜ!

センター指導、その後の前期の2次対策指導が一段落。ようやくブログを書く余裕を取り戻しました。2次指導では東北大レベルの講座を担当しましたが、最後 までくいついてきてくれた生徒に感謝。私もこれでがんばれました。その?かいあってか、他の進学校と比べればまだまだですが、ここ数年では最高の東北大合 格者を出せました。受かった人にはおめでとうを言いたいと思います。がんばったね。東北大に限らず、残念ながら前期で受からなかった生徒も、後期でまだ合 格の可能性があります。なんとか受かって欲しいなあと心から思います。

 

 

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