2012年2月10日 (金)

0405- 122010 英文の覚え方

 英文の暗唱には原則ラウンド制がいいでしょうね。同じ英文をすこしずつやり方を変えて、1ラウンド、2ラウンド、3ラウンドと、複数のラウンドの練習をこなす中で覚えては、それを体の外へはき出していく。これしかないと思います。

 おすすめは、スラッシュごとに英文を再生していく方法。たとえば.....

第一ラウンド(インプット)

場所があります /  
There is a place

私の家族と私にとって愛すべき(場所が)/
very dear to my family and me

家から遠くないところに。
, not far from where we live.

これを音読筆写しながら3〜5回書いて覚えます。最後は顔をあげて言ってみる。

第二ラウンド(アウトプット+ヒントつき)

場所があります /  
T i  a p 

私の家族と私にとって愛すべき(場所が)/
v   d   t  m  f  a  m

家から遠くないところに。
, n  f  f  w  w  l .

ヒントつきだとかなり思い出しやすくなります。
最初の一文字だけ残しておきます。

第三ラウンド(アウトプット+ヒントなし)

場所があります /  

私の家族と私にとって愛すべき(場所が)/


家から遠くないところに。

最後は「白文」を使って言えるか、書けるかどうかチェック。
音が耳によみがえり、英文の映像が脳裏に浮かべば成功。
思い出せなかったらラウンド2に戻ります。そこでもだめならラウンド1に戻ります。そしてまた、ラウンド3をチャレンジ。


このように3ステップを踏めば、結構覚えられます。

ファイナルステップは顔をあげて全文言えるかです。そういう英文が蓄積していくと、あるとき爆発的に話せたり書けたりするものです。蓄積なくしてアウトプットなしです。まとまった量の流れのある英文の暗唱はRLSW全てに効きます。ちなみに思い出す単位は文単位でなく、チャンク(フレーズ)単位の方がいいです。

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2012年2月 8日 (水)

0404- 120208 コクヨ 測量野帳 

http://www.kokuyo-shop.jp/shop/u_page/honne06_2.aspx

100人の測量野帳という企画がありまして、原稿を書かせていただきました。
いろいろな人の測量野帳。100人、100通りの使い方があります。
おもしろい。

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2012年2月 6日 (月)

0403- 120206 ユメブン1について

すばらしい本を作って下さって、木村先生、石崎先生には感謝します。

まず、例文がものすごく言いやすいです。きちんと英語の強弱のリズムを考えられて作られているので、非常に音読していて気持ちがいいのです。これはポイントが高いですね。私自身スピーチの指導をしたりすることもあるのですが、経験上、音読していて強弱のリズムが心地よい文はたいていよい文です。「入試にでている文しか使わない」という呪縛を断ち切れば、意味的にもおもしろく、音読的にもよい、もっと使い勝手のあるよい文で練習できるわけです。

次に、1文で終わる文脈なしのトレーニングにはなっていない点がすばらしいと思います。きちんと2文、あるいは接続詞でつないで文脈を作り出しています。2文あれば文脈はできますので、どんな場面で使うか、1文の時より格段にイメージできます。つまり、使える形で提示されていると言えます。他の文法問題集では残念ながら文脈から切り離された、ぶつぎりの1文のみしかありません。私も自分のブログに「2文主義で行こう」というエントリーを書いてますが、(暗唱)例文で文脈を生み出している点で大いに共感できます。できればターゲットとしないもう一文の方には、既習事項が埋め込まれていれば最高です。(そうされているかもしれません。)

三点目にすばらしいのは、現在わかっている文法、語法の最新の知見が限られた原稿スペース中できちんと示されていること。「理解」の部分をきちんとおさえています。

もっとも、授業をきちんと受けて、理解した方がやはり近道。本の説明は授業の補足程度に考え、授業→トレーニング(ユメブン1等)という道筋は崩さないことが大事だと思います。もっとも授業も結局「変化のあるくりかえし」で、同じ項目を別の問題形式でくりかえしトレーニングしたほうがいいのですけどね。


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2012年1月21日 (土)

0402 -120121 AKB...じゃなかった、CTE48の話し

石川県にいる仲間と、向後秀明先生からの情報。石川にはCTE48がいるとのこと。Core Teachers of English 48のことだそうです。中核になる48名の教師が新指導要領にそった公開授業をするとのこと。おもしろいアイディアですね。やるな石川県。全英連も楽しみ。(^-^)/

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2012年1月19日 (木)

0401- 120119 小数点のついた数字は単数が複数か

ちょうどライティングの教科書に出てきましたので、確認のために書いておきます。

結論:1は常に単数。1以外のすべての数字は0も含めて複数。

0 meters / kilograms
0.1 meters / kilograms
0.5 meters / kilograms

1 meter / kilogram

1.1 meters / kilograms
1.5 meters / kilograms

1以上は分かる気がします。
でも、1未満はどうでしょうか。

0.1 (10分割した上で、1個を取り出した)
0.5(10分割した上で、5個を取り出した)

この「分割」という考えが強いため複数なのでしょうか。
英語の中では1は「分割されない数字」=完全な数字なので単数なのかも知れません。

よくわからないのは、0が複数扱いという点。うーむ.......。
たしかに 0degrees って言いますからね........。謎だ。

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0400- 120119 新たなハイパーカードか? iTextbookか。

アップルが、1月19日に新しい教材作成ツールを発表すると、Mac Rumorsが述べている。テキスト、映像、画像など取り入れて、手軽に教材を作れるようにして、アップルのデバイスで見られるようにするものだという。

かつてハイパーカードは教材作成ツールの役割を果たしていたが、その穴をうめるものになるか注目される。iPadが出てきて、電子教科書を学校で使う状況が整いつつある。教材作り、配布し、生徒が恩恵をうけられるプラットフォームをアップルが提供するのは当然の流れと言える。しかし、結局、iPadが標準になるなら、日本のどの教材会社もアップル「標準」の教材作成フォーマットを無視できなくなる。アップルはものすごく安い金額で提供してくるだろうし、事実上、E教材のデファクトスタンダードになる可能性がある。おそらく現在フラッシュが提供しているようなことはできるようになるだろうから、一気に学校現場にに広がる可能性もある。電子黒板あたりにも対応してくるなら日本の教材会社にとっても無視できなくなる。このようにフォーマットが広がっていくのは音楽、映画、本の配信フォーマットを握っているアップルならではである。フォーマット作りについては日本の教材会社が束になっても勝てない。

しかし逆にこれは教材会社にチャンスであると考えられなくもない。一気に教材フォーマットが固まれば、教材会社にとっては自由度はなくなるかもしれないが、販売のチャンスはでてくる。iTunesの販売網にのれば利益があがるかもしれない。

いっぽうで、学校が独自に作った教材を、特定の生徒だけに配布する場合にどうするかが普及のポイントになるだろう。たとえば桐原書店やアルクが作った教材をもとに先生が独自のE教材を作った場合などどうするのか。著作権の問題はあるだろう。(紙の教材を買って、E教材はめこぼししてもらうというのもありか)著作権問題を嫌って、全国、あるいはある地域の教師、あるいはある学校の教師が結束して、Facebookあたりを起点にして、著作権フリーの教材を作った場合はどうか。そうすると教材バンクみたいなものがあると便利だ。iTunes Eduと銘打ってそれもアップルの役割になるかもしれない。

そして教材は何も教師だけのものではない。生徒が教材を作ったっていい。教材でなくてもプレゼンテーション機能をもたせれば、発表ツールにもなるかもしれない。

個人的にはぜひ、インスピレーションのようなマッピング図とアウトライン機能をいったり来たりできる機能を入れて欲しい。

いずれにせよ楽しみである。

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2012年1月17日 (火)

0399- 120117 本日誕生日

誕生日であります。たんにそれだけ。年を取ることはうれしくもなんともないですが、この世に生まれたことを祝福してくれる人がいるだけでうれしくなってしまいます。

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0398- 120117 センター試験の公平性

本日の朝日新聞に載っていましたが、センター理科、地歴公民2科目受験の人は、1科目目解答回収時、トイレに立つことができる。試験監督がついていくことになっているが、数多くトイレに立つともう監督はしきれない。お互い情報交換、つまりカンニング可能。これはまずい。1科目目の問題冊子、2科目目の問題冊子を同時配布してしまうと起こる問題だ。カンニングするしないが問題ではなく、やろうと思えばできてしまうことが問題なのだ。そのあたり、入試センターではどう考えているのだろう。

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2012年1月15日 (日)

0397- 120115 センター英語

センターの英語は、語数が増えているだけで易化はしていると思う。(400語増加したそう)語数が増えたぶん、問題の方は非常に素直になっている。語句整序問題なんか、find it easy みたいに1つのテスティングポイントしか入っていない。「必ず2つポイントを入れている」という問題はもう過去のもの。これは文科省のメッセージかもしれませんね。

「こまかい文法学習はもういらん。あれとこれをつなげて小さなかたまりをまずは作って.....みたいな暗号解読法はもういらん。文法学習は、あれもこれももやらせて理解段階で終わらせるより、学習ポイントを絞って、簡単な表現でいいからすっと使えるようにして欲しい」

「Readingも読む素材に合わせて読解スキルを選択できるようにしてほしい」

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2012年1月 9日 (月)

0396- 120109 達セミ いわきにて

4年半ぶりにいわきでの達セミに参加しました。谷口先生はあいかわらずお元気でした。谷口先生あっての達セミ。本当にありがとうございます。セミナーに行き始めたのも達セミがきっかけ。僕の原点でもあります。震災復興シリーズの最後はいわきで。本当にありがとうございました。

セミナーでは松本涼一先生と再会できたのもよかった。思わず二人で再会を喜びあってしまいました。東京で無事家族の方と過ごしていらっしゃるとのことでほっとしました。現在埼玉で教鞭をとっておられるとのこと。(いつもブログを見てますので久しぶりに会った気がしませんねとおっしゃっていただきました)松本先生は福島の宝。いつの日かいわきの方にこられるといいですね。ぜひお待ちしています。

泉中の元木先生は、よどみない見事なプレゼン、授業。一つの教材の使い回し方法など学ぶことも多かったです。迷いのない授業というのは気持ちいいものがあります。スティーブジョブズのプレゼンなども研究されているようです。いい授業です。すばらしい。

最後になんといっても木村秀子先生、震災でもっとも大変な地区の中学の校長先生ですが、英語教育にかける情熱は僕など足下にも及びません。穏やかな外見の中にはすごく熱い魂があります。木村先生の校長塾、達セミ参加者へのメッセージは確かに僕たちの心に届きました。なんのために教師をするか、本当に大切で明日から頑張ろうというエネルギーをもらいました。ありがとうございました。

セミナーのあとはラスタンツアで恒例の食事会。(飲み会とも言う)セミナー会場では得られないこともいっぱいあります。何気ない一言から、「ああ同じ思いだな」と気づいたり、「あの人と知り合いだったの?」 なんて発見が一杯。講師の方もリラックスしていますから、いろいろな話が聞けますからセミナーと同等ぐらい大事ですね。いろいろなセミナーがありますけれど、食事会(飲み会)を大事にしているところは人のつながりが濃くなると思います。これがあるから達セミはいいなあ。ね、谷口先生。

最後に木村先生の言葉をシェアしたいと思います。
木村秀子先生語録

0)一人でも生徒がいる限り全力を尽くすこと。
1)日本人の精神性の高さを誇りに思おう。
2)日本のよさを発信したい!という子を育てたい!
3)「言語活動していては受験に受からない」というのはその活動にミスがある。
4)楽しい苦しさがたくさんある授業、いたいけれどコリがとれる授業を目指そう。
5)3つのC Chance, Challenge, Change チャンスがあったらまずやってみよう。恥をかいてもいいじゃない。やれば自分が変われます。
5)退職は間近だけれど、死ぬまで人生成長しつづける。勉強し続ける。
  海外に日本のことを伝える仕事をしてみたい。
  英語をもう一度学び直したい方に、英語をゆったり教えたい。スローフードならぬ、スローイングリッシュラーニングがあっていい。

特に0)は津波の被害にあった中学の校長先生としての覚悟を述べたもの。これを同校の先生方全員と確認しあったそうです。4月に学校が再開して、他の学校に間借りしならが始まった授業。それでも戻ってきてくれた生徒のために「戻ってよかったと言われる最高の授業を届けよう」が先生方との合い言葉になったとのことです。

  よさを伝えきれないのがもどかしいですが、本当にすばらしいお話で、パワーをたくさんたくさんもらいました。参加してよかったなあ。得して帰ってきた1月9日でした。

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2012年1月 8日 (日)

0395 - haveモノVpp と getモノVpp

両方とも、使役の意味と、受け身の意味がある。


have モノ Vpp

使役の意味:お金をプロに払ったり、目下に当然してもらえること。
I had my bad teeth pulled out.

受け身の意味: 犯罪や災害の被害をうける。
I had my bag stolen.

getモノ Vpp

使役の意味:困難をともない、努力や説得して何かをしてもらう場合
I got my bike fixed.
(ただし、口語では お金を払ってしてもらったこと、目下の人に当然してもらえることにも使える。
つまり getモノVppの方が have モノVppより使用法が広く、応用が利くということになる。

受け身の意味:主語の不注意による事故やケガといった場合ケガの場合
I got my leg broken.
I got my finger cut.

ただし、I got my bag stolen.や、I had my leg broken.はダメ。

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0394- 120108 no more than....と no less than....

no less than は 「〜も」、no more than は「〜しか」
not less thanは「少なくとも」 not more thanは「多くとも」

こう教えた経験は僕にはある。しかし、現代英語ではこれは間違いである。

no less than = not less than
no more than = not more than が正解になる。

ただし、noを使った方が頻度はだいぶ高い。
notを使った方が少しフォーマルになり頻度は落ちる。

no less than, not less than..は「少なくともそれ以上もある」と多さを強調し、
no more than, not more than...は「多くともそれ以下しかない」と少なさの強調となる。


You have to pay no less than five hundred thousand yen for the book.
少なくとも5万円以上払う必要がある その本を買うには。

I had walked no more than a few hundred meters when I found her.
2〜3百m いくかいかないうちに彼女を発見した。

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2012年1月 5日 (木)

0393- 120105 ヨウ素剤がきた。

新しいヨウ素剤が家に市の保健所から郵送されてきました。前に市から配布されたヨウ素剤は去年の12月で使用期限切れ。前回は飲み薬の形でしたが、今回は錠剤で送られてきました。ところが妻と子どもの分のみ。僕のは? なんと40歳以上には配られないのでした。(国の基準では妊婦及び40歳未満の市民のみに配布とのこと)できるだけ年金を払いたくないのだろうなーと深読みしたのは僕だけでしょうか。(^_^;)

以下は U.S. Environmental Protection Agency のサイトより

iodineはヨウ素 thyroidは甲状腺

Protecting People from Iodine-129

How do I know if I'm near radioactive iodine?

Living near a nuclear power plant may slightly increase your annual exposure to I-131. Detecting radioactive iodine in the environment requires specialized equipment. Most major medical centers can test for isotopes of iodine in your body.


What can I do to protect myself and my family from iodine-129 and iodine-131?

The thyroid cannot tell the difference between radioactive and non-radioactive iodine. It will take up radioactive iodine in whatever proportion it is available in the environment.

If large amounts of radioactive iodine are released during an nuclear accident, large doses of stable iodine may be distributed by government agencies to keep your thyroid gland from absorbing too much radioactive iodine: Raising the concentration of stable iodine in the blood, increases the likelihood that the thyroid will absorb it instead of radioactive iodine. (Note: Large doses of stable iodine can be a health hazard and should not be taken except in an emergency. However iodized table salt is an important means of acquiring essential non-radioactive iodine to maintain health.

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2012年1月 2日 (月)

0392- 120102 うれしい便り

うれしい便り。審査委員長を務めさせていただいた、市の中学英語弁論大会で優勝した子が、高円宮杯全日本中学英語弁論大会(全国大会)の決勝大会まで勝ちすすんだとのこと。いくつかアドバイスはさせていただきましたが、うれしい驚きです。指導者のかたと本人のがんばりが生んだ結果。おめでとうございます。なんと指導者のかたは高校時代の合唱部の仲間の奥さまでした。

スピーチコンテストについての過去エントリーは以下の2つのエントリー(0360と0156)です。

http://blue-enzo.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/0360--0110902-9.html

http://blue-enzo.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/0156_080903_fbc1.html

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2012年1月 1日 (日)

0391- 120101 あけましておめでとうございます

皆様新年あけましておめでとうございます。今年、2012年もよろしくお願いいたします。

さきほど新年の決意を書き上げたところですが、英語では New Year's resolutionsと言います。resolutionsとはなんぞや?というところから入りますね。これはもともと「解きほぐす」がその意味なのです。複雑にからみあった糸。こんがらがった思考。あれもやりたい、これも大事。どうしていいかわからない状態。そんな状態をどんどん解きほぐして、最終的には数本の、あるいは一本だけの糸(意図)だけにしていく作業。そのためには自分の人生にとって「何が一番重要か」ということがわかっていないといけません。それのみが複雑な糸をほぐしていくヒントになり得ます。他の何をおいてもやりたいこと。これがNew Year's resolutionsになります。

人として、
地域住民として、
夫(妻)として、
父(母)として、
子(親)として、
職業人として、
学生として、


やりたいこと、なりたい状態。
書きだしていきましょう。

そのことが実現したら、自分だけでなく周りの人もハッピーになる。そんなふうになれたらいいですね。

今年1年がみなさまにとって希望の光に満ちた、そして、絆の大切さを意識できる一年でありますように。

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2011年12月31日 (土)

0390- 111231 ありがとうございました。

今年もあと16時間。2011年は本当に大変な年になりました。東日本大震災と原発のために私が住むいわき市からも多くの人が避難しました。私自身も3月、4月は避難、避難で、栃木・那須→新幹線で東京→親戚を頼って埼玉→福島・会津美里町と生活の場所がてんてんとかわった日々が続き、もう帰れないかもと思った時もありました。放射線におびえた日々。でもなんとか家族全員こうして無事で生きています。

多くの方から心配のお声をメールや電話の形でいただきました。心から感謝致します。震災があってつらいこともあったけれど、人の情け、「絆」が身にしみた、一年でした。人はつらいとき誰からも相手にされないと絶望におちいります。もうだめか。故郷に帰れないか。となんどおもったことか。でもお声がけいただくだけで心が落ち着くのです。気に掛けてもらっている人がいるんだと思うだけで希望の光が見えるのです。(避難の時は携帯電話だけが頼りのつなでした。)

そしてこの経験で、何らかの形でみなさんや社会に恩返ししたいという気持ちが強まっています。自分が何ができるか考えた一年でもありました。そのため、アルクさんをはじめ、啓林館、ベネッセさんの企画にも協力させていただいだりしました。しかしまだまだこんなものではすみません。自分のできることは何か2012年も考えていきたいと思います。そのひとつにはやはり英語で困っている人にわかった、できたと笑顔になってもらいたいということなので、自費出版や電子出版でいいから1冊本を書いて出したいということ。それとお金がなくて塾などに行けない子などにボランティアで教えたりもしたいなあと考えています。今年より来年は行動の1年にしたいなあ。実行したいなあという気持ちが強いです。そしてもちろん、3年生には合格してもらいたい。

ブログの読者の皆様へ 私のブログをわざわざ読んで下さってありがとうございます。2012年も「気ままに英語教育」はあくまで「気ままに」しかしパワーアップしてがんばりますのでよろしくお願いいたします。

前田浩之拝

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2011年12月28日 (水)

0389- 111228 アルコムワールドに記事を執筆

アルクの語学通信講座受講生の方向けの雑誌、アルコムワールドですが、ご縁があって、2月号にEnglish Journal を使った発信のための英語力アップ法を執筆させていただきました。暗唱のためのステップを書いております。ヒアリングマラソンはじめ、各種アルクの講座を受けていらっしゃる方はぜひどうぞ!

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388- 111228 2文主義で行こう

一文レベルのドリルばかりですと、本来使うべき文脈、コンテキストが見えないことがあります。

Have you ever seen the movie? だけより、

Have you ever seen the Korean TV drama ?
Yes, I have seen it twice. Have you?
Yes, I have seen it many times.

