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2007年12月30日 (日)

0110-071230 未来の話 will

年末の大掃除の最中である。明日までかかるだろう。ふう。

さて来年のことをいうと鬼が笑うと言うが、未来のことを述べる言い方をここにメモしておきたい。

その中で最重要なことは、メモ帳に書いておくような自分の予定や計画をあらわす場合、「私は〜するつもり」という場合、willは用いないということだ。使うのは、be going to..か be ...vingである。違いは、be Vingの方が、be going to より、より細かい点まで予定が決まっているとういこと。

今週の日曜日何をする予定? 

×I will go to Yoko's birthday party.
○I'm going to Yoko's birhday party.

ここで疑問がでてきます。なぜwillは自分の予定を表すのに使えないのでしょう。
また、なぜ、be Vingといった進行形の形で未来の予定それもかなり煮詰まった予定を表せるのでしょうか。

最初の疑問点ですが、中学生、高校1年生には、willは「その場のノリで決めたことをのべているだけ」つまり「決意表明」なんだ。と教えます。

 I will go to Harvard University someday. なら、「いつかハーバード大に行くぞ」
 I will be a doctor.                        なら、「医者に絶対なるぞ」

この場合、具体的になーんにも決まっていません。その場の思いつきですから。強い思いがあればそうなる確率は高まりますが、まだなんの努力も始めてないかもしれません。くどいようですが、willを使うと、具体的な予定をのべているのではなく、「絶対〜するぞ」という決意表明になります。

その一方で、be going to... / be Ving....は、一応「進行形」の形を取っています。これは伊達ではありませんよ。「着々準備して〜しつつある」という意味です。目標に向けて何かをしている感じがしますよね。

I am going to (go to ) Harvard University next year.  (go toは書いても書かなくともOK)

これは、ほぼ確実にHarvardに行きます。今その準備を着々進めているんですね。

I am going to be a doctor of the hospital next month.

来月その病院の医者になるべく手続きをしたり引っ越しをしたりしている感じです。

I am going to (go to)Yoko's birthday party next sunday.

willを使わないでこう言えば、それはその予定に向けて着々準備を進行中だからです。上の例であればプレゼントを買ったり、クラッカーを買ったり準備しているでしょう。be going to...より、 be Vingの方が、細かい日程が決まっている感じがしますが、ほとんど同じと言えます。

ひるがえってwill はどうでしょうか。
1) willは(きっと確実に)そうなること   
    ○She will be twelve years old next month.(生きていれば確実にそうなる)
    ○It will be  sunny tomorrow.(天気予報で雨の確率0%と言っているからそうだろ)

  *willは「〜だろう」という訳語からは想像できないほど強い意味を持ちます。
   「〜だろう」というより「絶対〜するぞ」「絶対〜になるよ」ぐらいですね。
   さすがにmustよりは弱いですが、80%〜90%ぐらいの自信の度合いです。

2) その場のノリで決めた強い意志です。

    ○A) I'm going to Latov.
      B) Oh, are you?  I will go with you.

      ○A) Could you tell her about it?
            B) O.K. I'll talk to her.

まとめ

前々から予定計画をたてて着々準備していることは、be going toかbe Vingで言います。
willは未来というより「現時点の強烈な意志」や「強い(根拠が乏しい)予想」とも言えます。

中学でならう、willとbe going to.。
willを教えるときは、

「その場のノリで決めた自分の強い意志:きっと〜するぞ!」
「強い予想:絶対〜になるよ」

  を表すように、教師は注意深く文脈を与える必要があるわけです。
  指導する際の無難な文脈は、

「天気予報」 と 「将来の夢」 でしょう。

またbe going to との違いも教えておいた方がよいでしょう。

ちなみに「英語に未来形はない」という方もいます。「動詞の形に未来形はないでしょ。しかもwill自体は現在形だし」というわけです。is going to Vも、is to V(be to構文)も一種の現在形という方もいます。この考えは仮定法の項目で活きてきます。(仮定法のエントリー参照)しかし、中学生には必要ない考えかもしれません。

未来形という言い方は避け、「未来を表す表現」としたほうが無難でしょう。

中学すべてで、このように教えてくれれば高校では楽なのですが...

I will go to America next month.  はおかしい!!英語である。

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