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2006年11月27日 (月)

スラッシュリーディング5

さてスラッシュリーディングも5回目。予想と修正の話をしたい。

スラッシュを切ったところで,私たちはやることがあるのだ。そう,次の語句の予想である。The boyと来たら,次はどんな少年かその説明がくると予想していなくては速く読めるようにはならない。スラッシュのところで「どんな?」と頭の中でつっこみを入れるのである。そこに,playing soccerとくれば,サッカーをしている(少年)だなと簡単に判断できる。こうなると予想があたったわけで,次にいける。

ところが,予想を裏切られることもある。
   1)She made me「彼女は僕を作った?」 a sweater.「セーター?」 
   2)あっ!「彼女は僕に作った」「セーターを」だ!
こんな時はあわてず2)のように修正すればいいのだ。

英文を読む(聴く)というのは常に
   1)予想→OK→次へ
   2)予想→だめ→修正→OK→次へ

のどちらかのプロセスを踏む。このプロセスは
   ○1語単位でも行われるし,(例)lifeの意味 
   ○語句単位でも行われるし,(例)playing soccer の意味  
   ○文単位でも行われるし, (例)makeがとる文型は?
   ○パラグラフ単位     (例)筆者の主張は? でも行われるモノだ。

英文を読むと言うことは常に予想と判断,必要に応じて修正を行う必要があるということなのだ。そしてそのためにはスラッシュで,適切なつっこみを入れた方が次の語句の意味がスムーズに推測できるのだ。
   例 I am happy(どうして?)to meet you. (あなたにあえて)

この「適正な予測」のためには読みこむことが必要。読むほどに「経験値」があがり,予測が「あたる」可能性を高めることができる。もちろん,中3から高1レベルの文法力と語彙力はあった方がよい。判断の指標があれば,あてずっぽうの推測をずいぶん減らすことができるからだ。(スラッシュリーディングは中3から高1程度で導入するのが妥当かもしれない。)

 

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コメント

適切なつっこみをいれるにはどうするか?
スラッシュを越えて、少し先の語句を視界に入れるわけです。意識せずともかまわないのです。そうすることにより、初めてスラッシュのところで適切な予想ができるようになります。

投稿: enzo | 2007年2月20日 (火) 02時10分

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