などのほうがより文がいきいきしています。
なぜその文法項目を使うのか、どんな状況で使うのかが分かるからです。
それとやはり時流などを盛り込んだり身近な文だといいようです。

もちろん、1文レベルのドリルは重要です。効率もあります。僕の提案は、導入時一番最初と、一番最後に英作文などをやらせる場合、書かせる文以外で最低でも一文追加しておいて、二文(あるいは三文)にすると文脈が生まれてきてなぜ今文法の勉強をしているかより鮮明に生徒に伝わるってことなんです。ドリルの最後は2文(3文)主義で行きましょうということです。

追加する文には同じ文法項目を埋め込んで置いてもいいですし、既習の文法項目や表現を埋めておくのもありです。(^_^) そしてテストでは、

下線部に入る適切な文を考えて入れなさい。
Have you ever seen a Korean TV drama Winter's Sonata?
            Have you?
Yes, I have seen it many times.

なんてのも面白いですね。文脈を得ると、文法が化石からフレッシュなものに生まれ変わるというお話でした。

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2011年12月27日 (火)

0387- 111227 ユメブンをいただいて

アルクの新刊ユメブンですが、木村先生の共著者の駒場東邦・佐藤仁志先生より直接いただきました。丁寧な手紙付きで、かぶんのお褒めの言葉までいただいて恐縮しています。佐藤先生本当にありがとうございました。

さて、この本のコンセプトは最初のインプット以外はすべてアウトプットになっていることでしょう。知識というのは入れるのではなく、くり返し「出す」と定着に向かっていきます。自宅の電話番号を覚えているのは、くり返しインプットした結果ではなく、くり返しアウトプットした結果、脳が重要な情報とみとめ長期記憶の中に入ることになったからです。この本はまずこのアウトプットの原則に則しています。

次に、Step 1 からファイナルステップに向けて、同じ項目を少しずつ単語を変えながら進んで行っている点が、無理なく定着を促します。ドリルの「歩幅」が大きくもなく、小さくもなく、ちょうどいいのです。これを「変化のあるくり返し」といいます。穴埋め、誤文訂正、疑問文への変換、語順、英作文とルールの認識からメカニカルなドリルを経て、英作文へと進んでいきます。また、この過程で少なからぬ表現、音声を体に取り込むことにもなり、文法というより英語の総合力をあげるのに適した構成になっています。

この本は、Forest, Be, Dual Scope, Breakthroughなどが構造的に抱えている問題にメスを入れてます。それは問題数、問題の種類が少なすぎて定着にいたらないということ。そして問題の出し方についても定着をうながすトレーニング順序を考えていないという点。文法力は単にワークブックやネクステの問題をやればいいというのではなく、音読筆写を中心とした、もっと根本的な学習の在り方を考えないとダメであるということ、文法学習はRLSWの学習の起点になりうるということを提起した点で、ユメブンは画期的といえるでしょう。

すでに文法参考書の教科書を使っていて、自分で教材を作るとすれば、ユメブンの構成が大いに参考になるでしょう。その場合ファイナルステップの英作文を意識して、それを達成するために前のステップに、そこで使う表現をまぶしておくという伏線構造を忘れないようにしたいですね。

よくExplicitな文法知識なしの学校の授業もありますが、その場合、結局生徒は塾かどこかで補充しています。やはりExplicitな文法指導は必要不可欠だと思います。ユメブンの1も楽しみ。

木村先生、佐藤先生、石崎先生、すてきな本をありがとうございます。

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2011年12月25日 (日)

0386 - 111225 電子教科書に求めるスペック

全体のスペックとしては

カラーE-inkであること。バックライト付きの液晶は不可。そもそもバックライトを使わないと文字が読めない暗いところで長時間発光体を見つめるのはアウト。発光体を長時間眺めるのもアウト。とくにLED液晶のブルーライト光は目に有害。よってカラーのE-inkで、バックライトのないものが最低条件。よって現行のようなiPadは教科書としては落第。子どもを害する可能性が高いものについては絶対ダメ。

ネットとの接続は特に必要なし。これは学校裏サイト、SNSなどの利用と関連有り。
教室に一台ネットとつながるパソコンがあればいい。
あるいは、教師が許可した時のみネットに接続される機能。

紙に書いたものをとりこむスキャナーとの連動機能。
スタイラスペンを使っての作画機能。
ビデオカメラ、デジカメの取り込み、編集機能。
ハイパーカードやフラッシュのようなオーサリング機能。
マインドマッピングのソフト。
ネットを介しての教材共有機能。
ワープロ機能。
プロジェクターへの無線・有線接続機能


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0385- 111225 デジタルなら何でもいいか?

本日、新聞紙の束を新聞店の人にもっていってもらいました。ふと思ったのですが新聞は見終わったらゴミ扱いです。情報を求めるだけだったら、デジタル新聞でいいわけです。でも、デジタルにすれば税金は東京の本社に入るだけです。地元には一銭も入らない。新聞店から新聞を買えばこの人達の収入になるし、地元の税収にもなります。

アマゾンなども便利なのですが、デジタルでやりとりの場合、やはり地域にはお金が全く落ちません。とくに都会でない地方は、便利さとひきかえに自分たちの地域をやせほそらせるだけの結果を生みます。自己の便利を追求するあまり、歳をとってから周りに本屋や新聞店がないではしゃれにならない。そうでなくても人口も減っているのに文化の活性化どころではなくなりますよね。(本についてはe-honを使うと地元の本屋にもお金が落ちるらしいのでこちらを使いたい。)

また、もうひとつ問題なのが、LEDライト。iphone、iPad, Macbookに限らず現在ほとんどのスマホやパソコンの液晶に使われているものです。この液晶が発する「ブルーライト」が網膜にとってものすごく悪いのです。(私はブルーライトから目を保護するサングラスのようなものを買いましたけど変な話です)よって目の悪い私は本、新聞など長時間読み続ける場合、絶対ipadなどでは読みたくないわけです。子どもにも絶対読ませたくありません。親は子どもの健康を守る義務があります。私達の目は発光体を見るようには本来できていません。私達の目は光の反射によってものを見るようにできています。この「ブルーライト」は目に強すぎます。長時間に渡って情報入手する「読書、新聞を読む、教科書を読む」場合は紙の書籍を通してなされるべきだと主張したいです。(ただし e-inkを使い、目にやさしいブックリーダーもあります)

さらに問題なのが、日本の森林は手入れしないとダメになるということ。(大きくなりすぎるとCO2吸入量が落ち、また水を土壌に含む力も落ちる)つまり適度に間引いて「使わないと森がダメになる」のです。こういう木を教科書、新聞、本、はがき、書類にどんどん使うこと。これって森の手入れにも貢献するのです。教科書の一部には日本の木を使うべしという法律があってもいいくらいです。外国産の木をパルプにして新聞に使うのは安いからですが、少し高くなっても少なくとも一部は日本の気を使ってはどうでしょうか。

デジタルは一面便利なのですが、他の面を見ると、トータルとして幸福になれるとは限りません。様々な他のものを犠牲にする部分もまたあります。デジタルの新聞やアマゾンというシステムは便利ですが、地元の活字文化の供給の点は阻害します。デジタルの教科書も便利ですが、子どもの目の健康を大きく損なう可能性が高いです。新聞の場合大人の目の健康を損ないます。デジタル化をすることで日本の木がますます使われなくなって、森林が荒れていくことを憂慮します。

いい部分は取り入れ、そうでない部分はアナログで考えていく。そういうスタンスでデジタルとはつきあいたいです。

P.S. 新聞は、紙の新聞の継続にしました。

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2011年12月23日 (金)

0384 セミナー、研修会からまなべること

セミナー、研修会に行って自分がなるほどと思う事って自分では気づいていないことが多いと思います。自覚はしていてもその大切さに気づいていない。あるいは自覚もできていない。それを学ぼうとして達セミなどに行くわけです。これが第一段階。

そしてマネしようと思ってもなかなかできないのが、講師の説明のうまさ、活動の手順のスムーズさ、説明と活動の割合の絶妙さです。ワークショップなどに行ってこれに感動したという人も少なくないのではないでしょうか。これはすぐマネできるわざではないので、自分のものにするのには一苦労します。これが第二段階。

そんなのは自分で頑張って積み上げいくもので人から教えてもらうものじゃないのでは? という疑問がでてきそうですが、「ここができていないため」残念な結果になっている授業も多いのではと思います。文法の説明などがそう。延々説明しても「人間が」(あえて生徒がとは書きません)何もせず聞いていられる時間はかぎられています。すぱっときれる説明(このなかにはどういうときにその文法を使うと便利かも入れます)をしてあとはくり返しを通じてマスターさせていきます。人間が集中しているときって、実は時間の概念を忘れるほどの集中力をしめします。授業がうまいひとの共通点は、発問、説明、活動、(笑い)のバランスが絶妙にとれていて、(最後は生徒とのインタラクションのたまもの)集中すべきときに集中させつづけます。そしてぶれない(ように見える)。よく授業はインタラクションといいますが、無理にインタラクションしようとしてもうまくいきません。結局それは教師の授業力のたまものと言えます。カナダで出あった授業の達人!と思える方に聞いてみました。コツは何ですかと?答えはズバリ、Teacher's control. 話し方に気を配る、発問の中身の検討、何をどこまで説明するか、適切な活動の実施と評価、活動の手順の確認、目的の共有、適切な資料の配付、シラバスの中での位置づけ etc. すべて行っていて初めて生徒も満足できる授業になりうる。とのことでした。情報発信者としては情報の中身、与える時期の精選、そして情報の発信のしかたにすごく気を配る必要がありそうです。ファシリテーターとしては活動をどれほど楽しくできるか、ルールの徹底、どう評価するかという部分に気を配る必要があるでしょう。情報の受け手としての教師は生徒の発信する情報を適切に評価し、ほめたり、個人あるいはクラス全体にフィードバックするなどしてミスの芽をつんでいく必要があるでしょう。

いきなりすべては難しいかもでしょう。でも誰しも完全無欠の教師はいません。「未完成から完成へ」向けて一歩一歩歩みをやめないことはすごく大切。達セミなどはこのうち、「ファシリテーターとしての教師」の部分をよく学べると思います。このように自分が強化したいのがどの部分か、意識できる状態は、生徒が自分がどの部分が弱いか判断して、勉強の手立てをたてる状態と同じ。これは「メタ認知」が働いている状態になります。

最終段階として大事なのが、自分(あるいは生徒、学校全体)が望む結果を得るためにどの時期にどの活動をさせていくか計画をたてることだと思います。どの時期までにどういう力をつけさせたいか個人であるいは英語科全体で考えることが重要になるでしょう。

万一このブログを見ている方で、英語教師のためのセミナーの講師の方や、研究会の主催者の方がいれば、今後はセミナー受講者に全体計画を共有してもらって、「ここの時期にこういう力をつけさせたいのでこの活動をします。一回では無理なので帯時間のようにしてくりかえし〜をしていきます。」という話をしていただければと思うのです。できれば参加者に、A4 1枚程度で簡単に「生徒にいつの時期にどうなって欲しいか」を作ってもらった上での参加も面白いかもしれません。シラバスレベルでの気づきが得られるのはすごく大きいことだからです。

*Can-do リストもありますが、限界もあります。大学の先生が主導しているせいか、「はっきり数字がでてきて、検証できるものしかリストに含めない」ようです。数字がでないと検証できない(研究にならない)からだそうです。研究対象になりにくいものの中にも重要なものもあるんですけどね。たとえば英文解釈。ベネッセの人と話していたら、解釈力があがったとかは検証しにくいから評価になりにくいとのこと。うーんそこが入試では大きいのですが。とりあえずWPMがあがったとか、パラグラフの主旨を速くつかめたとかの「結果」で評価するしかないとのこと。認知のCan-do リストがあってもよいと思うのですが。限界があるのを知った上でつきあっていくことになるでしょう。

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0383 - 111223  かぜ

子どもからもらってしまった風邪が悪化してしまいました。熱が出てのどがひどいことになっているので課外にでられず。昨日今日と寝ています。残念。前日はリスニング指導の教材を作っていたのですが、これは後日に使おうと思います。

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2011年12月20日 (火)

0382- 111220  冬の課外の長文語いリストについて

2年生の冬の課外2日目。60分3コマ連続。長文にでてくる単語のプリントは先渡し。ただし、自力で意味をつかんでほしいところ、訳をつくってほしいところの単語はわざとぬいてある。単語の先渡しは語い力の強化になるのと、英文解釈にパワーを振り向けさせるため。中位、下位陣にとってはスキーマを与えておき、英文にとっつきやすくするため。そうすることで長文をほうりなげず、とりあえ手を付けさせることを狙っている。特に下位の生徒は、単語の意味を調べることに数十分かかり、学習が力尽きるくらいなら、リストで覚えさせておいて一気に読ませる方がはるかに建設的。特に、「自分でやっておけ」になりがちの「課題」は単語リストを作って渡す効果は大きい。

単語を調べなくなるという懸念をしめす先生もいるが、それはリスト型の単語帳を使っている時点で同じ。それに単語によって載せる載せないを工夫すればいいのだ。例えば、単語はartificial 人工の というような 自分の生徒にとって既習語であり、訳語がほぼひとつに決まるものはリストに載せて、問答無用に再確認させる。新出語で訳語があまりぶれないものもリストに載せて覚えさせる。一方、既習語にせよ、未習語にせよ、reflect(反射、反映、反省)のような文脈を利用して意味がかちっと決まるものはあえてリストにのせないでおく。それこそ文脈を利用して意味を推測し、その上で辞書をひかせたほうがいい。Many insects can be destroyed by spiders. の destoryの意味なども単語リストに載せず、自力で意味をとらせる。これは「食べられる」という意味になり、「破壊される」ではアウトだ。よってリストに載せるのせるのせないは、英文を読み込んだ上で、教師がセレクトする。もちろん1年1学期の指導は別なものになるが、2年終盤の指導としてはこれがいいと思う。辞書をひかせるものとそうでないものを区別すると効率がよいのだ。効率とは、下位、中位の生徒に間違いなくターゲットの長文を全員に読ませられる確率が上がるという意味だ。あるいは上位の生徒には長文を早く終わらせて、その文別の長文を読んだり、解釈問題に取り組む余裕ができるということだ。

リストの作り方で注意点がひとつ。左側に和訳、右側に英語をのせる。
  例 人工の      artificial

真ん中でプリントを折らせるのだが、すこしずらして、単語の最初の2〜3文字が見えるところでたてに折らせる。

    人工の      art...

これでヒントつきのクイズができあがる。一分間時間をはかり、ペアでどこまで覚えたかチェックさせるのもOK。僕はしあげにクリスクロスをしている。

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2011年12月19日 (月)

0381- 111219 生徒をみるということ

様々な研修に出かけるのは、目の前にいる生徒の反応が悪く(寝るのがその典型)悩んでいるからだ。あるいはもっと彼らの夢をかなえてあげたいからに他ならない。(学校より塾が役に立つと言われて悩まない教員はいないだろう)夜中まで起きて教材をわざわざ作るのもそう。どの教員も生徒をよくしたいという思いは強いと思う。この生徒達を伸ばしたい。その一点で自己研鑽を行う。はっきり言って、何も行動しない人より百万倍いいと思う。

どうしたらいいか分からないということは、結局自分なりのあるいは学校としての指導の「型」が存在しないことに全てが起因する。この「型」は当然生徒を3年後どうしたいかという目標のもとに設定される。「型」はさらに何がどの時期に達成されればよいかという 「Can-do list」と、それを達成するための「指導方法」・「評価方法」・「生徒へのフィードバック」へと別れると思う。

研究授業で学ぶ指導方法はこの中の「ある特定の時期の指導法」ということになる。中には3年間ずっと使える技術もあるかもしれないが、「いつごろ、どの指導方法が何を達成するために有効か」ということは考えておかないと、研修を受ける度にメインの指導方法が変わり、生徒が迷惑するという事態になりかねない。よって研修によって得られるものの限界も知っておく必要がある。「生徒のどの技能について、何をいつまでにどれだけ」という目標を自分で考える、あるいは同僚と考える部分が絶対必要なのだ。その上での授業技術なのだ。さらには、かわいい生徒にフィードバックして、力を伸ばしてなんぼなのだ。

非常に役だった研修もあげておこう。英授研(関東支部)の大会はよく筑駒で開かれている。個人的にはたくさん講師がいた中で、久保野雅史先生と太田洋先生のお話、実践がすごく参考になっている。すばらしい講師のすばらしい実践というのは、具体的である。何を大切にしているかという理念をきちんと語ってくれる上に、生徒をうごかすツボを心得ている。(研修を数多く受けていると、必ずロールモデルになるようなはっとするすばらしい講師に出会えるのである←他の講師の方がダメと言っているわけではないので誤解はなきように。ただ内容はいいのにプレゼンテーション=人に伝える力がとても弱い講師がいることも確か。そういう講座は残念ながら全く印象には残らない)このお二方の話を聞けるなら、ぜひ参加した方がよいと思う。

語い指導については岡田順子先生の話がずば抜けてよい。

授業の指導の流れも重要だ。これはICCの授業セミナーが役に立つ。

ELECの講師の方も一流どころがそろっている。受けて後悔する講座はないだろう。

Oral Interactionなら語研のセミナー、予備校系の指導方法が欲しいなら代ゼミが有名だ。

また田尻悟郎先生、中嶋洋一先生、高橋一幸先生、菅正隆先生の話は必聴だ。

このような講座に参加するのは何より自分のためでもある。生徒が寝るような授業ではなく、生徒に力がつく授業を行う。教師になったのは結局そのためだろう。そこがゆれると教師としての存在がゆらいでしまう。

そのためには、研修に参加するのはもちろんだが、目の前にいる生徒の現状がどうなのか、自分が彼らをどのように導いてあげたいのか、それを彼らは受け入れてくれるかが大事になる。結局、あの先生の言っていることならやってみようというのは、生徒とのコミュニケーションの度合いに関わってくる。成績で脅してもやる気はでてこないのだ。本気を見せること。そのためにここまで達成しようとゴールを示すこと。そのためにこの活動をやろうと活動の意義を示すこと。間違いのフィードバックを生徒に返し、完成度を高めさせること。できたらおもいっきりほめてあげること。

自分が行っている研修はそのうちのどれに貢献するのか、という視点を忘れないようにしたい。

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0380 -111219 授業研究会

土曜日に本校で授業研究会があり、河合塾の先生に来ていただきました。ポイントをまとめると、1)問題を先読みしてテーマについてスキーマを持とう。2)必ず段落ごとにメモをとろう。メモは何が書いてあったか思い出すものだから短くてOK。できる生徒でも400ワードを超えると前に書いてあったを忘れるとのこと。3)英文の構造がわかる板書を心がけよう。4)単語については、単語帳の訳語をはりつけていくのではなく、文脈にあった訳をしよう。ということを、break (壊す、破る、割る)や destroyを例に説明いただきました。(私ならば、reflectの意味を3つあげよ。反射、反映、反省だよね。文脈に合う意味はじゃどれ?などと必ずやります。)5)下線部訳の前後は必ず読ませる。

予備校系の研修会ではよく言われていることばかりですので自分にとって目新しい内容ではなかったのですが、それでもよい確認にはなります。特に新人の先生には勉強になることもあったと思います。授業を見るのはいいものです。<この先生と生徒の間の約束事の上で成り立っている授業なので、ただマネをしてもダメということになります>ただしする方がもっと勉強になりますが。

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2011年12月18日 (日)

0379- 111218 理念をもとう

「成長する英語教師をめざして」という本を読んでいる。新人教師、学生に向けて書かれた本ですが、内容は深いです。

7章の中嶋先生のお話の中にこのような言葉がありました。

○いくら有名講師が紹介した活動でも、指導する教師の「理念」がなければ生徒にとってはつまらない活動になる。
○指導者側が「50分持てばいい」「明日の授業に使える活動が欲しい」...といった自転車操業の考え方でいる限り子どもたちが本気になることはない。
○「理念」とは「経験」に裏打ちされた「確かな概念」がその人の豊かな「人間性」によって昇華した姿である。
○講演会やセミナーに行くと、セミナリアンと呼ばれる人たちがいる。........ 熱心なのはよいが、聞きっぱなし、メモのとりっぱなしになっているため、悲しいかな、確かな「概念」にまで高められていないのが現状である。
○もし自分の授業を本気で変えたいのであれば、入力ばかりを追いかけるのを止め、「自己責任」が生まれる行動にとりかかることを勧める。それは人に向けての出力であり、人前での発信である。例えば、何度も授業を行って授業を見てもらうこと、人前で実践発表をすること、ブログやMLなどで自分の考えを多くの人に読んでもらうこと、などである。
○理念と聞くと、何か崇高なものであり難しいのではないかと考えてしまいがちだがそうではない。子どもをよくしたいという強い情熱さえあれば、そのために何が必要かを考えるようになり、たとえ日々の営みは小さくとも、「理念」の基になる「信念」「信条」がすくすくと育っていくものである。

