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2007年8月 8日 (水)

英単語まんだら

語彙指導系の本ではありませんが、「語源でたどる英単語まんだら」小学館 という本がおもしろいです。

よくある語源系の本と一線を画すのがまんだらのようにひとつのことばから、ゲルマン系、ラテン系などと、どんどん枝が伸びていくように単語の説明をしている点です。ただし、英語学者ではないため、学術書ではなく、翻訳家のかたが自分で調べていた語彙に関する情報をノートにまとめていたものを出版したとあります。

例えば  Kap=つかむ(アラル海周辺にあったとされるインドヨーロッパ祖語?を大元の語幹に設定しています。)

ゲルマン系では Kがhに変化し、
have
behave (自分をある状態に保つ)ふるまう

ラテン語系では.....
capture 捕獲する
capable ものをつかむ能力がある=能力がある
capacity  どれだけたくさんものをつみこめるか=収容能力

フランス語の影響で capがcepに....
accept   acは「〜に」自分のほうにつかんでもってくる=受け入れる
except   ex は「〜の外に」 つかんで外に出すので=〜を除いて
intercept interは「〜の間に」 途中でつかむから=じゃまする

cepがceiveに変化して....
conceive  conは「強意」ceiveは「心につかむ」=思い描く  c.f. concept概念
receive  誰かが発したものをre「再び」ceive「つかむ」=受け取る
deceive  de不正に ceiveつかませる=だます

cepのeがuにかわり cup ....
occupy  oc「〜へ」cup「心や空間をつかむ」=時間や空間、心を占める

recover  re再び cover(cupから) 健康をつかむ=回復する


初級者にはつらいと思いますが、高2,高3などで、「興味がある子は書きなさい」と生徒に自己選択させて普段の指導と平行して使っています。

個人的にも「あの単語とこの単語がつながっていたのか〜。」と感動しながら読んでいます。ジーニアス大英和は、間違えられないときに使っていますが、こちらの本ほうもなかなかおもしろくおすすめです。

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