2次指導の合間をぬって、イングリッシュジャーナルや、キクタン、ユメタンでおなじみ、「アルク」社の要請で、営業や、編集部の方の前で2時間ほど、話をさせていただきました。テーマは、「学校が求める教材」や、「アルクの学参への要望」などでした。
私自身、英語の勉強ではイングリッシュジャーナルに大変お世話になったので、話をさせていただいただけで本当に光栄でした。みなさんとても熱心に聞いていらっしゃいましたので、資料を準備していったかいがありました。資料は2週間前から考えはじめ、マッピングソフトに落としながら、あーでもない、こーでもないと構成を考えておりました。2次指導以上にがんばったかも。
常に考えた点は
1)聴衆はだれか?
2)何を聞きたがっているか?
3)どういう構成にすれば、満足していただけるか?
の3つ。忙しいプロの方たちの時間を占有するのですからこれは当然のことです。
僕にとって学習参考書は見た目重視です。どんなにいいことが書いてあっても、レイアウトがダメダメだと一気に読む気がなくなります。逆にレイアウトが良いと、内容も2割ぐらいアップして評価されますよね。ではレイアウトがよいとなぜきもちがいいのでしょうか? それはどこに何が書いてあるか一瞬でわかるからです。大見出し、小見出しで内容がさっとつかめたりします。これはつまり内容がピラミッド方にきちんと整理されていることを意味します。こうなっていると、脳がしなくてはならない情報整理を学習参考書側が代行してくれるので格段にわかりやすくなるわけです。
ポイント1 前もって情報が整理されていると脳の負担を減らせる。
構造化して分ける=分かる
脳というのはビールびんみたいなもの。いったん入れば、結構な量を入れておくことができますが、入り口がぎゅっとすぼまっているせいで、情報整理をしないまま垂れ流したものは、入り口ではじかれてしまいます。まさしく僕がレイアウトがダメダメな本を受け付けないのは、このためです。脳は、うまく整理された情報を好みます。うまく整理された情報とは、ピラミッド型に、大見出し、中見出し、小見出しと「分けられて」整理されている状態です。脳はきちんと分けられた情報を好みます。その一方で、項目が多くなりすぎると今度は脳が悲鳴を上げ始めます。ひとつひとつの情報が何を意味するのかわからなくなるからです。例えば、不定詞の名詞用法、形容詞用法、副詞用法、動名詞、分詞、分詞構文などひとつひとつの項目を覚えるのは大変です。関連性もわかりません。そこで、「 to V と Ving は、名詞か、形容詞か、副詞のカタマリを作るんだ」と抽象化(概念化)してまとめてあげると一気に関係性が見えてきて、理解しやすくなります。つまり、抽象と具体をいったりきたりすることでわかりやすいものになっていることが多いのです。ひとつひとつの項目を概念化した言葉ーこれこそが大見出しや、中見出しなどに使われるべきものとなります。よく参考書で、「重要」とだけ書かれてあるのをみるといらいらします。「何が重要か端的に書いてくれよ」と思うからです。これから細かく書く内容に関して、わかりやすく概念化された言葉がタイトルとしてついていると「ああこれは読もう」という気にさせられます。
ポイント2 具体だけでなく、わかりやすく概念化した言葉で一気にまとめろ!
例 関係代名詞のwhat ......合体ロボwhatはつねに名詞のカタマリをつくるぜ!
センター指導、その後の前期の2次対策指導が一段落。ようやくブログを書く余裕を取り戻しました。2次指導では東北大レベルの講座を担当しましたが、最後
までくいついてきてくれた生徒に感謝。私もこれでがんばれました。その?かいあってか、他の進学校と比べればまだまだですが、ここ数年では最高の東北大合
格者を出せました。受かった人にはおめでとうを言いたいと思います。がんばったね。東北大に限らず、残念ながら前期で受からなかった生徒も、後期でまだ合
格の可能性があります。なんとか受かって欲しいなあと心から思います。
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