中嶋洋一先生の言葉はやはり深いなあ。とても大事なことを仰っています。

前エントリーでは「セミナーにいきましょう」という話をさせていただきましたが、「受けっぱなし」ではよくないのです。「刺激ばかりを求めるセミナリアン」とは言い得て妙です。講師が教えるのは「技」が多いのですが、それをそのままマネしたとしてもうまくいくはずはありません。持っている「理念」が全く同じではないですし、今までの生徒との約束事、指導の延長線上の「指導」を披露しているからです。自分の血肉に取り入れるためには「自分の理念・信念」の中でどの位置をしめるものなのかを決めなくてはなりません。また、学んだことを忘れないためにも、私はブログという手段を使っています。アウトプットをすることにより、必ずディブリーフィングという振り返り活動を行っているのです。また、単にセミナーに行くだけでなく、木村先生のような教師塾や、代ゼミの2日にわたるセミナーでやっているような「模擬授業」を行うセミナーに行くのも一つの手です。僕も最初は勇気が要りました。全国の先生方の前で授業をするわけですから。でも、学ぶ深さが全く違います。その場にいるだけか、セミナーの前から準備してきたかで、受け取る言葉のいみが全く変わります。授業をみてもらうこと、そして、ブログなどでの振り返り・アウトプットは最低限しなくてはなりません。そして、自分がどのような生徒を育て上げたいのか、そのためにはどのような指導をどの時期に行いたいのか考えることが「理念」だと思います。シラバスは「理念」が具体的な形をともなったものでなくてはならないと考えます。そして理念はチームで授業を行う限り共有されねばなりません。(これが一番大変)

「成長する英語教師をめざして」は柳瀬陽介先生、組田幸一郎先生、奥住桂先生がまとめられた本ですが、英語教育に関わる者として教職何年目であろうが、座右の書として一冊はそばに置いて読んでおきたい本だと思います。

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0378- 111218 祝! 20万アクセス

拙ブログ、気ままに英語教育ですが、20万アクセスを達成しました。すごくうれしいです。ブログを始めたきっかけは、英語授業の研修会に行き始めてから。「学んだことをこのままにしておくのはもったいないなあ。自分で学んだことを書いていけば忘備録にもなるし、アウトプットするためにはインプットを続けることになるよなあ。」という気持ちで始めました。

思い起こせばいろいろな研修会に行きました。

よく都道府県主催でやる官製のセミナーは入り口に過ぎません。自分の興味関心に答えてくれるとは限らないからです。自分が悩んでいる内容であれば、やはり自腹を切って、こちらから勉強しに行くことがとても重要だと思います。

それに気づいたのは30代後半で、文科省の海外研修に参加できたことがきっかけでした。英語の現教科調査官の方と同じグループで大いに刺激を受けて帰ってきました。(選んでいただいた当時の学校の教頭先生、校長先生、県教委の方、文科省の方には本当に感謝しています)

また、英語教師人生の中でもう一つ大きな転換点だったのは、木村達哉先生との出会いでした。木村先生の教師塾で模擬授業をしなければ、大学受験を超える授業という観点を持ち得たかどうか疑問でした。その姿勢に大いに影響を受けています。そのつながりで、様々な先生、業者の方と知り合いになれました。新しい教科書作りにもわずかではありますが、協力することができました。自分は多くの人に教えられてきました。40代になり、今度は学んだことを自分の生徒はもちろん、多くの人に還元していきたいと考えています。

自分の研修の記録として始めた「気ままに英語教育」。今後はとりあえず50万アクセス、記事を1年に50本、研修会に参加する、あるいは立ち上げる、今の生徒にあった教材を作るーそしていつかは自著の出版をするを目標にします。そして自分が勉強して、今預かっている生徒を鍛えて夢を叶えさせる。これらのことを考えながら「気ままに」続けていきたいと思います。

読んでいただいてありがとうございます。

P.S. ブログタイトルは妻の案です。本人は絶妙なタイトルだと自賛しています。著作権料を払わなくてはならないかも。(笑)

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2011年12月17日 (土)

0377- 111217 分かる授業、できる授業

「先生の授業って分かりやすいですね」こう言われて悪い気がするひとはいないだろう。でも、語学の授業ではこれはほめ言葉ではない。「先生の授業で、できるようになった」これなら喜んでいいと思う。「分かる」と「できる」は全く違うからだ。

分かるとは「認識できる、分けて考えられる」ということ。確かに日本語とは違う外国語を学ぶときには大事だけれど、その結果何ができるかのほうが100万倍大事なのだ。

ワナの部分は「説明」のあとである。多くの場合、説明をして、穴埋め、選択問題、よくてならべかえをして終わり。これが日本の文法問題教科書の作りだ。そして大部分の教師はそのパターンで授業をしている。いいすぎを承知で言うとこれでは教科書の問題配列の奴隷である。「目標」を達成するために、何もそのトレーニングの配列でなくてはならないことにはならないし、はっきり言って、今の日本の文法教科書でトレーニングの効果を考えた上での問題の配列をきちんと考えたものはないと言ってよい。よってどんどんタスクをいれかえて行っていいのだ。

「目標」とは「ルールを認識でき、文を読め、文を創出できる」ことである。

よってタスクの中には、誤文訂正、英文解釈、英作文を含めるべきである。英作文の中には並べかえ、和文英作、オリジナル文の創作とまでが入る。

当然マスターさせる構文パターンは極めて同じようなものを使い、単語を入れ替えるだけで文がどんどんできていく、読めるようになるよう例文の工夫が必要であると思う。つまり「変化のあるくり返し」タスク=異なるタスクを通じてのパターンプラクティスが大切となる。

これじゃ、文法の授業か、作文か、読解の授業か分からないと言われる方がいるかもしれないが、語学は何が読めたか、聴けたか、書けたか、話せたかが重要であり、きっちり分けて指導することが重要だとは必ずしも言えない。むしろ、分けないで統合して教えたほうが文法のありがたみが分かっていいのではないだろうか。すると、文法を教えるもの、読解を教える者、作文を教える者は一人の方が効率がいいと言うことにもなってくる。今まで分業体制で教えていたのが本当によいことなのかも検証が必要だろう。

分かる授業はできる授業のための必要条件だが、十分条件ではない。教師は心にとめておくべきだと思う。そしてできる授業ができれば、生徒は輝くと思う。

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2011年12月14日 (水)

0376- 111214 研修の機会

木村達哉先生、柴原智幸先生をお迎えして、本校にてセミナーが開催されることになりました。非常に熱心な先生方がもう申し込んでいるらしいです。近隣の、IS高校、S高校、IR高校さんなどからすでに申し込みがあるとのこと。さらには東京からも。すばらしいです。知らないことは学べばいい。自分が意識していなかった新しい視点を学ぶこと。教員としての喜びそのものです。勉強すると、学んだことをどう教室で伝えようか、生徒にどう力をつけてもらうかとわくわくして、授業が待ち遠しくなるのです。

家族ができると独身時代と比べてフットワークが鈍ります。私自分自身思うよう、研修にいくことができていません。そんななか、いわきで開催される絶好の機会。まず自分が楽しみたいと思います。内容は高校のことが中心になると思いますが、灘は中高一貫校。また柴原先生は通訳者。英語力アップのためのトレーニング方法を教えて下さるはず。高校だけでなく、中学の先生方にも来ていただきたいなあと考えます。
中学も高校も、やはり授業が勝負。部活や行事も重要な一部ですが、学校は授業が最も大切。授業を充実させ、生徒の自己実現の手助けをしたいと思います。

P.S. 中高の壁を越えて、チームいわきができればもっとおもしろいなと思います。

2月19日(日)12:00〜16:00 いわき市・磐城高校にて
申し込みはアルクさんのホームページより。http://www.gakko-oendan.com/staticpages/index.php?page=charity

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2011年12月13日 (火)

0375- 111212  英語の先生応援東北チャリティーセミナー開催!

灘中・高の木村達哉先生と、放送通訳者の柴原智幸先生、ならびにアルクさんのご厚意で、2月19日(日)に福島県立磐城高等学校で「英語の先生応援東北チャリティーセミナー」が開かれることになりました。時間は12:00〜16:00まで。木村先生を福島にお迎えしてひらく初めてのセミナー。木村先生には3月11日より、心配をしていただいて本当に感謝感謝です。柴原先生も木村先生もボランティアで駆けつけて下さるとの話で、心から感謝したいと思います。それと、開催に向けてはアルクの嵯峨さん、矢部さん、石川さんには本当にお世話になりました。感謝感謝の一言です。当日は一人でも多くの先生方が参加されて、英語力・授業力アップの方法を学んでいただければ(自分も学べれば)と思っています。2月19日が非常に楽しみです!

申し込みは以下からです。

http://www.gakko-oendan.com/staticpages/index.php?page=charity

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2011年12月 7日 (水)

0374- 111207 速読プリントとリスニング教材

業者の速読用の教材とリスニング用の教材がある。はっきり言って、速読用の教材でリスニングをしても、リスニング教材で速読をしてもよい場合がある。センターの第4問などはまずは速読できないレベルであればリスニングも難しいだろう。会話のやりとりなどはリスニング教材を使う必要はあるが、同時に採用できない場合でも、2回に1回はリスニングで速読教材を使ってみることはできるはず。ディクテーションをやらせるのだって、何もリスニング教材でなくてはならないことはない。

リスニング教材を使うのなら、そこに出てくる語いのリストがはじめから用意されている方がいい。CDの中か、最低でも単語ー和訳リストは用意されているものの方がよい。語いがわからなけらば聴き取れないからだ。語いの障害はなくしておいてから速読にせよ、リスニングにせよやるのがよい。

またディクテーションなどの練習が必ず入っているモノ。できれば、音読やシャドウイングなど練習手順がはっきりしているものがよい。

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2011年11月19日 (土)

0373- 111119 楽しい講演、プレゼン

1)パワポはサブ。話がメイン。聴衆の注目は自分。
2)パワポに文字をつめこみすぎないこと
3)聴衆が覚えるられる最適値は「3」
4)聴衆とインターラクティブな関係であること
5)腹式呼吸による強い声であること
6)声に緩急、表情をつける。無言の時間を作る。
7)聴衆にお話の要旨を最初に伝えること
8)聴衆の分析をし、何が聞きたいか考える。
9)聴衆の知っていること6割、知らないこと4割まぜる
10)体験談とそこからひきだされる自分の感想、解決策にこそ興味

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2011年11月12日 (土)

0372- 111112 接触節 zero 関係詞 その2

ブログのアクセス解析をみると、接触節で検索して下さる方が多い。そこでもうすこし、役立つ情報を載せておきたいと思う。

「日本語で関係詞節を簡単に作る方法」だ。

ひっくり返しパターン

「私が持っているCD」なら、CDが名詞で、「私が持っている」がCDの説明語句になる。説明語句の中に「〜が」という主語を表す語が入っている。このような時は、ひっくり返しパターンとなる。 I bought a CD yesterday. → the CD I bought yesterday 「CD / 私が昨日買った」 I have a dog. → the dog I have 「犬 /私が飼っている」 つまり名詞の説明の語句の中に「〜が」や「〜は」という主語を示す語が入っていれば、ひっくり返すだけで終わりなのだ。(もちろん、冠詞の問題には注意。a CD....や、a dog...とやってしまうと、買ったCDの数や飼っている犬の数が変わってしまうのだ。)OSVのひっくり返しパターンこそ接触節だ。このやり方の良い点はわかりやすいということ。悪い点は、関係詞の根本的理解は先送りしてしまっている点だ。高校で目的格をやればよいと先送りしている方はぜひ接触節の前のエントリーを見ていただきたい。関係詞の理解はそう難しくはない。2分で終わる話だ。

関係詞付きパターン

「私をかんだ犬」→「犬 /私をかんだ」のように、名詞を説明している部分に「主語」が見当たらない場合がある。このようなときは「who / which 」を必ずつけるのである。 the dog which bit me
ただし、日本語は省略がある。「昨日買ったパソコン」という言い方を許さず、「昨日僕が買ったパソコン」と言い直しをさせることが重要だ。

2つのパターンの理解ができたら、あとは教師の側でどんどん練習問題を解かせることが大事になる。説明は短く。練習問題=出力は多めにだ。 

練習問題は単調にならないように、和訳、英訳、誤文訂正などとりまぜて作る。

まず、日本語の語順変換だけやらせる。
1)ピカソが描いた絵→絵/ピカソが描いた 
2)レオナルドが描いた絵 →絵 /レオナルドが描いた 

次に、「が、は」のチェックだ。
ひっくり返しパターンか、関係詞必ず書くパターンか生徒同志でチェックさせ言わせていく。

三段階目で a picture / Picasso painted と英訳させる。一時にひとつだけのことをさせることがコツとなる。

ひっくり返しパターンであれば、the man she talked to や、the book she talked to me about、the movie I am interested in など連続して教えることがなんなくできてしまう。中学だからと制限する必要はどこにもない。先取りでやれることはどんどんやらせるべきだ。

ひとこと最後に言っておきたいのは、2文を関係詞を使って連結させる問題をそろそろみなさんやめましょうということだ。 生徒にとってつまらないだけでなく、コミュニケーション上、何の役に立っていない。それどころか害になることもある。The woman works for a bank. The man is going to marry her. The man is going to marry the woman who works for a bank. などと、とんでもない間違いをするのがおちだ。制限用法の本質を教えず、機械的に文を作ろうとするとまずい典型例だ。

さきほどのピカソの絵であれば、実は、マチスの絵や、ダビンチの絵、ゴッホの絵を並べておいたイラストとともに使い、This is a picture Picasso painted. とやるとよい。似たようなものの中から「これだ」と選び出すのが「制限」用法(私は選び出し用法と呼んでいる)のキモだからだ。教師がいくつかそういうモデルを示してから、文を作らせるとよい。関係詞のそういう機能を全く無視して、2文連結のような機械的な変換訓練をすることはすごく危険なのだ。

This is the picture Picasso painted. が×なのは、「ピカソが生涯描いた絵が唯一一枚ということはないから×だよ」と冠詞の説明をしながら言ってもよいと思う。ただし、より限定された期間「何年何月にピカソが描いた絵」とかを述べる場合にはthe pictureは○になるだろう。

関係詞の制限用法のトレーニングをさせる場合は、たくさんの似たようなモノ、人の中から、限定してあげるというタスクが必要不可欠だ。その場合、ビジュアルで表現しやすいものを用意するといい。

ただし、先行詞につける冠詞の問題は案外難しい。よって教師側でコントロールする必要がありそうだ。

先行詞にaを付ける場合には、相手にとって初めて話題になるようなことをとりあげ、かつ、たくさんいる・あるもののうちの一つというモノを選んだ方がいいだろう。There are several pictures on the wall. This is a picture Picasso painted. It is called Guernica. などの流れが想定される。

先行詞にtheがつく場合は、唯一性が強調される場合である。唯一性を強調したければ初出であってもtheを使うことがある。( She was in bed when she heard a strange sound. She put down the book she had been reading and listened.)そのことから考えれば、「唯一性」がキーワードになるようなものを選んであげればよいだろう。There are several women in the room. The woman who has black hair is my aunt. これなら部屋には何人か女性がいて、そのうち黒髪の女性は一人ということになる。(The girl who wears glasses is my sister. 等が可能)そういう絵を用意して、一人に限定してあげるタスクを考えられる。

この2つのタスクを前後でやり、片方は a , もう片方には theがついたけど、どうして?と聞くのもいいかもしれない。タスクや例文は案外注意深く選択しないといけないのだ。


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2011年10月25日 (火)

0371 比較の指導の問題点2点

英語教育ブログみんなで書けば怖くない!企画(http://d.hatena.ne.jp/anfieldroad/20111001/p1)に参加中!

一点目は、形容詞の種類を指導者側でわかって指導しているかという点.

形容詞には尺度形容詞と、評価形容詞の2つがある。
尺度形容詞は、big / small ,  old/ young,   tall / small,   high / low,  deep / shallow , long / short , difficult/easy , fast / slow などの対になる形容詞が多い。

尺度形容詞は実は「相対的」。 Kate is as tall as Yoko. と言った場合、Yokoの背が低ければ、Kateも背が低いことになるし、Yokoの背が大きければ、Kateの背も大きいことになる。相手によってかわるのが「相対的」ということ。

注意:対になっている形容詞でも、尺度形容詞的なものと絶対的な評価形容詞的なものがある。good は相対的、badは絶対的。kindは相対的でcruelは絶対的。hotとcoldは共に絶対的。 尺度形容詞のペアの最初のほうを (old / youngのうちold)を無標(old)、後者(young)を有標という。通常、Howをつかって述べる疑問文は有標の形容詞だけ使われる。 How old is he? 無標というのは「標準に使われるもの」と考えればよい。How young is he ?というのはよほど特殊な場合のみわざわざ使われる。そして「若さを強調する」。こういうのを有標という。無標の尺度形容詞が比較構文で使われると、old, tall, long, big はそれぞれ「年を取った、背が高い、長い, 大きい」というプラスの意味をともなった意味にはならない。だから相対的という

一方評価形容詞というものがあります。 beautiful , ugly, expensive, cheap, intelligent, foolish, serious, valuable, などがそれです。

評価形容詞は「絶対的」。Kate is as beautiful as Yoko.  Takao is as intelligent as Yoko. と言えば、 Yoko is beautiful.  Yoko is intelligent.というのが前提になります。尺度形容詞とは違い、「Kateの容姿はYokoのレベル並みに低い」とか、「Takaoの知的レベルはYokoのレベル並みに低い」といった意味にはなりません。 これはKate is more beautiful than Yoko.も同様。Yokoは美しいということを前提に、それより美しいという表現になります。

さて、訳の問題に移りましょう。評価形容詞の場合、「ケイトは洋子とおなじくらい美しい」でいいようですね。しかし一方、尺度形容詞の場合「ケイトは洋子と同じくらい背が高い」ではまずいこととなりそうです。これは「同じくらいの背丈だ」として指導する必要があるのではないでしょうか。さらに言えば、訳も「ケイトは同じくらい美しい /洋子と比べて」と基準が洋子にあることをしっかり訳出してあげたほうがいいと思います。

僕はこれまで、asとasではさまれた形容詞はもとの意味を失う(相対的になる)と教えていましたが、これは尺度形容詞に限ったことのようです。冷や汗。。。。

2つめの問題点。

thanや2つめのasのうしろには基準となるもの、人がくるわけですが、話者にとってこれは「自明のこと」なのです。ところが中学生にとってはこれがわからない。従って、尺度形容詞にしろ、評価形容詞にしろ、できれば、皆が知っている人や、有名人とかを基準に持ってきた方がいいわけです。Taro is as intelligent as Tom.という一文だけ示されても、Tomって誰?頭がいいの?となります。本来、2つめのasや、thanのうしろにくる基準は「自分にとって自明」のものでなくてはなりませんが、このような例文ばかり使っていると、まともな言語感覚を育てられないと思うのです。それより、 Taro is as intelligent as Einstein. とか、Taro is as intelligent as a chimp.とかのほうが基準としてはっきりします。Taro can swim as fast as Kitajima Kosuke. とかだったら例文としてはOKでしょう。それを足がかりにして徐々に自分の身の回りの人、ものに広げていけばいいのかなと思います。

尺度形容詞のas as表現や比較級は、図やグラフを使うことで、「相対的」ということを納得させられますね。距離の短い川を何本かあげておき、 as long asと教える。距離が非常に長い川も何本かあげておき、これも as long as...とやる。「相対的」ということを明示しなくとも教えていけます。

尺度形容詞や評価形容詞は僕だったら、中学生には誤解をおそれず、

数字で測れちゃう「計測形容詞」と「それ以外」と教えると思います。年齢、身長などは数字で明示できますが、美しさの度合いは数字にできませんからね。

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2011年10月 8日 (土)

0370 -0111008 文法教材を作る時のポイント

プリントを作る時、私が気をつけていることがあります。それは、前にやった問題が次の問題のヒントになっているよう配列すること。また、つまり変化をつけたくり返しを目指しています。

たとえば1年4月は疑問文、否定文の作り方から入りますが、次のようにします。

理解: 一般動詞は walk + do,  walk + does,  walk + didのように2つに分解できる。

問題1 次の動詞を分解しなさい。
 1) walks   2) walk  3) go   4)  went   5) know   6) knew
  7) cooked  8) watches 

問題2 下線部を分解し、疑問文にしなさい。
 1) You know her name.
 2) Jim walks to the office everyday.
  3) Tom went to Kyoto last Sunday.
              .................

