« スラッシュリーディング4 | トップページ | スラッシュリーディング5 »

2006年11月26日 (日)

動名詞と分詞の関係

動名詞と分詞は同じ形である。どうしてだろう?長い間疑問であった。最近その答えを見つけた。

 1)もともと,動名詞は ing形の語尾,現在分詞は indeの語尾を持っていた。
 2)inの音が一緒だったため,徐々に現在分詞もing形をとるようになった。
 3)名詞ととるか形容詞ととるか重要でないこともあり,同一形化に拍車
    例 photographed her changing.   →意味上のS+動名詞とも
                   →知覚動詞のようなSVOCともとれる。

 4)もともとあった前置詞が廃れ動名詞でなく現在分詞とみるしかないものも。
    My father is busy ( in ) painting the fence.
             I spent my free time ( on ) watching the video.

   5)現在進行形と今言われているものは be +on Vingの形からスタートした。
   onは「〜中」の意味。もともと進行形のing形は動名詞だった。
       onがとれて,現在分詞とされるようになった。


  僕はVing形は名,形,副と教えている。
  動名詞(名詞用法),分詞(形容詞用法)分詞構文(副詞用法)
  という分類で教えている。ばらばらに教えるよりこの方がいい結果を生む。
  今回案外動名詞と分詞が近いのを知って驚いた。そういえば,
  「ネイティブスピーカーの英文法」などの本にもVingは生き生き感
  ということばでくくっていた。

分詞と形容詞のちがいは何か

 答え はっきり分類できない。
   1)  ほぼ形容詞と見られている分詞:interesting, exciting, tired など
   2)ほぼ分詞とされているもの: builtなど
   3)その中間にあるもの: frozenなど。

  より形容詞にちかいものから分詞にちかいものまで,グラデーションのようになっており,はっきり分けられるモノではない。とのこと。

分詞構文は副詞節の省略ではない。

 逆に分詞にいろいろな要素が加えられていったものが,分詞構文である。
   1)分詞はもともと自動詞のうしろにおかれ,〜しながらという意味だった
     He sat smoking
          2)分詞は目的語をとらなかったが次第にとるようになった。
     He sat smoking a pipe.
          3)副詞句が間に入るようになった。
     He sat in the armchair smoking a pipe.
          4)分詞構文として分離されるようになった。
     He sat in the armchair , smoking a pipe.

 僕も副詞節を簡単にしたものと教えていた。冷や汗。生徒には歴史的事実とは違うが,「理解しやすい方法で教える」と断った上で,副詞節→分詞構文の書き換えをさせたほうがいいなと思った次第。

  参考資料「英文法のカラクリがわかる」研究社

|

« スラッシュリーディング4 | トップページ | スラッシュリーディング5 »

英文法ー準動詞(不定詞、動名詞、分詞)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/36697/4321584

この記事へのトラックバック一覧です: 動名詞と分詞の関係:

« スラッシュリーディング4 | トップページ | スラッシュリーディング5 »