Leopardで音声教材作成!
リンク: Apple - QuickTime - WWDC 2006.
また次のエントリーでは、あるテクニックを使って、簡単に任意の位置に、任意の秒数のポーズを挿入しながら、Text to Speech (Alex君)に英文を読ませるサンプル音声を載せています。 At the edge(2秒ポーズ)of a great forest (2秒ポーズ)there lived a brother and sister (2秒ポーズ)named Hansel and Gretel. このようにきこえるはずです。リンクを張りましたので興味のあるかたはどうぞ。 http://blue-enzo.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/alex_0f8f.htmlApple WWDC 2006 スティーブジョブズ
Keynote Address
54分ごろをチェックしてください!
いや〜。すごい時代になりました。アップルの次の OSX Leopard(レパード)の音声技術のことです。
今まで英文テキスト読み上げ機能は確かにWindowsにもOS Xにもついていましたがお世辞にもよいものとは
言えませんでした。ところが Leopardの音声読み上げ機能はかなりスバラシイ! 必要なところで間をとったり,イントネーションも自然でかなり使える印象です。英語教育への応用としてはネットで見つけた英文の読み上げ,模試や,市販の長文の音声教材化ができそうです。
教科書のテキストCDでは確かにネイティブスピーカーがしっかり読み上げていてこれはこれですばらしいのですが,スラッシュリーディングに対応するよう,ポーズが入っていないのが不満でした。スラッシュの区切れ目のところでは1〜2秒のポーズを入れた音声教材を作りたかったのです。
1〜2秒のポーズをスラッシュのところで入れると何がいいか。まず生徒にとって聞いたところまでの英文を理解するProcessingの時間が生まれます。またポーズの時間を使い,次の語句の推測の時間が生まれます。I decidedと聞いて,「何をすることを?」と次の語句を予測することは速読にとってなくてはならないことです。つまり新しく聞いた情報を前に聞いた情報と結びつける処理をしたり、文脈に応じて語彙の意味を決定しながら聞く時間が与えられるわけです。 京都外語大の鈴木寿一先生の研究によれば,ポーズ入りの英文を聞かせた場合と,ポーズ無しの英文を聞かせた場合では,前者のほうでは,あとでポーズ無しの音声を聞かせた場合でもリスニング力の向上が顕著に見られたということです。そしてこれはリーディングにとっても同じ事。
従って,Leopardのテキスト読み上げ機能を活用すると
したら,絶対ポーズ入りのものにします。そしてそれが世の中にあるほぼ全ての英文テキストに適用可能になるわけです。スゴイ。それともうひとつ,Steve Jobsはすてきな機能をプレゼントしてくれました。それは早読み機能。彼のデモを聞いた感想としては,音声を1.4〜2倍ぐらいのスピードにしてきちんと聴き取れる速度で読み上げることも可能にしてました。
私はこの早読みも英語教育というか言語教育には大事だと思います。高速道路効果というものがあります。高速道路を降りてしばらくは,80Kmの速度!をだしてもゆっくりと感じられるということです。言葉の世界もこれが当てはまります。速度をアップして聴いた英文を一倍速に戻して聴くと,あら不思議ゆっくり聞こえます。私はwindowsであれば,「聖徳」,Macであれば「七色ハイスピードサウンドファイラー」などで音のスピードをアップしています。速い速度の音声を人が聴くとその音声速度になれようとして脳の回路の速度がアップします。処理速度がアップすれば,(単語構文の意味がわかっていれば)楽にききとれるようになるのです。
まあコンピュータの読み上げは,生の読み上げには最終的には勝てません。限界もあります。しかしそれを差し引いても非常に楽しみです。
ちなみにジョブズのプレゼンでは,54分ごろにこの機能の紹介が出てきます。ぜひ聴いてみてください。
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