問題3 下線部を分解し、否定文にしなさい。
  1)  I know her address. etc.

問題4 まちがいを直しなさい。
 1) Is he brother know the fact?  etc.

「理解」と問題1は、問題2と問題3をやるためにどうしても必要な段階となります。問題4をやるためには、その前の段階を踏む必要がある。問1でやった動詞の数だけ、問2,3,4では問題を作っている。このように直前にある問題と次の問題は関連性がある方が、より効果は高いようです。なぜならある段階の問いでつまづいたのなら、前の段階の問いに戻ればよいからです。ある難しいタスクがあるとして、いきなりやらせることが難しいのであれば、タスクを分解し、トレーニングのためのステップを設定すべきであると考えます。

「変化のあるくり返し」ということがとても大切で、動詞のところは変えず、目的語や主語は変化させているのです。また、ポイントは同じなのに、視点を変化させて(疑問文、否定文、まちがい直し)くり返しトレーニングを行わせています。

このあとに、並べかえ問題、和文英訳問題を持ってきてもよいでしょう。逆に、この和文を英訳させたいと思うものがあれば、それをゴールとし、事前のタスクでそれができるようにしくんでおくことが必要となります。

例えば、最後にやらせたい問題にあわせ、使う単語、構文を前の段階の問いのどこかに伏線として、仕組んでおくほうが良いということになります。まじめにやればゴールが達成できるよろこびを味わえるわけです。

教材の配列順とともに気をつけたいのは生徒の知的レベルです。本人たちのレベルより明らかに易しめの教材を使い続けると、飽きてくる上に、予習しなくなり、授業をばかにするようになります。(高すぎるのもダメ 知的レベル+i ぐらいがちょうどよい) 「理解の歩幅」は大きすぎても小さすぎてもだめなのです。このようなことを避けるためにも、「できそうで、できない問題を1〜2問忍ばせておくことも重要です。 「こんなのもできないの?」と言われることはプライドが高い生徒にはこたえるわけです。ある予備校の先生がおっしゃっていたことがあります。「偏差値60ぐらいの生徒が一番やっかいだ。力はないがプライドが高く、素直に指導に従わないことが多い。その場合、できそうでできない問題を出して一度あれっ?と思わせる」とのことでした。(疑問文の場合は、「どこに彼が住んでいると思う?」 Where do you think he lives?あたりが、それに相当するかも)

生徒には、Do you know where he lives? と Where do you think he lives?の2種類のWh疑問文の作り方があると確認します。(Do you know 型, do you think型)where he livesを2分割して、( Where ) do you think ( he lives )?にするんだよと教えます。

養老先生も「バカの壁」とおっしゃってますが、「自分は知っているんだ」と思い込んでいる状態は一番ものごとを受け付けない状態だと思います。素直が一番です。ただし、「実は知らなかったな」と生徒に素直に授業を受けてもらうだけの教材を作る力量と、生徒の力量を見定める力がこちらにも求められています。

最後に、同僚との関係で完全にオリジナルの問題を作れないと思っている方がいるかもしれないが、その乗り越え方はカンタンだ。私は教科書の例文には☆(白星印)をつけ、教科書の問題には★(黒星印)をつけている。自作プリントと言えど、教科書の問題は必ずいれている。ただし問題を付け足したりして(付け足した問題は無印で、テストには出さないことを生徒と確認している)問題の配列を思いっきり前述のやり方に沿って変えている。問題数が多くはなるが、生徒はこっちの方がいいと言ってくれるので、問題はない。

プリントには原則書き込みを禁止し、ノートの左側に貼らせ、右側には答えを書かせている。右と左には必ず英語、日本語がある状態にし、英→日、日→英の訓練がしやすいようにしている。ノートはB5のプリントをはっても余白ができるようにA4を買わせるようにしている。

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2011年10月 6日 (木)

0369- 01110076 Thank you, Steve

今朝のニュースは衝撃的だった。本当に残念。ここまで喪失感が大きいとは自分で思っていなかった。 Apple 元 CEO スティーブジョブズ氏の死去のことだ。

初めてMacを見たのは、新宿のLOFT。24年前。Macintosh PlusとSE30が展示してあって自由に触れた。え、何これ?一瞬にして心を奪われた。革新的なインターフェース。アメリカの匂いがぷんぷんする遊び心。Mac Paintで実現されていた、コピー&ペーストなんてそれまで見たこともなかった。フォントが一瞬にして変えられる?文字の大きさが変えられる?見たそのままで印刷できる? 何もかも衝撃だった。

社会人になって初めて買ったパソコンが Macintosh LC。アパートに納品されたのは冬だったけどうれしかったなあ。今でも覚えている。それから人生の半分以上をMacと一緒に過ごしてきた。

Apple が傾きかけたとき、彼が帰ってきた。本当にうれしかった。iMacの発売。iPodは初代を買い、iPod Touchも買った。そしてiPad. iPhone. 彼はテクノロジーを再発明しつづけた。そしてそれは徹底的なユーザー中心主義、なにもかも彼の美意識に基づくものだった。

多くの人々はアップルの製品を単に買ったのではない。スティーブの強力な美意識と、先見性を買ったのだ。それらの製品に自分を重ね合わせ、未来を夢見ることができたのだ。

Steve Jobs 彼には心から感謝したい。 ありがとうスティーブ。 安らかに。 RIP

http://blue- enzo.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_08db.html スタンフォード大学での伝説スピーチ

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2011年10月 1日 (土)

0368- 111001 読解に文法を活かすには

読解に役立つ英文法という視点で書いてみたい。

読解において文法というのは統語認識のためのパターンのことであり、ここから逸脱して読んだらダメですよーと読者に知らせるものである。しかし読解において基本文法だけ知っていればよいかというとそれは違う。読解のためには基本的な英文法の学習の先にあるものが必要だ。いわゆる英語長文未満、文法以上、英文解釈と呼ばれる領域のものだ。(薬袋はFrame of Referenceと呼んでいる。)学習者が指導者がいなくとも自動的に判断していく枠組みを教える必要がある。

いくつか例をあげてみる。

文頭に来る言葉の自動認識システム

「文頭にある To V」は、まずは「するために」ととる。のちにSVがでてきたところでそれが間違いないと確認できる(もし〜ならばかもしれないが)。また、Sに相当する名詞がでてこない場合、名詞句=Sと判断できる。

「文頭にくるVing」は、カンマがあれば分詞構文、なければ分詞か、動名詞=S」という判断のフレームワークを学習者に伝えることが重要である。

「文頭にある前置詞がついた名詞」は主語にはなれない。副詞句になる。Sは別にある。

「文頭にある、接続詞で始まる節」は原則副詞節となる。あとにSVが控えていると予測しながら読む。

「文頭にある名詞」は原則Sになる。

「文頭のit」は仮主語かもしれない (= to 以下、that 以下)という推測
 It is....のあとにthatがでてくれば、It is とthatをはずしてみて完全な文ができあがれば強調構文であるし、そうでなければ仮主語構文の可能性が強い。強いと書いたのは thatが関係詞であり、Itが単なる代名詞にすぎないこともあるからだ。thatが指示代名詞のこともありうる。

Sが長くなるしくみを認識する

S ( 関係詞.......)V   
 名+名+動詞は関係詞節ありと見抜く目。
 Sにつく関係詞節は前から2つめのVの直前でかっこをとじる。

S ( Vpp..........) V  
 VppとVの過去形が同形の場合は視野を広げる。
 述語動詞がないか探す。
 and等の接続詞がなければ自動的に前のものは過去分詞と判断。 
S ( Ving........) V
S (前置詞句) V
S (形容詞+アルファ)V

動詞のあとがどうなっているか認識する 


O+Xの判断

SVOO 
原則として、動詞が「人に何かを与える動詞、つくってあげる動詞」の場合、SVOOのパターンになりやすい。動詞の意味的分類(与える・作る)であとに人、もの(ごと)が続くと類推する。逆に、人、ものごとのパターンになっていれば、(与える か 作る )と訳しておけばまず間違いない。

SVOC
OとCになるには、主語ー述語ネクサス関係あり
1) be動詞おぎなうパターン
  She made { me ( was ) happy.}
   She saw { Keiko ( was ) crossing the street }.
   She heard { her name (was) called }.
   She kept { him ( was ) waiting }.
   She left { the door ( was ) unlocked}.
   She couldn't make { herself  (was) understood} in English.

2) 一般動詞でつながるパターン
  My mother told { me to study hard}.  (学習英文法ではSVOCに分類)
  My mother made {me study hard}. (使役動詞のうしろの動詞にも昔to有)

3) 動詞単位で認識パターンを教えた方がよいもの
  have モノ Vpp    have 人  V   (プロ等に当然のこととしてしてもらう)
   leave, keep, get, などの文型ごとの意味の確認。

動詞+O+前置詞のパターン認識
 rob 人 of  モノ
 provide 人 with モノ
 prevent 人 fromVing

節の中に節が入り込んでいくパターンを(とくに動詞が3つある)認識する
 She said 【that [what impressed her] was the way he spoke.】
  Scientists used to think 【 that men are different from animals <because they can think and learn>.】


要素間が離れていることを認識する(次にこれがくるのではないかという推測)
It is because she is very interested in what she has learned at university that she often visits African countries.

基本的な認識パターンの育成

前置詞句のパターン認識(形容詞句、副詞句)
  I live (どこに?) in Tokyo.(東京に)
  People (どこの?) in Tokyo (東京の)
  *前置詞句の前までを訳せば、自動的に形容詞句が副詞句か決まる。
   うしろから訳さないことが大切。

不定詞のパターン認識
  She decided (どんなことを?) to go to America. (アメリカに行くこと)
  She saved much money (なんで?)to go to America.(アメリカに行くために)
  The opportunity (どんな?) to go to America(...行く)
  *やはり準動詞の前までを訳せば、自動的に役割が決まっていく。

and/ or / butの等位接続詞
  文法的意味が同じもの、同じ形のもの、同じ時制のV同士を接続。

節の支配領域の確認


訳語の一時保留
  
She made me....ときたら、「作る」ではおかしいと気づき、いったん訳を保留。happyを読んだ段階で「〜にする」に訳語を変更する。

     letterという言葉から「手紙」「文字」という意味を想起し、文脈に応じて意味を決定できる。

訳語はうしろから?前から?

  前置詞句や不定詞のパターン認識、訳語の一時保留の件があり、原則前から訳していきます。そうしないと、認識に時間がかかりすぎる結果になります。ただし、構造が複雑すぎるものはうしろから訳はやむをえないとしたいところです。  

まとめ

一通り文法を学んだ後は、あるいは学んでいる途中で、文法の上位技能である、「判断枠組み」を教えなくてはいけないと思います。

多くの生徒が長文で苦しんでいる現実を考えると、文法の判断枠組み(解釈方法)と、多くの単語が2つ以上意味を持ち、文脈で決定されていることをしっかり教えることが基礎基本につながるでしょう。

この2つが自動化された後に、ようやく、「言い換えー逆接ー原因結果」等の英語の論理構成に目を向けることができるようになります。段落主旨、本文の主旨といった本来の内容理解のレベルに進むことができるようになります。もちろん中学レベルの判断枠組みが自動化されれば、そのレベルの英文の段落要旨、本文の主旨はわかるということになります。

今後は、文法項目に照らし合わせ、中学や高校のどの段階でどの判断枠組みをマスターさせていくのか先生方と話し合えればと思います。(ちょうどベネッセ東北さんで、Can-do listの企画に携わっていますので) また皆で使える、公文式のような段階ごとの教材なんかが中高連携で作成できるといいですね。

 

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2011年9月30日 (金)

0367- 110930 理由の接続詞について

接続詞の指導は、大きくカテゴリ分類から始まる。
1)理由 2)条件 3)譲歩 4)時 だ。

1)理由の接続詞はおおきく4つある、because, since, as, now that である。
since とasはすでに相手が理由を知っている場合に使われる。いわゆる旧情報である。したがって、情報の質としては非常に軽く、文頭で使われる「傾向」がある。一方、becauseは相手の知らない新情報なので文末焦点(一番いいたいことを文末に持ってくる法則)から、原則として文尾におかれるのが普通だ。Becauseが単独で、(つまり文頭で)使われるのは、Why....? に対する答えの時のみである。
now thatはsince, asによく似ていて、理由の部分より、その結果がどうかに焦点があたるので、文頭に置かれる。理由に加え、時間的要素も加わる。「今やもう〜なので」なので、過去形とは使わず、現在形と使う。

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2011年9月26日 (月)

0366- 110926 連鎖関係詞

教え方はかんたん。

板書1 I think that [the boy] is kind.

板書2 I think that  [ who ] is kind.

板書3 the boy [ who ] I think (that) φ is kind
                        主格
          ×whom(もともと主語の位置にあったのでwho)

連鎖関係詞などと言うと難しい感じがしますが、「単にthat節の中にある名詞を関係代名詞に直して、that節の外に出しているだけだよ」と説明すると結構納得してくれます。このパターンになるのは、特に think that... believe that....が多い感じがします。

 訳す場合は、「私が親切だと思う男の子」となります。

 理解できたら生徒に自分で作らせてみるのが一番。

 また、連鎖関係詞では、よく「whoが答えで、whomはダメ。」と覚えている生徒がいますが、これは違いますね。以下の場合はwhoだと×になります。
  I think that the man loved [ the woman ].

    I think that the man loved [ whom ]

    the woman [ whom } I think he loved φ

  私が、彼が愛していたと思う女性

  もっとも、whomはwhoと違って、普通は書かれないわけですが。that節の一体どこの名詞が関係詞にかわったのか常に意識させたいですね。

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2011年9月25日 (日)

0365- 110925 関係形容詞 what

「what little money he hasのwhatは関係形容詞。関係形容詞とは「all the 名詞 SV」という意味になる。whatはmoneyを修飾している。」

上は典型的な関係形容詞の説明なのですが、生徒は今まで学んできた複合関係詞whatと何が違うのかよくわからない可能性が高いと思います。

ではもっとわかる説明の仕方としては...次を提案したいと思います。

<まず既存の知識を確認する>

[what he has]は「彼が持っているもの」という意味である。でも、これでは彼が何をもっているのか、さっぱりわからない。

<補足説明が関係形容詞のキモ>

そこで、whatのとなりに具体的なものの名詞を置いて説明することにした。[ what (money) he has ] これで彼が持っているものが「金」であることがはっきりする。

<中学で学習したこと関連づけ、さらに理解させる>

実はこのような現象は中学英語でもみられる。What do you like? では一体何のジャンルで好きを聞いているのかがわからないが、What color do you like?  What movie do you like? なら具体的になる。このwhatは疑問詞(疑問形容詞)であるが、やはりwhatのうしろに名詞を置くのはwhatの内容を具体化するため。

<関係形容詞は関係代名詞whatの応用にすぎない。>

また、関係形容詞のwhatだから、「すべての〜」となるわけではない。whatにはもともと the thing / the things と「全ての」という意味が含まれている。(the+複数形はグループの構成員全員という意味がある )  what she wantsなら「彼女のほしいすべてのもの」がもともとの意味となる。

よって what money he hasは「彼が持っているすべての金」という意味になる。(「全て」を強調したい場合、all the money he has と表現する) そこにlittle「わずかばかりの」をつけて、what little money he has「彼のなけなしの金」という表現になった。

NextStageでも what he earns という表現が出てくるが、what little money he has  とは関連づけられていない。もったいないと思う。 what money he earnsならより具体化されるというだけなのだ。 what little money he earnsなら「彼がかせぐわずかばかりのすべてのお金」となる。little moneyをとっぱらえば、what he earnsに戻るだけだ。

<関係形容詞と使うのはmoneyだけ?>

このような「具体的名詞を横に置く」ものは、money以外にも使われる。what ability he has
「彼の持つ全ての能力」 等。 what little I know 「わずかばかりの私が知っていること」

「関係形容詞が名詞を修飾」というより、関係代名詞のとなりに名詞が挿入されたのだと考えればもっと理解が楽になる。

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2011年9月23日 (金)

0364- 110923 英文法はなぜ定着しないのか? 

Mindmanagerでまとめてみました。PDFデータになっています。以下の「h23.pdf」をダウンロード というところをクリックするとPDFのマインドマップがダウンロードできます。

これは、Anfieldroadさんの企画にのったものです。少しフライイングかな?まあ、第0弾ということでご容赦ください。

「h23.pdf」をダウンロード



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2011年9月14日 (水)

0363- 0110914 黒塗りの手順書を国民は許すか?

枝野幸男経済産業相は13日の閣議後会見で、東京電力が福島第1原発の事故時の運転手順書をほとんど黒塗りにし、衆院特別委員会に提出したことについて「公表できないなら、国民が納得できるような説明をする責任がある」と述べ、東電に対応の改善を求めた。

それも1部ではなくほぼ全文が黒塗り。事故解明にはなくてはならない資料なのに、その提出を拒む。あり得ない.....。やはり東電は東電で、東電以外のなにものでもない。原子力ムラの村長だったころに「権力者」として通じたことがまだ通じると信じているあたり、救いがたいものを感じるのは私だけでしょうか。半年たったことで国民の反発はもうないとたかをくくっているとしたらとんでもないことです。

一企業の秘密のほうが国民の生命より重要というならその姿勢を貫けばよいと思います。ただ、幹部がこのような考えをあらためない限り、このような企業体質の会社に対して、国民は監視の目を緩めてはならないと考えます。

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0362- 0110914 助動詞の2つの用法

助動詞には2つの顔があります。ひとつは人に命令や許可を与える、人の行動を規定する用法。「〜しなければならない、〜すべきだ、〜してもよい」などがそれ。もうひとつはそこから進化して、人の認識についてのもの。「〜に違いない、〜のはずだ、〜かもしれない、〜のはずはない」

後半の意味のときは、基本はbe動詞がくる。あるいは状態動詞がきます。

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2011年9月 4日 (日)

0361- 0110904 除染作業に参加してきました

息子が通っている保育園の除染作業に参加してきました。父兄が本日は十数名参加。非常に暑い日で熱射病に気をつけながらの作業になりました。当然長袖長ズボン、帽子をかぶり、防塵マスク着用です。除染等を行う建設業者のかたが指揮をして、保護者で作業を開始。

まずは、側溝のどろをスコップでとり、土嚢につめます。側溝、門扉、ジャングルジムなどを高圧洗浄機できれいにしてきました。芝生はすべてはぎ取り、これも一カ所に集めました。案外線量が高いのは「縄」などの雨がしみ込みやすいもの。外壁などはたいしたことはありませんでした。側溝は 0.4マイクロシーベルトでやはり高かったのですが、除染後には、0.1〜0.2に下がっていました。このあと砂場等は重機でほり土を入れ替えるそうです。

約2時間の作業は無事に終わりましたが、課題も。除染後の土の行き場がありません。保育園の園庭のすみに仮置きするしかない状況です。それに、市からの補助が半額しか出ないとのこと。(市は県からお金をもらっているようです)土の入れ替えからなにから数百万かかるとして、残りの半額は自腹をきらねばなりません。(だからこそ保護者が除染作業を行っているのです)

はっきりいって、国が全額補助すべきと考えます。あるいは東電が全額払うべきと考えます。幼稚園や保育園が大きな負担を負う現状の仕組みはおかしいと言わざるを得ません。

園庭にはブランコの枠組みだけが残り、チェーンは外されています。それと、木の枝も全部切られていました。さみしい光景ですがしかたがありません。それにもまして、子どもたちが外で遊べないのには残念な限りです。重機が入り、土を入れ替えるとどのぐらい下がるかはまだわかりませんが、期待しています。子どもの健康を守るために親としてやれることはできるかぎりやろうと考えています。

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2011年9月 2日 (金)

0360- 0110902 今年もスピーチコンテスト

昨年にひきつづき、市の中学生英語スピーチコンテストの審査員長をつとめさせていただきました。

今年は大震災や原発事故が起こりましたが、そんな中、スピーチコンテストに出てみようと思っただけでものすごくえらいなあと自分の中学生の頃を思い出しながら考えておりました。

さて、気付いたことをここにも書いておきたいと思います。これからスピーチコンテストに出る生徒さん、指導者の方にもぜひ見てもらいたいと考えたからです。

まず、メモライぜーションは絶対必要です。これがないと、イングリッシュ、デリバリーに注意を向けることができません。その点、今回の生徒さんは皆しっかり暗記ができていました。素晴らしい。

