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2006年2月 2日 (木)

可算,不可算はイメージできまる

 2005年11・12月号のSTEP 英語情報の中で代々木ゼミナールの小倉氏が述べているイメージできるできないで,可算名詞か不可算名詞か判断する方法には賛成です。

 私は,可算名詞は,「唯一絶対のイメージ」をもてるものと指導しています。イメージ像がゆれるものは不可算名詞と教えてきました。たとえば,リンゴ。これはほぼ「赤く丸い形をしたくだもの」がイメージできます。可算名詞です。

 しかし,ワインや砂糖はどうでしょう?唯一絶対のイメージはうかぶでしょうか。うかびません。ボトルやグラス,スプーンの形はイメージ化されますが。

 紙はどうでしょうか? 1枚の紙のこともあれば,紙切れの場合もイメージされ,唯一絶対のイメージが浮かぶわけではありません。したがって数える場合は a sheet of..  a piece of... の助けを借りることになります。

 もっとわかりやすい例はパンです。目をつむってパンをイメージしてみてください。食パンかもしれないし,メロンパンかもしれませんよね。トーストみたいに薄切りされたイメージをもつ人もいるでしょう。パンも唯一絶対のイメージが与えられているわけではありません。a loaf of...   a slice of... などの助けをかりて数えることとなります。

 furnitureはどうでしょう?これは「家具類」であって唯一絶対のイメージが浮かぶ単語ではありません。ソファなのか,カーテンなのか唯一絶対のイメージがわきません。よって数えられません。

 ガラスも同様。一枚板のガラス。割れたかけらのガラス。形がかんたんに変わります。

 このように,目を閉じて,「机」「本」など一定のイメージが浮かぶものに関しては,可算名詞となり「目に見えぬもの」や「目に見えても,ガラスや,パン,紙,砂糖など,形が簡単にかわりやすいもの」は不可算となるようです。もっとも,a piece of...などの助けを借りて数えられるようになるものもあります。

 この件に関しては

 大西泰斗先生の「ネイティブスピーカーの英文法」にも詳しくでていますし,(というか,ここから学んだというほうが正解です)山岡大基先生のウェブにも非常によくまとめられているものが載っていますので,紹介させてください。

  http://hb8.seikyou.ne.jp/home/amtrs/articles.html 

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