2点目ですが、腹式呼吸のマスターがぜひ必要です。欧米人は息の力が強く、子音まではっきり発音することができます。p、b、t、f、d、k、sなど。また、英語のイントネーションの基本は、強弱のリズムにあり、これは、腹式呼吸で息を強くしないと達成できません。日本人は、特に女の子は、腹筋が弱いため、とくに、のどからの発声になりがちです。これにより不自然なイントネーション(日本語の会話に近い、特に高い音の)が生まれてしまいます。英語は、基本的には、強弱を等間隔にきれいに出す言語です。それは腹式呼吸が生む、息の強さがなければ達成されません。きれいな強弱のリズム。それにプラスして、英語を多く聞いている分にはその不自然なイントネーションが是正されていきます。音のデータベースができていきます。ネイティブに一度スピーチを吹き込んでもらい、そこに感情、ポーズなどの肉付けを日本人の先生と一緒にしていったほうがよいでしょう。また、r の発音は自然に。不自然に強調しすぎない事。

3点目ですが、創作の部において、展開の工夫が必要になります。自分のスピーチにおける重要なキーワードがあるとして、そのキーワードは第一段落、あるいは早めの段落で一度出しておく方がいいのです。つまり第一段落は、聴衆の関心をひきつけると同時に、全体を通してのべるべきことの予兆をキーワードを出すことによって宣言しておくのです。最後の方になってもう一度そのキーワードが出てきたとき、伏線がちゃんとあったんだなと、Well organizedの印象を与えることができます。最終段落でいきなりそれまで一度もでなかったキーワードが、がんがん持ち出されてくると、唐突の印象を与えてしまいます。もっともこれは展開の一例にすぎません。似たような展開が多くなると、印象に残りにくくなることも確かです。このへんのバランスを先生と一緒に煮詰めましょう。

4点目ですが、やはり創作の部において、日記のような話がずっと続いて、最後の最後で、自分もがんばろうと思う。などとまとめてしまう生徒さんもいますが、創作スピーチで求められているのはそのようなことではないのです。自分の外の世界の話を中心にすえるのではなく、ある体験を通して自分が考えたこと、自分の心に起こった変化、その結果どう行動して、周りにどう影響を与えたのかが重要なのです。ここが書かれていて初めてその人のオリジナルのスピーチになり得ます。「○○があった。うれしかった。かなしかった。」で終わらせるのはあまりにもったいないと言えます。スピーチは、聴衆をハッピーにさせるものであり、なるほど、それなら自分もやってみようかと思わせるためのものだからです。聴衆の心に訴え、共感してもらうためには、「自分の努力」を言わねばなりません。その結果、周りの人たちをどうハッピーにしたか(あるいはこれからハッピーにするか)言わねばなりません。なんの行動、努力もないところで人は感動したり、なるほど、それはやらなきゃと思ったりはしません。したがって、日記のような外部のできごとをメインにしているスピーチは高評価にはなりえないのです。世の中をするどく見る目と、自分の心的世界と、行動と、その結果がよいスピーチには必要です。

また、時流に乗ったテーマを選ぶのは諸刃の剣とも言えます。多くの人が同じテーマでスピーチすると、せっかくのスピーチが埋没してしまう危険があるからです。よほどうまく料理しないと印象に残せません。先生と作戦を練りましょう。

多くのコンテストでコンテンツ(内容)はイングリッシュなどよりも低い点数になっていることが多いと思います。しかし、コンテンツがしっかりしていないと、どんなに英語がよくても上位大会になればなるほど入賞の可能性は消えていきます。なぜなら上位大会では皆英語はうまいからです。よりコンテンツが重要になってきます。

最後にもっとも重要なことを。声の大きさです。クリアで聞きやすいスピーチはそれだけで評価は高くなります。聴衆に聞く努力をさせてしまうスピーチはよくありません。相手の心に自分のメッセージを届けて、共感してもらったり、特定の行動をとってもらおうとしたり、ハッピーになってもらおうとして行うスピーチです。相手にとって聞きやすいというのは最低限のことにして最も重要な点です。さらには、声が強くクリアであればあるほど、声を弱くしたり、大きくしたり、のメリハリコントロールが相手に伝わりますし、喜び、悲しみといった感情も伝わりやすくなります。小さな声ではコントロールの幅が限定されてしまい、損をします。腹式呼吸をするメリットですよね、これも。だからといってばかでかい声を出せと言っているわけではありませんのでご注意を。先生に教室の一番後ろで聞いてもらって指摘してもらうのが一番いいですよ。

震災から6ヶ月後に行われたスピーチコンテスト。様々な苦しみ、悲しみを乗り越えてよくここまで皆仕上げてきました。感動しました。ありがとうございました。また、完璧な運営をしてくださった、いわき市の各中学校の先生方、最後まで指導を続けてくださった先生方に敬意を表したいと思います。入賞しなかったみんな、ほんのちょっとの差でしたよ。自信を持って英語を磨いていってくださいね。

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2011年8月30日 (火)

0359- 01108 新代表

少し前になりますが、福島方面に、岡田幹事長と、枝野官房長官が訪れたことがあります。彼らはともにフルアーマー、ようするに防護服で完全防備でありました。一方、出迎えた自治体の長はノー防護服であった。これには多くの人があぜんとしました。そりゃそうです。完全防備で訪れるぐらいだったら、そこに人がいてはおかしいのですから。住んでいてはおかしいのですから。強制移住でもなんでもしていなくてはならないわけです。そこにいる全員が防護服でなくてはならないのです。にもかかわらず自分だけは防護服、自治体の人々はノー防護服。直ちに健康に影響がないなら、防護服もいらないわけで。違和感が出て当然ですね。そのようなことに何の違和感を持たない政治センスしかもちあわせていないのに私は愕然としました。弁護士出身であろうが、東大であろうが、そこができてない人にリーダーは任せられませんね。

野田さんには期待したい思います。人の気持ちをくみ取れる政治家であってほしい。その上でぶれないでほしい。木村先生は、どっしりかまえてということをブログで書かれておりましたが、その通りです。自分なりの方針をしっかり持ってぶれない。これは信用できる政治家であるために本当に重要です。人の支持を得るために、自分の基本方針を投げ出すような人が新首相に選ばれなくてよかった。

もう一つは、この国の行き先を示してもらいたいと思います。希望がもてる日本にしてほしい。そのために意志決定は、基本方針からぶれず、スピーディに行ってもらいたいと思います。

理想の政治家論になってしまいましたが、理想の教師の条件でもあるように思います。

1)よく話を聞き、気持ちを理解し
2)基本方針をしっかり持ち、ぶれず
3)よいと思ったことは即実行
4)言葉を大切にする

難問が待ち受けているでしょうが、がんばってほしいですね。国民はほんとうは政治家を誇りに思いたいんです。1年1人の首相という状態を本当に打開して下さい。自民党と公明党は、震災関連法案のじゃまだけはしないようにね。

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2011年8月28日 (日)

0358- 0110828 Lionの辞書はスグレモノ

Lionの辞書はかなりすぐれたものになっています。Safariで知らない単語を検索する場合、今までマウスを使っていましたが、マウスがいらなくなりました。なんと、該当の単語を、三本指で2回タップすると辞書が意味を示してくれるようになりました。これでぐっと英文のサイトが読みやすくなりました。アップルに感謝! ついでにスティーブジョブスさん、今までありがとう。

 慣用句っぽい語句はすべて英辞郎にお任せ。

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0357- 0110828 Mac OS X 10.7.1 での英辞郎第六版

Lion 10.7.1 で無事起動して使えています。

オフラインでも使える、英辞郎 for PROが出ることを期待しています。

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0356- 0110828 英辞郎の検索活用法

英辞郎の第6版を購入しました。非常に楽しみ。本日はインストール前に、英辞郎の検索方法について書いてみたいと思います。私はMacbook airですので、使うのはDiDi for Eijiroになります。(第6版の印象は後日に)

ここで使う検索記号は以下の通り。 「^ 」と、 「/ / 」と  「.*」の記号。

例えば、buildの目的語(名詞)を探したいときは、/^build.*/と打てばOk。
^が文頭を意味し、
. は任意の文字を意味し、
*は文字数は制限しないよということを意味します。

こうすると、buildが文頭になって、うしろに目的語がずらずらでてきます。buildが文頭に揃えられることにより、非常に見やすくなります。

ある形容詞(例えば proposed ) のうしろにくる名詞を探したいときは、/^proposed.*/でOK。proposedが先頭になって、うしろにある語句(この場合名詞)がどんどんでてきます。

ある名詞(speech) の前にどのような語がくるか(他動詞+speech、前置詞+speech、形容詞+speech)を調べるときは、/.*speech/とします。すると make a speechなどの表現が出てきます。

「スピーチする」が、make a speech だとあらかじめわかっている場合、speechの前にどんな形容詞がくるかしりたいなら、/make.*speech/と打ちます。

このように検索キーを知ってしまうと、非常に便利になります。英辞郎は英語教師として、作文指導のときは必ず使いますので、なくてはならないツールになっています。開発者の方々、DiDi for Eijiroの作者様、アルクさん、ありがとうございます。(^_^) 

最後に2つ要望があります。最初は英辞郎というより、DiDi for Eijiro の作者様への要望となります。

先ず作者の方には、フリーウェアということで最大限の感謝をおくらせていただきたいと思います。ありがとうございます。毎日使っています!さて、要望なのですが、^ // .* などの検索キーは確かに慣れた人には便利なのですが、初心者には難し過ぎる点です。辞書は目的があってひくもの。目的を達成するために、検索キーを必ずしも使う必要はないと思うのです。検索キーを使わない、他のわかりやすい検索方法「も」きっとあるはずです。よりユーザーの立場に立った、ユーザビリティの高い検索システムができれば高度な検索に要する敷居はぐっと低くなります。

2つめは英辞郎自体への要望です。動詞のあとの名詞を調べたり、形容詞のあとの名詞を調べるのには問題ありませんが、名詞の前にどのような他動詞が来るのか、前置詞が用いられるのか、形容詞が用いられるのかはそれぞればらばらに調べることはできません。(少なくとも私にはわかりませんでした。やり方があるのならごめんなさい。)ぜひ、コロケーションがすぐつかめる、コロ辞郎も開発ください。英語教員は英和
活用大辞典(コロケーションがわかる辞典)はけっこう持っているかもしれませんが使いなれた英辞郎でも活用できればさらに使い勝手が増します。これがあると、ビジネスでも、学校現場でも使い勝手が倍増すると思います。英辞郎は本当に使用頻度が高いので、ありがたいです。

ある意味、2つの要望は重なりあう部分があるかもしれません。

 DiDi 作者様、英辞郎開発者様、嵯峨さん、ぜひお願いします。
P.S. 英辞郎 on the web PRO の機能をCD-ROMでも供給お願いします。

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2011年8月 9日 (火)

0355- 110809 フジテレビ問題

韓国のTVドラマが多すぎるという理由でフジテレビが批判されている。また、そのことがもとでデモも起こった。

これははっきりいって日本のTV局がもっとがんばらないといけない。見たいと思うコンテンツがないのだ。昔と比べても大幅に番組の質が劣化していると感じる。我が家にはTVがない。ここ数年TVなしの生活が続いているが、なくて困ったことは一度もない。年に1〜2回観たいTVがあるが、ワンセグで観ればいい。情報は新聞、ラジオ、ネットで十分。少なくとも地上波は観なくなった。

TV局は人々が求めているから韓流ドラマを流すのだというが、本末転倒ではないか?人々が求めるおもしろい番組を作れないから、外国の番組を買ってきて流すのではないか。「観たいコンテンツが日本のTVにない。」 このことも韓流が流行る原因のひとつ言えなくはないだろう。

「韓流をやめろ」という意見には、それは違うだろうと言いたい。やめても日本のTV局が自局コンテンツを面白くしようという気がなければ、それまで。魅力あるコンテンツ作りに精を出すことが優先。その上で安易な道ばかりを選択しないようTV局は努力してほしい。(韓国ドラマ自体は僕はすき。チェジウさんとチジニさんのドラマはチェックしてます)

僕はTVが大好きだった。家の中心にはいつもTVがあった。それがいつ頃からかTVを観なくなった。TV局には心からエールを送りたい。もっと良質で、おもしろい日本のTVを観てみたい! 心からそう願う。

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2011年8月 5日 (金)

0354- 11805 名詞の語法1

名詞の語法のポイントは数えられるかられないかの判断基準を自分で持つこと。一つ一つ覚えるより、判断基準を持っていた方が応用が利く。

数えられるものは、誰に絵を描かせても、似たようなイメージで描けるものである。机、リンゴ、本、CD、車、男、女、リンカクがはっきりしている。つまり他のものから完全に切り離されてしっかりとしたリンカクがあるものが数えられる。 よく言われるのが、数えられる名詞に冠詞を付けずに使うと、I like apple.   I like dog.  典型的な形がくずれた「もの」に変化する点だ。前者は(切ったリンゴか、すりおろしりんご)後者は(犬の肉)になってしまう。

一つ一つが完全に他のものと切り離されておらず、リンカクがはっきりしていないものは実在しているものであっても数えない。例えば、魚。いわしみたいな魚は常に群れている。重なり合ってリンカクがはっきり、1匹、2匹、と認識できないものは数えるのも困難だ。このような場合は、単数と複数を同形にしてしまう。fishですませるのだ。似たようなものにはsheep、hairもある。羊も集団でいるのが普通。髪の毛も一本二本と認識するのは難しいゆえにhairですませる。しかし、ぽつんと単独で存在する場合には当然 a hair のように数えられる。

一方で、実在するものなのに、数えられないものもある。それは姿形がかわりやすく、ひとつのリンカクのイメージをもちずらいものである。塩、砂糖、水(容器次第で形はかわる)、パン(ちぎったり、切ったりする)、バター、紙(切ったり、ちぎったりする)、ガラス(割れれば破片となる)、このように唯一絶対のイメージがもちずらい名詞の場合は、数えない。どうしても数える場合は、容器の助けを借りたり、( a bottle of wine / a glass of milk ) 形状を使ったりする( a loaf of bread, / a piece of paper )

この唯一絶対のイメージをもてないものは数えられないというルールは、様々なものを代表する名詞にもあてはまる。money。お札やコインは数えられる。しかし、moneyはそういうものの総称であるで数えられない。furnitureも同様。table, chair, curtainは数えられても総称のfurnitureは数えない。luggageも同様。bagかもしれないし、suitcaseかもしれない。唯一絶対のイメージがわかない。はっきりとしたリンカクをもたない。informationも、様々なfactや、news, reportなどからできているため、やはり数えない。 lunchや、dinner, breakfastも、様々な料理が思い浮かぶが、唯一絶対のイメージは浮かばない。そのため、I had lunch.と言っても、I had a lunch,とは言わない。 

adviceが忠告という意味の場合も数えない。形容詞がつき、good adviceという場合も不定冠詞はつけない。

抽象的なものの場合は数えない。 peace, love, なども数えない。

timeが「時間」という場合も数えない。イメージがわかないということと、「連続体」のようなものであるからだ。それに対して year, month, week, day, minute, secondなどは「一区切り」あるいは「ワンセット」という感じがして数えることができる。時間的な始まりと終わりがあるものは数えられる。よってclass授業などは数えられる。take a rest とも言える。 timeが時間ではなく、「回」の場合には数えられる。 はじまりと終わりを感じさせるからだ。 two times, three times...と言える。 I had a good time at the party. も形容詞をつけると特定の時になる。始まりと終わりを感じさせる。よって数えられる。たとえば、夜の7時から9時までという区切られた特定の時間をさすからだ。 

数えられるものには、 a,  many, quite a few, only a few, -s などが付けられる。数えられないものには、much, quite a little, only a little, などが使われる。一方、some 、a lot of...、noは便利で、数えられる名詞にも数えられない名詞にも両方使える。 Could you give me some advice? はOKだ。 She gave me a lot of advice.も、She gave me no advice. もOK。

homeworkは絵が描けるだろうか?たぶんむりだろう。数学かもしれないし、単語を覚えるものもあるだろう。work「作業」と同じだ。いろいろありすぎて唯一のイメージはわかない。ところが、assignment「課題」は数えられる。assignはもともと「割り当てる」という意味だ。「一区切り」感があるのだ。 worksとなると「作品」となる。ひとつひとつ絵が描けそうだ。

さきほど paper(紙)は数えないと言ったが、a paper という表現はある。この場合は、イメージがわくものだ。「論文」や「新聞」となる。

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2011年8月 2日 (火)

0353- 110802 Macbook Air air jacket

MacBook Airをそのままむき出しにして持ち歩きたくなかったので、プロテクターを買いました。プロテクターと言ってもいかめしいものではありません。透明なポリカーボネートでできていてものすごく薄いものです。しかし強度は十分。見かけはつるっつるのMacbook Airになります。傷から守ってくれそうです。MacBook Airはがんがん使い倒していくもの。心強い味方ができました。

パワーサポート社の air jacket set for MacBook Air 。なかなかいい感じです。


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2011年8月 1日 (月)

0352- 110801 Macbook Air 13 inch 到着

Macbook Air 13 inch (Mid 2011) へ移行。移行はあまりにあっけなかった。これはTimemachineというアップルの移行システムのおかげ。Western Digital社の500GBのHDをTimemachine用のバックアップディスクとしてバックアップを有線でとってきた。これを、USBでMacbook Airに接続。移行アシスタントの促される通りにやるだけで、約75GBのバックアップは、データ、アプリ、各種設定データすべてこみで約55分で移行が終了した。USBでこの速度だということは、Thunderboltならどんだけ速いのかということになる。この速さはSSDであることも関係しているのではないか。というのも、Macbook Proの10GBのバックアップをHDにとるのに今までFirewire800でも1時間はかかっていたからだ。USBでの75GBのバックアップは12時間ぐらい覚悟していたのに、たった55分間。これですぐ仕事ができるし、ネットもつながるのはすばらしい。僕がやったことはTimemachineの設定をしたHDDを新しいMacbook Air 13インチにUSBでつないでボタンを数回押したことだけ。これだけで、OS 10.5.8 の環境から、OS 10.7 の環境に55分で、珈琲を飲みながら移行が終了した。これはアップルに感謝しなければなるまい。 Appleありがとう! Timemachine万歳!

新しいMacbook Airは快適そのもの。液晶は間違いなく、2008 Mid のMacbook Pro 15inchより見やすい。軽いし、速い。バッテリーも公称7時間持つ。速度も十分。Hyper Juice MBP60も購入したので、これで10時間は外出してもバッテリーが持つことになる。外出が楽しみ。

これにWifiルータをつければ、いつでもどこでも仕事ができる環境が整う。(仕事だけか?) 今後使用感をアップしていきたい。( ルータが使い物になれば、iphoneでなく、touchで十分ということになる)

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2011年7月25日 (月)

0351 -110725 English Journal に戻ってきました。

大学でESSに入っていたことにお世話になったEnglish Journal。最近はずっと English Expressのほうだったのですが、40周年を期にまたEJへ戻ってきました。

理由は、会話力アップには非常に使いやすい、覚えやすいこと。インタビュー記事が3つ程度でその他特集記事という構成は非常に自分にしっくりあう。じっくり英文を暗唱していくのに、ちょうどいいのです。記事が多すぎて「こんなに覚えなきゃ」というプレッシャーがありません。じっくりと、暗唱、暗写、などのトレーニングに取り組みやすいのです。

大学生の頃どうEJを使っていたかというと、お気に入りのインタビューを、頭からスラッシュごとに何回も繰り返しながら、丸ごと覚えていきました今日は1段落、次の日は1段落、2段落という感じですね。勉強の仕方は本当にシンプルでした。しかしたったこれだけで会話能力はものすごくアップしました。もちろん、テープの発話スピードは意識しながらリプロダクションしていました。

実は使えるのは、話手のほうの英語ばかりではありません。実はインタビュアーの方の英語もものすごく使える英語が多いのです。僕は会話の出だしなどどれほど参考にさせてもらったかわかりません。大学時代はESSに入っていたので、覚えた言い回しは、ディスカッションなど、インプロンプトで話さなければならない時、よく使わせてもらいました。最初の出だしがすっと自動的にでると、次に言うべきことを考える余裕がでますし、何より自分のいいたいことがすらすら言える状態は、非常に自分にとって快感でした。

英語の力をアップさせるにはとにもかくにもインテイクすることが必要。暗唱までいっていない英文は、リスニングにせよ、会話にせよ、作文にせよ、いまいち使えるようになっていません。一方、暗唱に励んだ文章というのは必ず自分に残り、使える力に変化していきます。

EJは英文暗唱に非常に向いた英文がちょうどいい分量載っているのです。

それと注目しているのは、iphone, ipadでのEJの配信。記事や和訳がカットアンドペーストで保存できるのであればこれはものすごく買いになります。英語表現のデータベースがどんどんできていくわけですから。これはものすごく期待しています。

今日のいいまわし。

むちゃだと思ったわ。  I though it's crazy shot to take.
〜の第一人者です You are the foremost authority on Japanese Imperial system.


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0350- 110725 Macbook Air Mid 2011

Macbook Air 13.3 inch / 4GB / 256GB SSD / i7 1.8GHz / US keyboard 購入。初代から考えるとこの高スペックは隔世の感。十分使えるどころか、メインマシンの風格もあります。現在のMacbook Pro 15inchは液晶周りにガタが来ていて、そろそろ限界。HDにTime machineのバックアップをとってあるので、復元すれば、データ、各種設定、ソフトまるごと移行できて、すぐ使えるようになるのがMacのいいところ。Firewire800が使えないのがおしい。サンダーボルトとの変換ケーブルがあればいいのですが。31日に届くということなので、楽しみ。あわせて Apple One to Oneも購入。年間9800円払えばアップルストアでいくらでもソフト、ハードの使い方を教えてもらえるというもの。本もありますが、プロに直接教えてもらったほうが効率的。この1年でKeynote, iMovieの使い方をマスターしたいと考えています。

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2011年7月24日 (日)

0349 -110724 train crash in China

At least 32 people have died after a high speed train crashed into a stalled train in China's eastern province of Zhejiang on Saturday, causing four carriages to fall off a bridge.

"The train suddenly shook violently, casting luggage all around," Xinhua quoted survivor Liu Hongtao as saying. "Passengers cried for help but no crew responded."

The total power failure rendered useless an electronic safety system designed to warn following trains of stalled trains on the tracks and automatically halt them before a collision can occur.

中国で悲惨な事故が起こってしまいました。亡くなった方に心からご冥福をお祈りします。

上の記事はガーディアンの記事です。 rendered useless an electronic safety system...のところはわかりにくいのですが、renderは=make と考え、 make (A) uselessの、(A)が長くなりすぎたため、uselessが前に移動したと思われます。SVOCではなく、SVCOになったわけですね。こうしないと、読者にとって構文が非常にとりずらいものになってしまいます。

それにしても、数ヶ月にたびたび起こっていた中国の高速鉄道事故。なんとかふせげなかったものなのでしょうか。

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2011年7月10日 (日)

0348- 110710 水平思考

ラテラルシンキングと言う言葉がある。日本語に訳すと水平思考である。水平思考は自由に志向し、解答は一つではない。どんどん発想をひろげていく。その意味で、ロジカルシンキング論理的思考とは別なものだ。論理的思考はつきつめることによって、結論は一つに帰結する。

 

オレンジが13個ある。これを3人で分けるには? 思いつく限りの方法を書いてみよう。

 

あるカーブは魔のカーブと呼ばれていた。事故が多発していたからだ。見通しはよい。ガードレール、センターラインもきちんと入った普通の道路であった。だがある方法で事故は激減した。どうしただろう。(論理的思考なら、道幅を広くしたとか、カーブミラーを設置したとか、警察官を置いたとなるだろうがいずれも違います)

 

解答編

1 ①オレンジを4個ずつわけ、のこりを3分の1等分した②はかりを使って同じ重量にするようにした ここまでは論理的思考 水平思考では、③オレンジジュースにして分配した④たねを植え、オレンジを実らせて収穫し、分配した。などがある。

2 要は速度を落とさせればよい。ガードレールをとり、センターラインを消した。危ないと思ったドライバーが速度を落とした。


ラテラルシンキングのメリットは自由な発想により、時間とお金と労力を省けることだと実感できたでしょう。なるべく楽をして成果を手に入れるワケです。

 

ラテラルシンキングでは、「不必要な設定条件=常識の枠」をはずして考えて見ることがものすごく重要になる。みかんの例でいうと「今すぐ分配せよ」とは一言も書かれていない。たねからみかんの木を育てて、それを分配するという投資家のような選択肢もありになる。不必要な設定条件をはずして自由に考えるためには、「結局何が達成されればよいか」という本質をつきつめること。「要は〜すればよい」というのがそれ。代替方法がないかどうかどんどん自由に考えるのだ。これがコツ。例えば自動車王のヘンリーフォード。馬車が全盛の時代でこう考えた。速い馬車が求められている→本質(要は速さがあればよい)→だったら馬車じゃなくてもよいのじゃないか? このように常識枠(メンタルブロック)を崩して考えることがとても大切だ。

 

現代社会では答えがないさまざまな問題にぶつかる。ビジネスマンであれ、公務員であれ、研修者であれ、問題に直面したら、まずは水平思考で考え、ある程度解決法が見いだせたら、それが実施できるかどうか、論理的思考で煮詰めていく。結局の所採用できる案はひとつである。

 

ラテラルシンキングをやさしく解説した本

「ずるい考え方」ゼロから始めるラテラルシンキング入門 あさ出版 木村尚義 はおすすめ。とくにCrownの2をこれから採用しようとしている先生方はLesson 4の前に一読の価値があると思う。

前のエントリーでも書きましたが、文法教育についてラテラルシンキングをあてはめてみると、文法指導の本質は「教え込んだ知識はすぐ忘れ去られる。生徒自身が気がついたことは獲得されやすい。気付くための十分なトレーニングを配置する」すると、教えることの中心は「知識の伝達」に時間を割くよりも、必要なトレーニングを必要な順番通りに与え、自分で気付かせるよう仕向けること、その結果自分で操作できるようにすることであることがわかります。教材会社で残念ながらそのような教材を出しているところがありません。せいぜいひとつの項目について2〜3問がせいぜいです。どこまで網羅するかという問題と文法に使える時間の制約の問題がありますが、実際の英語では使われないものは思いっきりOptionに回し、重要なところはパターンプラクティスさせる工夫が必要ではないでしょうか。


 

 

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2011年7月 9日 (土)

0347- 110709 説明とトレーニングのはざまで

現在の文法授業の問題点をSTEP英語情報、安河内先生が説明している。

ようするに「英文のすりこみ量、パターンプラクティスが足りない」ことにつきる。

なぜ足りなくなるかというと、教師の説明が多すぎるから。安河内先生は20分ほどで説明して、残り30分は音読や、パターンプラクティス、試験にあててはどうかと提案している。

私はそれに加えて学校採用の文法のテキストに問題があると思う。ある項目について、散発的に問題があるだけで、それをやったからと言って力になるわけではない。それはよくある文法の問題集も同様。

文法は自力で発信できる力の源。単語さえかえてあげればいくらでも無限に文を作り出せないといけない。そのためには、単語を入れ替えてのパターンプラクティスなど一定量のトレーニングが必要なのだ。説明をくわしくしても生徒は寝るだけなのだ。他の文法項目と対しして、分かりやすく導入し、トレーニングで、できるようになればおもしろくなる。

教師の仕事とは、知識の伝達だけではない。コーチとしてトレーニング方法をそのときそのときで変え、そのやり方を教える必要がある。

安河内先生は英語教師として私が意識が変わったきっかけになった人。感謝感謝。今でも
ソクラテス文法・語法と、英語をはじめからていねいにのサイン本は宝物です。

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0346 -110709 日本人はもう少し怒ってもいいのでは?

私たちは信じて疑わない「常識」というものがある。これが事態の真相を考えるということから私たちを遠ざけることもある。

最近、ラテラルシンキング(水平思考)の本「ずるい考え方」あさ出版 を買い、問題解決のためには、「今ある常識を疑ってみるべし。」とあったので、さっそく実践してみることにした。

たとえば、役所の言っていることは「真実」であるという常識。電気料金は「必要な」ものだから支払わねばならないという常識。これを疑ってみることにしょう。

6月13日経済産業省の所轄、日本エネルギー経済研究所が、停止中の原発が稼働せず、現在稼働中の原発も順次停止する場合、火力発電で不足する電気を補うと、燃料代だけで3.5兆円かかり、そのため電気料金に上乗せして、1世帯あたり電気料金が1049円あがるという試算をまとめた。

でも、これって絶対おかしいですよね。 なぜ上乗せなんでしょうか???

原発にかかっているランニングコストはなぜ差し引かれていないのでしょうか??

本当の意味での常識では、ある発電量あたりの、原発のコストが○円、火力発電のコストが△円と比較し、火力発電の場合のコストがこれだけ超過するから電気料金にプラスします。が本当ではないでしょうか?なぜ原発が停止すると言う条件にもかかわらず、原発のコスト分は差し引かれていないのか??? 原発をフル稼働させた状態のコストに火力発電の燃料費分だけをプラスした試算って意味があるのでしょうか? 

問題は日本エネルギー経済研究所はなぜ、このような論理性を欠く論法をとったか?です。「原発が安く、火力はお金がかかる」ことをアピールしたかったからと思われてもしかたがないでしょう。世間では原発推進の経済産業省の所轄団体がその意向に逆らえるわけもないだろうなと思うでしょう。

次に「電気料金」は必要なものだから払わねばならないという常識を疑ってみましょう。

さて、電力各社は一般国民に対しては原発のコストを明らかにはしていません。すると公共料金にもかかわらず、コストが不明なもののために今の電気料金は設定されているのだということになります。本来は安かったはずが、原発で高い料金を払わされていたということも十分ありえます

もう一度いいますが、公共料金なのに、何にいくらかかっているということが不明のままでいいのでしょうか。今の電気料金ははたして妥当なのでしょうか。なぜ原発の実質のコストは国民に明らかにされないのでしょうか。ラテラルシンキングでは「疑う」ことからすべて始まると述べています。私は今まで電気料金は正当な料金であり、当然迷わず支払うべきものだと考えていましたが、前述の本を読んで「まてよ」と思うようになりました。(料金は払いますが、なぜこの料金?ということは考え続け、発信し、問い続けます。納得できるまで)

今後は、原発推進の立場の経済産業省および所轄団体の発表ではなく、「信頼のおける」第三者機関でしっかりコスト比較をしていただき、その発表をしていただきたいと考えます。公共料金は「選ぶことができないもの」準税金に近いものです。であれば、コスト面に関して不明な点は一切なくしていただきたいのです。

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2011年7月 7日 (木)

0345- 110707 再開問題

玄海原発について、町長、県知事、経済産業省がGo サインを出していたのに、首相が提唱した原発ストレステストのためにメンツをつぶされたと怒っているとの話が新聞に出た。

世間は彼らが怒っている理由を理解はするだろうが、共感は決してしないだろう。住民のための真の意味での安全確認をせずにGoサインを出してしまったんだなと見なされるだろう。「何が、どう大丈夫か、どう対策をしたか」数値を挙げて町長、県知事が住民に説明する義務がある。それなしの「大丈夫だ」という安全宣言にどれほどの価値があるだろうか。ふるさとに帰れなくなってからでは遅いのだ。事故がおこれば少なくとも二〜三十年は人が住めない地域もでてきてしまう。

ストレステストをどう行うかも問題だが、ストレステストを経たとしても、国の方向性としては脱原発を目指すべきだ。地震大国、活断層王国の日本において、あまりにもリスキーだからだ。玄海原発もかなり古い原子炉なのだからいっそ廃炉にして、福島と共同歩調をとり、再生可能エネルギーの研究、産業育成を行ってはどうか。コージェネや、多用な、安定的な電源の確保とスマートグリッドの導入を急いで国策として実施していただきたい。次世代の産業を逃してはならないと思う。



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2011年7月 2日 (土)

0344- 110702 バルーンディベート

前任校で大学時ESSのディベートセミナーに所属していた先生がおり、教えていただいたディベートがバルーンディベート。ぜいたくなことにロバートジュッペ先生にジャッジをしていただいていた。

気球があるトラブルによりどんどん降下して墜落の危機にある。乗っているのは現代の有名人。今ならレディーガガとか、オバマ大統領、菅首相や、スティーブジョブズなどである。気球に残り、生き延びられる人は唯一人。それぞれのメンバーは自分が生き延びる価値が他者より高いと証明しなければならない。最後にジャッジが勝者を決める。

一種のバリューディベートだが、身近にいる人をとりあげるだけに生徒は取り組みやすい。取り上げるのは2人以上でもよいし、2人でもよい。2人だけとりあげるならより本格的なチーム戦ができる。

生徒は勝つために、英文を大量に読み込むことになる。その中から「勝つためのタネ」を見つけるのだ。論理的に説明したり、批判的思考力も養うことができる。(大学生には必要な技術ですね。)

難点が3つある。難しすぎる語いを使うと相手が理解できない。よって語いを制限する必要がでてくる。もう一つは、リスニング力が低いと、ディベート的なやりとりができない。相手の意見を理解できた上での反論である。初心者むけには英語を速く言いすぎないようにという指導が必要となる。3つめは指導者の存在だ。専門的知識を持つ指導者の有無で勝敗は決まってしまう。逆にそのような指導者があまりにいないためにディベートをやろうとする学校がない。

これを変えるには、やはり大学だろう。1年で日本語ディベート必修にし、2〜3年で英語ディベートを行う。指導者を少しずつ増やしていくしかない。

ディベートのよいところは学生が授業外でも真剣になってリサーチ、立論、英語のトレーニングに励むところ。授業だけではいくら英語でやっても、日常が日本語にどっぷりつかっているので力はついていかないのだ。

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0343- 110702 東大9月入学への検討へ

(引用)東京大(浜田純一学長)が、入学時期を春から秋に移行する方向で検討を始めていることが1日、わかった。入学時期を海外の大学と合わせることで、海外から の留学生の受け入れと東大生の海外留学を促進し、大学の国際化を進めるのが狙い。今年4月から学内のワーキンググループで議論を始めており、年内にも方針 を打ち出す。

 文部科学省によると、欧米の大学では9月入学が一般的。東大は、日本の大学との入学時期のずれが留学を阻害する一因となり、大学の国際競争力向上を妨げ ていると分析。浜田学長の任期中(15年3月まで)の基本構想「行動シナリオ」で、今年度の検討項目として、国際的に通用する「タフな東大生」を育てるた め、「将来的な入学時期の在り方」を検討項目の一つに挙げていた。

 東大によると、現時点の検討内容は、入試については、高校の卒業時期に合わせて、従来通り春に行う。合格から秋に入学するまでの約半年間は、留学やボランティア活動などに使う。卒業時期については、基本的に4年後の秋としている。(毎日新聞 7月1日)
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東大が9月入学、国際的な動きにあわせシフトするとなると、他の大学も追随し、一気に、大学、高校まで9月入学にあわせてシフトする可能性もでてくる。

東大生と言えど、たいして英語力が高くなく、大学入学を境にどんどん英語力が落ちていく現状からは歓迎すべきことである。

ハーバード、オックスフォードなどに対し、東大のステータスはかなり低い。前述の大学ではアルバイトするのは無理だが、東大生のアルバイト率は高い。大学で学ぶことの質がまるで違う。また企業の無理解もあり、学生が海外にでかけず内向き志向が続く。一度留学を体験すれば、英語とは勉強の対象ではなく、コミュニケイションの道具であるということが実感できるはずだ。

日本は人口が減少し、とにかく世界の人にものを買ってもらわなければ生きていけない時代に入っている。将来の日本の官僚、トップリーダーになる可能性が非常に高い東大生が国際化の波にさらされるのは非常によいことなのだ。外国人と友達になり、日本のことを教えるもよし、海外留学し、異文化に飛び込んでみるのもよし。研究をするにせよ、有能な人間を世界中から呼び集めるのは大学としても当然の選択だ。どちらにせよ、外国人とのコミュニケイションなしでは生きていけないのだ。内向き志向の東大生が変化するのを学長も期待しているのだろう。

するとその先には何が待っているか。おそらく英語授業が待っているだろう。日本語で授業をしているうちは世界に取り残されていくばかりになるだろう。学生ばかりか、教えるほうも覚悟をせまられることになる。英語で授業の是非はあるだろうが、少なくとも英語教師の役割が今とは変わっていくことが求められる可能性が高い。重箱のすみをつついたような文法問題を教えているひまはなくなるのではないか。大学ではTOEICではなく、TOEFLが求められるになるかもしれない。ペイパーバックの1冊も読まないような高校生は東大に入れないようになるだろうし、英語で論理的な発言ができない生徒の成績は大幅に引き下げられるだろう。今後はチームディベート教育(日本語においても、英語においても)が重要視されるのではないか。また、優秀な学生、教授が世界から集まれば、アルバイトをしているひまも当然無くなる。9月入学はそのような変化の呼び水と考えられなくもない。

4月入学にこだわる人もいるだろう。しかし、日本人であることを、日本の慣習を捨て去るときも時には必要だ。時代は動いている。明治時代もそうであった。より大きな果実を手にするために、残すべき所、変えるべき所をしっかり考えて、変わっていく勇気も必要だと思う。
これは英語教育もそうである。東大の変化を歓迎する。

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2011年6月28日 (火)

0342- 110628 日本のリーダー

http://jp.youtube.com/watch?v=myxPETPXkJc

6月17日森まさこ議員の質問がありました。上記のYoutubeの動画は一見の価値ありです。

国の防災基本計画では実際の放射線量をもとにではなく、「放射線拡散予測図」を使って、住民の避難誘導をすることが定められていました。菅総理、海江田氏はそれぞれ対策本部長、副本部長です。しかし、答弁により、法律に定められた「このこと」も知らないことがあきらかになりました。

菅首相、海江田氏は、「拡散予想図が自分のところにあがってこないので知らなかった」と述べます。もちろんこの言い分は通りません。法律によれば、彼らは拡散予想図を使って避難誘導をすべき立場の人だったのです。つまり、「拡散予測図を出しなさい」と命ずる立場でした。もし、初動で住民に示されていれば、余計な被曝をしなくてすんだ人がいるでしょう。法律違反をしていると森議員に追求され、菅首相と海江田経済産業大臣はしどろもどろになっています。

海江田経済産業大臣、高木文科省大臣の答弁は論理的に破綻しています。経産省が指示して原子力保安院に推測図を作らせていたのは事実です。それをなぜ発表しなかったのかと問われて海江田大臣は「官邸にあがってこなかった。存在を知らなかった。」と述べています。しかし自身が管轄する経済産業省の指示で作らせていたのに、知らなかった、官邸には来ていたが自分は知らなかったというのでは論理的に破綻しているでしょう。仮に百歩譲ってそうだとしても、防災対策副委員長として、国の防災基本計画のイロハのイを知らなかったのもお粗末です。またIAEAにも「放射能拡散予想ができなかったのは残念だ」という報告書を提出していましたが、森議員に「予想はとっくにしていたではないか、それを福島県民に伝えなかったのではないか。報告書は故意に誤った言い方をしているのではないか」と指摘されていました。

高木文科省大臣は、答弁の最初では、「現地の放射線量が判明しなかった。はっきりした値が示せなかった」と主張していましたが(当初余裕の表情で笑みもこぼれる)、森議員に、「文科省でも7枚ものかなり正確な拡散予測表を作らせたいたではないか」、防災基本計画ではそれを避難に使うことになっていたではないか、と指摘されて、黙ってしまいました。菅首相からも自分のところにはあがってきていないと言われる状況です。

菅総理は、国の防災基本計画では「スピーディの放射線拡散予測図」を使って、避難誘導をすることが定められていたのにそれをしなかったことを指摘されました。間違いを認めるかと論理的に迫る森議員の質問に対し、的を射た答弁ができてません。あえてはぐらかしているのなら相当なレベルの政治家?だと言えるでしょうが、この答弁内容ではちょっときびしいものがあります。

菅さんにしても、海江田さんにしても、高木さんにしても、本当に心から残念ですが、答弁を聞く限りにおいては、「初動に問題はなかったのか」疑念を抱かせる答弁内容でした。この動画を見て、もうちょっとしっかりしてほしいと思うのは私だけではないはずです。

ただ、森議員ご自身も認めておられることですが、原発における問題は自民党も無縁ではありません。また、自民党が与党であれば、彼女がこのような舌鋒するどい質問をするのを許されたかは疑問が残ります。そうでないことを祈るばかりです。

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2011年6月20日 (月)

0341- 110620 日本が産油国になる日

筑波大学大学院 渡邉信教授の研究対象は「藻」である。それも石油を作り出す能力がある藻だ。オーランチオキトリウムとボトリオコッカスがそれである。

前者は人間のし尿など、有機物で増え、後者は二酸化炭素と日光で増えていく。日本の全ての石油をまかなうには、前者で2万ヘクタールの土地があればよいと言う。

藻は乾燥させればそのまま火力発電所で燃やすことができるし、石油を精製して取り出すこともできる。

CO2の問題はボトリオコッカスが解消してくれる。この藻の大量合成には二酸化炭素が欠かせないからだ。ボトリオコッカスから石油をしぼったかすは、オーランチオキトリウムのための有機物となる。

日本はエネルギー戦略を大きく見直せるのだ。こういったものに、コージェネレーションシステム(ミニ発電所を各市町村に作り、その廃熱まで利用し各世帯に給湯。エネルギー利用効率を80%まで高める)、慶應大学武藤教授の温度差発電(地熱、温泉利用)などを組み合わせてもおもしろい。あとは一刻も早く工業化をするだけである。経済産業省には原発推進から一歩踏み出し、日本がエネルギー大国になる可能性を後押ししてもらいたい。

これは夢物語ではなく、現実に起こっていることなのだ。地震の巣の上での原発運営は超危険であるとわかった今、結局は原発は超高コストであるとわかった今、そして子孫に放射性廃棄物の処理を押しつけるという具を犯さず済む方法が見つかりつつある今、日本が産油国になれるチャンスがあるとわかりつつある今、原発を国策として徐々に無くしていくという決断をするのも、国のリーダーとしての在り方であろう。ウランとて少なくなりつつある。日本が新エネルギーの覇権をにぎれるかどうか、正念場に来ている。




太陽光だけではない。風力だけではない。

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2011年6月19日 (日)

0340- 110619 ガンマ線のみの計測

http://lookatgame.com/view.php?video=C7iP0cx37hM&feature=youtube_gdata_player&title=福島県立医大郵便局前駐車場で放射線の種類を調査

放射線には、α、β、γ線がある。アルファ線はプルトニウムなど。ベータ線はストロンチウムなど。ガンマ線はセシウムなどである。

このうち、県などの放射線測定は、ガンマ線しか測定していない。アルファ線と、ベータ線は一切考慮されず、ガンマ線のみ結果が公表されている。

上記のアドレスには、5月26日、県立医大周辺での測定データを示す動画がある。それによると、ガンマ線は300CPM、ベータ線は3200CPM、アルファ線は200CPMで、アルファ、ベータ、ガンマすべて検出された。ベータ線が飛び抜けて多かった。ガンマ線しか測定できない県などの自治体所有の機械では当然測定できないことになる。また、アルファ線は、紙一枚で遮蔽できるほど弱く、外部被曝だと特に考慮する必要はないのだが、微粒子を体内に取り込み、常に内部被曝が起これば話は別である。

県はどうも、ガンマ線だけではなく、アルファ、ベータまで含めた線量を発表する必要があるのではないだろうか。

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0339- 110619 海江田という人

「原発を再開してほしい。適正な安全策はとっている。」 

そう言って先日福島県を訪れたのは、海江田経済産業大臣であった。 何を考えているのか? 事故の検証も終わっていない。何より、メルトダウン、メルトスルーと悪い方に悪い方に外れている、政府の対策に対する信頼は限りなく低い。なにをもって安全だと言い切っているのか? 明らかにされていない。 非常に根拠に乏しく、原発事故がまた起こりかねない中、再開を促すとは。 また、よしんば安全だとしても、原子力災害で苦しんでいる福島に「原発を再開してくれ」とはいったい? 

「日本の経済界のために、福島は犠牲になってください。 」そうとらえる人も多いだろう 。そのリスクを考えれば、原発はかなりの高コストの政策であった。京都大学の小出先生等によれば、汚染度が高い地域には今後数十年は人が住めない。(避難民の多くが戻れないのだ。戻ったとしても、ガンをはじめ多くの病気との戦いが待っており、どちらにせよ厳しい現実が待っている)普通の線量に戻るには100年だそうである 故郷を喪失し、仕事を失い、生活がめちゃくちゃになる。福島、二本松、郡山などは避難地域に指定されていないがゆえにさらにいっそう、不安だ。いわきであっても公園などで子どもを遊ばせることにためらいがある。また、郡山市の子ども達の間で、鼻血がものすごく増えていると東京新聞6月16日付け報道であった。内部被曝し、健康被害が出ないか、心配である。 放射性物質の飛散は茨城、千葉にとどまらず、東京、静岡などにも至っている。東京のホットスポットも線量が高い。福島の観光業などは大打撃で、多くの旅館などがつぶれるだろう。(避難民受け入れでかろうじて食いつないでいるだけである)食の安全も問題だ。静岡のお茶からセシウムが検出されたのは記憶に新しい。今後国が支出する金額は天文学的数字になる。それらは全て税金である。原発のコストが安いという神話は完全に崩壊した。

いったん事故がおこれば、国家レベルの災害と化す。ところがIAEAの勧告にもかかわらず準備を怠ってきたのが現状である。本日の新聞を見ると、斑目委員長の反省の弁が載っていた。反省しないよりよいが、代償はあまりに大きすぎた。これ以上の犠牲は勘弁してほしい。「想定外」という言葉で事故の免罪符としないでほしい。 

「ノーモア広島」という言葉があったが、正しくは、No more Hiroshimas だそうだ。sをつけてはじめて、繰り返しませんという意味になる。 今後は No more Fukushimas となりそうだ。
No more nuclear power plants でもある。

人がオペレートする限り絶対はありえない。「想定の範囲内」で対策はこうじるかもしれないが「想定外」には全く機能しない。当分水力発電、火力発電、地熱発電で発電していくしかないだろう。地震と断層の巣の上に生きる日本人。日本が生きる道は再生エネルギーの効率を高めていくしかないと思えるのだが。「脱原発はヒステリー」とのたまった石原議員もいるが、ヒステリーでもなんでもない。日本人につきつけられた現実なのだ。

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2011年6月12日 (日)

0338- 110612  6千分の1

朝日新聞 

東京電力福島第一原子力発電所で最初に水素爆発があった3日後、原発から約50キロ離れた福島市内の雑草から、1キログラム当たり100万ベクレルを超える高い放射能が検出されていたことが分かった。福島県は政府に連絡したが、公表されたのは、翌日に別の場所で測った6千分の1ほど低いデータだけだった。県は「意図的に公表しなかったわけではない」としている。





 

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0337- 110612 分詞構文指導の提案

日本の文法の準教科書には分詞構文についての練習問題が必ずある。ここにいくつか提案しておきたい。

分詞構文は、あいまいな文意にわざとしている。書き換え問題の是非は置いても、少なくとも、1文でいいから文脈を与えるべきです。文脈を1文でいいからつけるとともに、表現形式がちがえば、何が違ってくるかも明記してほしい。さらに言うと、文法教科書は「うすもの」という概念のため、ページ数が限られて、十分な練習ができないとしたら本末転倒と言わざるを得ない。文法の教科書のありかたをいまこそ考えるべきときかもしれません。


さて、分詞構文である。

分詞構文はコロキアルな場面で使われることもあるが、「同時」の意味のときがかなり多いのである。あとは小説などの描写に多く、契約書や論文などかたい文書には使われない。理由としては、論文などではわざとあいまいな書き方を選択することはあり得ないからだ。普通に接続詞SVで書く方がよほど明確である。分詞構文は小説などで、描写を生き生きさせるために、動作の連続、同時性のある状況をつたえるため、よく用いられていることを生徒に伝えるべきであろう。一方生徒の場合、英作文の時はミスする可能性が非常に高く、分詞構文ではなく、接続詞SVを使うことをすすめたい。

分詞構文の書き換え問題がダメだと言ってみたところで建設的な提言とは言えない。

書き換え練習をさせるにあたっての注意点を考えてみた。
1)理由  2)2つの連続した動作  3)同時性のある動作、状況 4)時  についてのみ文脈を与えた上で接続詞SV→分詞構文  書き換え問題を許してはどうか。この4つの意味がメインである。さらに、この中でも 前の3つがメインとなる。 ただし、3)の書き換えはandでは不可能な場合があることにも留意して生徒に問題を与えたい。 4)時 の場合は、他の意味にもとれてしまうことから、分詞にwhen, while, on などを残しておくよう(本来は分詞に付け加えたもの)指導した方がどうもよさそうだ。

分詞構文→接続詞SVへの書き換え練習はどうだろうか。Seen / Seeing  from a distance, the rock.... などの問題があるため、これもしょうがないだろう。しかし「岩が見てるの? それとも岩は人によって見られるもの?」という発問でも十分な気がする。す                                                                       

さらに条件と譲歩については、極めて少ない。この場合、ifや、thoughなどと一緒に使うほうが自然と指導した方が良いかもしれない。

独立分詞構文にも触れたい。「明日雨がふれば」It being rainy tomorrow, など、どんだけ使わないものを書きかえ練習させるのだという思いは強い。If it rains tomorrow,で十分。There being....なども不要。もっと使えることを覚えさせればいいのに。独立分詞構文は、小説などで、連続する行為や出来事を滑らかに描写する場合に多く見られるのです。ならばそういう状況で練習させるべきでしょう。(ただしかなり難易度は高くなるのでやらなくてもいいかも) "I don't want to hear any more, "said Kate, tears flooding down her cheeks. 

独立分詞構文でも、withを使った付帯状況のパターンは学習させる価値がある。He sat on a chair with his legs crossed.  独立分詞構文の前にwithをつけて、同時性や連続性を示すことがある。いわゆる付帯状況のwith。これと、withがない、He sat on a chair, his legs crossed.では、前者が同時性を強く感じさせるのに対し、後者はカンマで区切れている分少し同時性が損なわれる感じがするそうだ。 まとめると、独立分詞構文については、It being rainy...などとやるくらいなら、まず付帯状況の確認練習をしてから、withをはずした形での指導をすればよいのにと思う。

完了の分詞構文はこれまた、使わない。理由は、前後関係がはっきりしている文を分詞構文にすると、起こった順番に書くことが普通なため、普通の分詞構文で十分代用ができるためである。完了の分詞構文を書かねばならない時とは、主節が完了の結果であるような時だそうだ。  Having spent his childhood in Osaka, Lewis can speak Japanese well.(英語語法レファレンス) そういう形があるから参考書では解説せざるを得ないが、ほとんど使われることはない。

いきなりAからCまで教えることができないから、中間地点のBで、不自然な英語でもいいから変換練習をさせるのだという考えがあるかもしれない。だとするならば、その不自然さは生徒にどこかで伝えないと不幸であると思います。

日本の文法準拠教科書にはずいぶんお世話になりましたが、実は多くの問題があります。すっきりわかる切れる説明と自然な問題練習が一体となった、日本人向けのGrammar in Useの開発は必要です。ただ、あらためてGrammar in Useを作るのもいいのですが、既存の準拠教科書を変える形でやるのも一つの手です。既存の会社さんはどこも腰が重いです。そこそこ売れているものを改変する必要を感じていないからです。これは採用する側の教員も、識別眼を求められているということでもあります。教員が採用するものを彼らは作って売るわけです。彼らにもビジネスというものがありますからね。

どこもやらないなら、アルクさん、やっちゃいましょう。

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2011年6月11日 (土)

0336- 110611 村上春樹氏のスペインでのスピーチ

Youtubeにあります。

日本人なら見るべきです。翻訳しやすいわかりやすい言葉で、日本人の無常観や、震災、原発について、深い内容のことがらが語られています。やはり村上春樹はすごい。

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0335- 110611 分詞構文の位置

よく考えれば、なんで分詞の副詞用法だけを分詞構文と言わねばならないのか。形容詞用法だって、構文なのにね。これは翻訳の問題だそうです。余りよろしくないですよね。

さてVingやVppの位置ですが、
1)文頭 2)Sの直後 3)文尾 に来ます。しかし、いつでもこの3つの位置に自由にこれるのではありません。ここを今回は見ていきましょう。

英語の参考書と誤りとその原因をつく (大修館書店 河上道生)によれば、

He was surprised when he heard the news.
を He was surprised , hearing the news.とするのは間違いだそうです。

原則、起こった順番に述べる必要があるからです
つまり、「聞いた → 驚いた」 の順番です。

したがって、Hearing the news, he was surprised. ならOKとのこと。
あるいは、Onをつければ、文頭でも文尾でもOKとのこと。
On hearing the news, he was surprised○
He was surprised , on hearing the news.○

聞いた→驚いたという語順が正しければ次の文もよさそうに思える。
He , hearing the news, was surprised. 
ところが、人間が代名詞になっている場合、主語の直後に分詞構文が来るのはないことはないが、避けた方がよいのだ。きをつけたい。

分詞構文を使わず、He was surprised to hear the news. あたりが一番自然とのこと。(笑)


次に文Aと文Bのどちらを分詞構文にするかという問題。

He picked up a stone and he threw it at the dog.

この場合、行動の主、従で考えます。ひろったのは、従、投げたのが主と考え、pick upの方を分詞構文にします。Picking up a stone, he threw it at the dog. また、順番的には、pick up→threwなので、 He threw a stone at the dog, picking up a stone.は完全な間違いとなります。 

では、「した状態で、〜しながら」の意味ならばどうでしょう。これは同時を表します。
Wearing his old blue suit, my father stalked into the room.
My father, wearing his old blue suit, stalked into the room.
My father stalked into the room , wearing his old blue suit.
これらは皆OKです。この場合、wearingは付帯状況を表し、stalkedが主になり、stalkedは分詞では表しません。 stalking..とすると、このようなマネはほとんどの人がしないし、不可能にでしょう。(一方が状態動詞であることも判断の理由)

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分詞構文の読解指導

現在生徒には、速読用と読み方と、精読用の読み方を分けるように指導しております。
速読用の読み方は、とりあえず、「そして」と訳しておけというものです。

 Not knowing what to do,  I was standing still.
  どうしていいかわからなかった(それで)じっと立っていた。 

 Walking along the street, I found a wallet.
  道を歩いていた(そして)財布を見つけた。

 The baby was born / with a silver spoon in his mouth.
   赤ん坊は生まれた  そして 銀のさじをくちにくわえていた

 これで速読の場合は十分。精読の場合は、訳にもう少し気をつけます。
 「して、しながら、とき、ので、そして、もし」から選びます。

 場合に応じて読み方を変えるわけです。この方が合理的。

 しかし、本当に、「それで」でいいの?という人のためにもう少し話をしましょう。

 While I was walking along the street, I found a wallet.
  While walking along the street, I found a wallet.
  Walking along the street, I found a wallet.

  上記の3つの表現のうち、一番、2つの動作が同時に行われたという意味合いが強いのはどれでしょう。答えは、3つめの文です。1つめの文が最も、2つの動作が分離されて行われた感じが強くなるそうです。その中間が真ん中の文。(田中茂範先生によれば)

 同時なわけですから、andでも十分なわけです。

 ついでに言うと、分詞構文を使う場合には、おこなわれた順番に言うのが正しいのです。
 歩いていた そして みつけた の順ならOK。でも、
 みつけた → 歩いていたとき はよろしくないということです。



 

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0333 110611 講演会で感じたこと

本校で林真理子氏の講演があった。氏の仕事論、人生論の話であった。最初は面白いが、どうもケーハクかなという感想をもった。しかし、よくよく内容を考えて見ると、かなりすごいものが潜んでいると思い返したのである。内容をここにまとめておきたい。氏の話から学んだこと、感じたことは3つある。

1 人の不幸、コンプレックスはものごとを深く考え、行動する原動力になる

  氏は強烈なコンプレックスをかかえて生きてきた方である。「なんでこんな田舎に生まれたのだろう、ここは私がいるべき場所ではない。」自分の不幸を考え、幾晩も涙したと言う。氏がすごいところは、ここで終わらなかったということだろう。「不幸」を常に感じているが故に自分がどうしたいのか、どうあるべきなのかを常に強烈に考えた。そしてこの時間は無駄にはならなかった。その後の人生を生きる上での強烈なエンジンになっていったからである。コンプレックス、不幸をはねのけようともがいて、考えて、考えた経験が今の氏のコアの部分を形成しているといっても過言ではないだろう。物書きにとっては、順風満帆な何不自由ない生活より、はるかに「よい?」生活環境だったと言える。本当に何が幸いするかわからない。いわきをはじめ、東日本では地震、津波、原発と苦しみの連鎖の中にあるが、その中で悩み、考えたことはけっして今後の人生でムダになるものではない。逆に「考えず」にこの経験を済ますこと、行動を全くともなわないことこそもったいないのだ。氏の講演からは勝手にそのようなメッセージを感じた。さて、コンプレックスの果てに氏が描いた願望は一見ケーハクなものである。都会のきらびやかなところで自分が活躍している姿がそれであった。「人のために自分の人生を生きよう」とか、そんな感動的な話ではない。ここは確かに講演会としてはものたりない部分でもあったが、しかし、氏の語った理想の自分の姿はかり具体的であり、ビジュアル化しやすい目標であった。「動機」が何であれ、絶対成功してやるという強烈なエンジンを手に入れていたわけである。実はこれってビジネス書では成功する人間の特徴としていの一番に書かれてあることなのだ。成功する人間は、凡庸な人間とはやはり違うのである。

2 行動 と 自己実現

 氏の講演を聴いていると、あきない。これは話術が長けているせいもあるが、非常に経験が豊かで、エピソードにことかかないことが大きい。これは、氏の行動力のすごさを示している。氏は行動の人である。若い頃は南海キャンディーズのしずちゃんに似ていたと述べる氏は、入社試験では面接すらまともにしてもらえず、(コンプレックス、不幸であるが故にネガティブオーラを出しまくっていたのかもしれない。)すべて落ちたそうだ。注目すべきはその数である。100社!である。めげてもめげてもトライする力。そのあと、知人に教えてもらったコピーライターの仕事に就き、糸井重里氏の事務所をへるも、コピーライターとしては挫折。自分が向いているのは物書きだと見定め、背水の陣をしいての執筆のはてに処女作が大ヒットした。その後TVマスコミで仕事をする。この状況に危機感をいだき、執筆活動に専念し、今の成功を収めている。ネットに逃げ込み、世間との関わりを絶っているひきこもりとは対照的な人生を送っている。失敗しようが、なにをしようが、理想の人生をもとめて、行動、行動、また行動である。スティーブジョブスがスタンフォード大の卒業祝賀スピーチで言っていることをおもいだした。「そのときはなんのためになるかわからなくても、あとから思い返したときに、点と点が線になってつながってくることがあるのだと。」氏の経歴を見ると、そのどれもが必要不可欠で、どれかが欠ければ今の氏がなかったように思われる。自分の究極の目標をもつこと。そして今やりたいこと、やるべきことを全力でやっていく、そしてトライを恐れない。

行動力だけではない。判断力もすぐれていた。氏は華やかなマスメディアの中で自分を見失わなかった。自分の特性をしっかり見定めている。CMやTVで売るのではなく、「物書き」こそが自分がもっとも自分のもとめる理想に近いものと判断をくだし、TVと決別し、小説で自己実現していく。氏は賢い。一流になるためには、自分のもっとも好きなこと、強みで勝負すべきだと知っていた。一流になるにははんぱなことではなれない。一流を維持する努力もすごい。氏の執筆量、仕事量のすさまじさはすごいものがある。しかし、自分が得意とし、好きなことなら耐えらるのだ。人生で一番すきなことを見つけられて仕事にできれば、それだけで人生の8割ぐらいは幸せになったも同然なのだ。

3 ひととのつながりを大事にすること

氏はエンジンゼロ1という日本の著名人の会の代表副幹事をしている。また次の代表幹事になることも内定しているそうである。氏が講演で語っていないことであるが、どのような人物ならそうなれるだろう?すくなくとも日本の著名人に認めてもらう必要がある。私は、人とのつながりを大切にする人ではないかと思う。氏と交流のある、秋元氏はどんな小さな約束も守ってくれるそうである。また氏もそういう人間でなければ、逆に幹事としては認められないだろう。人と交流し、人とのつながりを大切にする。ネットの世界はたしかに便利だが、リアルを大切にできない人間が成功するとは思われない。現代日本にはなんと、一人焼き肉なるものが存在するらしい。人間関係の不得手、ここに極まれりという感じではあるが、氏が言うにはネットには本当に大切な情報はないのである。成功したければ人とどんどん会うこと。その関係を大事にすることであろう。

林さんが伝えたかったことは、生きる力=なにがなんでもと奮起して人生をつかんでいく力をもてといいたかったのかもしれません。これって下流の宴のテーマでもあるような気がします。

 

最後になりますが、忙しい中、本校のために時間を割いていただき本当にありがとうございました。

P.S. 観察をし、観察をもとに考察をすごくする人であるという印象も持ちました。それでなければおもしろい話は書けないでしょう。

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2011年5月 2日 (月)

332- 100502 ベネッセコーポレーション

本日ある話を聞いた。「ベネッセコーポレーションは本県に人をよこさない方針だ」ということだ。これが本当ならむろん原発問題によるもので、社員のことを考えてのことであろう。(国の指針では直ちに健康には被害がないということになっているので、県民はここで頑張っている)福島に社員が入らないとすれば、進研模試や、GTECをやっても、分析を学校にしに来てくれないということでもある。会社の方針ということで納得するしかないが、「生徒の学力アップ、教員の強力な応援団」というベネッセコーポレーションへの私の見方は残念ながら少々かわらざるを得ない。

ベネッセは文房具などを無料で被災した生徒に配ってくれるすばらしい会社でもある。それだけに今回のこの話が本当でないことを祈るばかりである。(本当だとすれば、正直、がっかりだ。)「がんばろう、福島」の輪の中にぜひ入っていただきたい。そして、復興に、そして生徒の夢実現のためにチカラを貸していただきたいものである。

追記 5月中旬、ベネッセの県担当の方が来校した。上記のような対応になったことを謝罪して歩いていた。彼は責任感が強く、好青年であり、がんばってくれていたのでかえって気の毒になるほどであった。会社として間違った対応をしていないなら謝る必要はない。しかし、対応を謝るのなら、彼ではなく上の方がそうすべきではなかったのかと思う。現場におしつけるのではなく。ともあれ、新学年はスタートを切った。ガッツのある、県担当の方から情報を得つつ、またともに学力アップに取り組んでいきたい。 

P.S. 連休明け、5月中旬まで見かけなかった教材会社の方が、6月の採用直前になって、どっと学校に押し寄せたのにはさすがに苦笑を禁じ得なかった。たくましいなあ。確かに彼らが来ないと教材も選択のしようがない。再び来てくれるようになったのはよかった。

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2011年4月13日 (水)

331- 歌のチカラ

アンサリーさんの「満月の夕」、ちあきなおみさんの「黄昏のビギン」どちらも心が震える歌です。アンサリーさんはどちらかというとドライ。ちあきなおみさんはウェットという感じなのですが、どちらもすばらしい歌声です。アンサリーさんの歌声は透き通った水晶のような感じ。ちあきなおみさんは、コロッケの印象しかない人がいるかもしれませんが、今あらためて聴いてみると、この世に2つとない上質の宝石のような歌声です。演歌も歌謡曲も大して興味はありませんでしたが、彼女は別。今の日本には(世界にも)彼女を超える歌手はちょっと見当たりません。本当の歌のチカラをもつお二人。心から尊敬いたします。(^o^)

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2011年4月 5日 (火)

330- 原子力行政

いわきは現在 0.4 マイクロシーベルト/ h です。 ガソリン、食料も普通に戻り、市民生活は平常に戻りつつあります。ただ、もちろん家や家族を失ったり,家に戻れない人もいます。

今回は津波の恐ろしさをほんとうに感じた大震災でしたが、原発事故はある意味で防げました。これははっきり言って人災です。最悪の事態を想定して手をうつことが危機管理の第一歩なのにそれが誰にもできていなかった。日本全国の原発がある地域も人ごとではありません。最悪の状況を想定して万全の手立てを立てることが本当に必要です。国の原子力安全保安委員会は、経済産業省の委員会です。つまり原発推進派のもとの委員会です。これでは厳しく規制どころか、会社側に甘くなるのはあたりまえでしょう。まずは独立機関にして、権限を強くすることが大事です。5号炉、6号炉および、第2原発のについては当然廃炉ということで考えていただきたいと思います。私も積極的に運動に参加したいと考えています。

原発は絶対必要だという人もいます。温暖化防止や首都圏にとって必要だとも。ならば、そう言っている方の家の近くに原発を作るとしたら反対しないでしょうか。たぶんそれはないと思います。福島は今回大きなダメージを受けました。しかし必ず復興していきます。もっとも、大多数の県民の復興のイメージの中にはもう原発は入っていないと思います。家族や仲間や生徒と一緒に仲良く過ごせるふるさとがあること。それが一番大事なことだとつくづく思います。日本は地熱発電など、クリーンエネルギーに大きく舵を切るべきです。複雑に各プレートが重なり合っており、活断層も多い日本。そして肝心な危機管理が全くできていない..... 日本。 今がチャンスだと思います。

次回から通常の英語教育に関するブログに戻します。


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2011年3月26日 (土)

329- 生徒へ

私の、勤務校で職員会議が先週木曜日に行われましたが、事態が長期化することを考え、生徒の転学について話がでました。学校のホームページ上に公式にはでていないことですので、このブログで公表することは差し控えますが,担任の先生にまず相談することをおすすめします。

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328- ちょっといい話

暗い話題が続いてしまったので、ここでちょっといい話を。

天皇、皇后両陛下が、東日本大震災の被災地に思いをはせ、お住まいの皇居・御所の電気を一定時間使わない「自主停電」を続けられていることが分かった。「国民と困難を分かち合いたい」という趣旨で15日に始めたもので、宮内庁の羽毛田信吾長官らによると、陛下は「寒いのは(服を)着れば大丈夫」とおっしゃっているという。(産経新聞)

皇居がある千代田区は計画停電にはもちろん入っていませんし、両陛下は夕食を真っ暗な中でとられたこともあるそうです。

本当にありがたいです。m(_ _)m 国民の心に寄り添っていただける、それだけで感謝以外の何ものでもありません。

また、すべての計画停電で協力して下さっている方々、ヤシマ作戦を実行されている方々もすごいです。日本人っていいですね。(^o^)

そして今,第一原発で命がけで復旧にあたっている方々、すごい危険な任務ですが、心より応援いたします。(カロリーメイトでがんばっているとのことですが、まともな食事を食べていただきたい)

一人一人できることがある。今やれることをやることが大切と心より思います。


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2011年3月24日 (木)

0327- 目に見えぬ危機

現在いわき市は復興に向けて努力を続けていますが、物資がほとんど入ってきません。これは放射線を気にしてドライバーがいわきに来ないためだそうです。いわきにものをもってきて、帰るといった、短時間の場合は放射線は全く影響はないでしょう。

ただそこで暮らしている私達にとって累積の放射線量は別の意味を持ちます。現時点の(3月24日 18時 いわき市役所計測 Sea Wave放送)いわき市平の放射線量は1.44マイクロシーベルト / h です。(いわき市のホームページに時系列ごとの放射線量を記したエクセルファイルがあります)1.44マイクロシーベルト /h は1時間あたりの放射線量が、1.44マイクロシーベルトになることを示しています。よく新聞などの報道で持ち出される、腹部X線の放射線量は1回あたり600マイクロシーベルトです。また、胸部X線1回分は、50マイクロシーベルトです。いわき市平では、1時間あたりの放射線量は約1.4マイクロシーベルトですから、24時間外気にさらされた場合,1.4×24h=33.6マイクロシーベルトです。政府の話では屋内にいた場合は,4分の1から10分の1(10分の1はおそらくコンクリートの建物にいた場合)の被曝量で済むという話ですから、10分の1の値としても、0.14マイクロシーベルト / hになります。つまりコンクリートの建物に24時間いて外出しなかったとしても、3.36マイクロシーベルト被爆することになります。すると15日間コンクリートの建物の中にいて、一歩も外にでなくとも、いわきにいると、累積の被曝量は50マイクロシーベルトに達します。かなり条件がよい人でも、いわき市平にいるかぎり2週間に1度の割合で 胸部X線検査を受け続けるわけです。

このまま放射線レベルが1.4マイクロシーベルト/h で推移すると、1年間の累積の被曝量は50マイクロシーベルト×24回(2週に1回と考えて)=1200マイクロシーベルトになります。単位を換算すると、1.2ミリシーベルトになります。人工放射線について政府が定めた許容量は1ミリシーベルトですから許容量を超える値です。(私達が自然界から受けている1年間の累積放射線は1500マイクロシーベルト=1.5ミリシーベルトです)

(値を訂正します)木造住宅の場合、屋外の被曝量の約9割の被爆量であることがわかりました。

木造家屋に24時間ずっといれば、被爆する放射線の量は屋外の9割程度になります。(原子力安全委員会データ)1日あたり30マイクロシーベルトぐらいでしょう。1ヶ月で900マイクロシーベルト。1年で10800マイクロシーベルト(10.8 ミリシーベルト)これは国の人工放射線の被爆の許容量の1ミリシーベルトの10倍になります。

これはもちろんこの値が1年間続くと仮定したものですが、コンクリートの建物から出なくとも1年間で24回胸部X線検査を受ける、あるいは木造家屋から1年間外出しなくても胸部X線なら1年に216回受け,腹部X線なら年に18回強受けるような生活など想像もできません。少なくとも乳幼児が暮らせる環境とは言えません。

【3月26日 23時 現在 平  1.07 マイクロシーベルト。9割として1日に22マイクロシーベルト。1ヶ月で660マイクロシーベルト。2ヶ月で国の基準値を超えます。1年で7920マイクロシーベルト。胸部X線158回分 値が下がることを心より祈ります)

政府は、「直ちに健康に影響はないレベルである」という言い回しをしますが、それはそうでしょう。しかし一方で「その場に住み続ければどうなる」ということはひとことも言及をしていません。「直ちに影響がでないので、今のうちに待避せよ」というのなら話は分かりますが、そう言う話にはなっていません。待避エリアに含まれない,でも放射線の影響を受ける可能性が高い,30Km圏外の地域の住民はどうしたらよいのでしょうか。

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110323k0000m040075000c.html 

23日の午後9時になって原子力安全委員会がようやく出してきた(専門家の批判を受け,アメリカの予測発表の後にようやく出してきたという状況)放射能拡散予想によれば、12日から24日まで1日中屋外にいた場合,30Km圏外でも、累積が100ミリシーベルトに達する可能性を示唆しました.新聞に掲載された図を見ると、いわきの場合は,市の境界線から中に13〜4Km入ったところまでそのような地域に一部入っています。飯舘や福島は原発からの距離はいわきより遠いです。一方放射線量はより高いのですが、避難エリアには入っていません。これは風向き,地形により、30Kmという数字が絶対的ではなく、あまり意味を持たなくなっているだろうことを意味しているのではないでしょうか。これは福島の各地で計測された実際の放射線量および、原子力安全委員会自身が示した拡散予測データであきらかでしょう。

政府はこの予測データは非常に厳しい条件でだしたもので、あまり心配しないでと言っていますが(実際は人々は屋内にいるはずだから4分の1から10分の1の影響しかないと言いたいらしいです),こうした命に関わる基準は一番きびしい基準でやってほしいものです。 また、そのようなデータを活用しないのであれば何のためのシステムなのでしょう? 事業仕分けされてしかるべきものということになります。

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=38496  読売新聞より

国,県,市といった行政はいわき市民の命,健康を守ってくれるのでしょうか? 「直ちに健康に影響はない」はどうとらえればよい言葉なのでしょうか?枝野長官は「安全だとは申し上げてない」とのことです。原発問題の早期の収束を祈るばかりですが、長期化するならば、行政に動いてもらわねばどうしようもありません。原子力安全委員会のトップは昨日、事故後「初めて」会見を開きました。(-_-) 放射線の拡散予測データを昨日初めて出しました。(-_-) このような意識の安全委員会に任せていて本当に大丈夫なんでしょうか???? わからなくなりました。


英語の表現 Japan Times 3月24日版より
1) But government officials once again stressed there were no immediate health risks.
2) Even if people have already consumed the listed vegetables and milk, their health will not be endangered and the orders (出荷制限などの命令) were given as "念のため precautionary" measures.

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2011年3月21日 (月)

0326- 再始動

 原発の状況はまだ予断を許さない状況ではありますが、授業の準備を再開いたしました。僕が心配しても状況が好転するわけではありません。ならば今自分がやれることをすべきです。僕は教師ですから学校が始まるときに備えて、教材研究をやります。自分の勉強をします。本を読みます。4月に皆と無事学校で会えると信じ、準備します。
 (学校の動向はホームページをみてください)

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2011年3月19日 (土)

0325- みなさん、ありがとうございます。

 このたびの震災と、原発事故において、さまざまな方からお電話やメールをいただきました。ほんとうにありがとうございました。心が不安でいっぱいのとき、生きる力をいただきました。お礼のしようもありません。日本人は助け合いの精神が薄れているなどと昨今言われておりますが、それは全く違います。今回さまざまな人の善意にどれほど助けられたかわかりません。その一人一人に感謝しながら今すごしています。そして、絶対、復興に向けて今度は自分が全力を尽くすのだ、受けた恩は今度は自分が返すのだ とあらためてちかっております。現在、インターネットが使える環境に一時的にあります。この場をお借りして皆様にお礼申し上げます。(今後はまた携帯のみの環境になるかもしれません。)

 コメント欄にもいろいろメッセージを送ってくださった方がいます。返信がなかなかできませんが、全部読んでいます。

 ユメタン3の語源の説明を再開くださいと東大志望の方からコメントがありましたが、自宅にユメタン3と語源辞典を置いてきてしまい、いま手元にありません。どこかで入手して、インターネットが使えるようになれば再開したいと考えています。もう少しお待ちを。

 また、1602さんからは私の安否を気遣うコメントとともに、英文法の授業の残り、つづきをブログ上でしてもらえればとのお願いが届きました。インターネットが使える状況が安定して確保できれば、そうしたいと思います。私も授業がはんぱになってしまい、気になっていました。ブログ上で授業というのもありかなと。こちらもインターネットが継続的に使える状況になり、教材が調達できれば考えてみたいと思います。

 これを読んでいる生徒諸君がいれば言っておきたいことがあります。君たちは「生きている」。震災で命を失った人に比べれば100万倍以上幸運なのです。生きていればなんでもできる。故郷の復興だってできる。勉強だってできる。生活を改善していくこともできる。身の安全が第一ですが、安全が確保できたみなさんは、どうか、自分の生きる力を磨く努力はつづけてください。勉強はどこにいたってできるよ。身内の方が行方不明ですごく心配したり、不安でどうしようもなくなることもあるかもしれないけど、悩んでも状況は解決しない。思考をストップさせることなく、具体的に自分がやれることを考えてそれぞれ精一杯行動しよう。そしてぜひいわきで再会しよう。教えていないこともいっぱいあるんだ。

 また、これを読んでいる教科書、教材会社の方、ボランティアの方にお願い申し上げます。被災した生徒諸君のサポートをお願いします。具体的には教科書、教材の提供、それと、ネットや、携帯サイト上での英数国理社の学習支援サイト(問題と解答、解説、考え方の説明)などの立ち上げなどです。できることでかまいません。被災したから、避難したから、勉強をあきらめるようにはさせたくありません。心よりお願い申し上げます。

命がある幸せをかみしめつつ、みな、がんばろう!(学校の動向はホームページに載っています)

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2011年3月16日 (水)

0324 110316 合金

合金は英語でalloyです。alliance 連携も同じ語源です。困難な時こそ必要なのが連携です。ジルコニウム合金にもがんばってもらいたいです。

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2011年3月14日 (月)

0323- メルトダウン

福島第一原発2号機で炉心がすべて冷却水より上に出てしまいました。現在懸命の復旧をしてくださって、少しずつ海水が入っているようですが、報道各社によればメルトダウンの可能性も否定できないとのこと。非常に危険な状況です。なんとかがんばってほしいです。

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2011年3月13日 (日)

0322- いわきのFMをネットで聴けます

http://www.simulradio.jp/asx/fm-iwaki.asx

サイマルラジオで、いわきのFM Sea Waveが聴けます。
現在、避難情報,被害情報,インフラ復旧情報,学校、会社再開情報が流れています。

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0321- 東北大地震3 日本政府へのお願い

日本政府にお願いがあります。

今回の東北大地震は,岩手県沖から茨城沖まで広範囲の太平洋・ユーラシアプレートの破壊によるものでした。今私が心配しているのはこれらのプレート変動,破壊に触発されて、他のプレート、たとえば駿河湾あたりで連動した地震が起こること。万が一そうなれば日本全体でかなり厳しい状況になります。東大地震研究所でも、余震が集中的に起こっている場所以外でもおこる可能性は捨てきれないとNNNの取材で述べています。

今のうちに国会の機能や,地震対策本部を地盤が固いもっと安全な土地にうつした方が危機管理上大切なことではないでしょうか。(防災上、危機管理上の観点から首都機能移転の話は前からずっとあった話です)もちろんすぐに地震はおきないかもしれません。しかしこれほど大規模の地震であっても結局は予測できませんでした。地震学者でもプレートが広範囲に破壊されて大地震になるメカニズムは予測もしていませんでした。少なくとも庶民には何も伝わりませんでした。100%と言う話は世の中のどこにもありません。起こってからではおそいのが地震対策であると、今回痛切に感じました。政府はやってはおられると思いますが、少なくとも、移転先の準備だけはすすめておいたほうがいいと思います。

万が一、議員自身が震災にまきこまれては東北だけでなく、東京の救援・救助どころではありません。政府機能が麻痺すれば、国際的支援も受け入れられなくなります。ただし、パニックをひきおこさないように実施することが大切だと思います。

あともうひとつ。放射能の状況は正直に報告してもらいたいと思います。それによって判断が変わります。気象庁では今後2日の間のマグニチュード7クラスの余震を予測しているようです。

よろしくお願いします。

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0320- 東北大地震2

今もっとも困るのが水.私が住んでいるところでは電気とガスの2つのインフラは使えます。一方,ガスもだめ、電気もダメという方もいます。とりあえずはラッキーでした。(ただ今後どうなるかはわかりません。ガソリンスタンドも開いてませんし、ガソリンや灯油は節約して使わねば。現在は煮炊きして室温が上がったので暖房は止めています。)

本日は鍋のもとのスープを買ってきて,それでうどんを煮て食しました。これだと水を使わずよいのです。あたたかい食事はここ2〜3日のうちで唯一の温かい食事です。それまでは買いおきのパンとレンジでチンのご飯でした。水を節約する工夫として、食器にはラップを敷いて、水洗いしなくて済むようにしています。割り箸やプラスチックのスプーンもすごく役立ってます。他の家の人に話を伺うと水炊きにして、肉をポン酢で食べるとか.... とにかく水の確保が最優先。

しかし地震は人とのつながりを深くします。ふだん話さないようなご近所の人とも情報交換をします。助け合いがほんとう、必要だと思います。


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0319- 東北大地震

おかげさまでなんとか大丈夫でした。

11日金曜日はちょうど入試の合否判定会が終わった頃でした。ダダダダダダダ!とものすごい振動がし、それがやむどころかどんどん大きく、長い時間つづきました。そしてぐらっ! おもわず机にもぐりましたが、これはやばいとおもいなおし、急いで校舎の外へ出ました。教員も生徒もすべて避難です。

その後も余震がつづき、部活動を中止し,帰れる生徒から急いで帰宅させました。ただ保護者と連絡がつかず学校に泊まった生徒もいました。

4時頃保育園に2歳の息子を迎えに行くと,雪がちらつくなか、園児全員が園庭でふとんにくるまってふるえていました。先生によると息子はパニックを起こして泣いていたとのこと.そこで父とも合流.駅前ビル6Fにいたのですが、ものすごいゆれで、貯水タンクが破れて水浸しになり、大変なところを保育園にかけつけてくれました。(車が駐車場から出せず徒歩できてくれました)ALTの先生を送り帰宅.どうろがところどころ陥没したり、盛り上がったりして、スピードを出すと、パンクの恐れがあるのでゆっくり運転.古い家屋は軒並み倒壊しています。新しい家は大丈夫なようです。

その日の晩は電話が一切通じない状態でした。大きな余震も続き,アパートでは眠れない状態で、一家三人車の中で過ごすことになりました。

携帯のワンセグの情報と地元のSea waveのラジオだけが頼りでした。Sea Waveのみなさん、ありがとう! ただ、様々な状況が分かるにつけ、絶句。これは本当に日本なのか?

3月12日(土)

朝から一切水がでません。ラジオを聴くと市内全域断水とのこと。つまり30万人以上の市民が水難民になったのでした。近くの公民館で3時間ならび、水3リットル×2をゲット.大人は1日3リットル必要だそうです。妻も一緒にならびましたが、子どもがぐずったので、断念.明日の給水はあるかどうかわからないとのこと。水の備蓄をしておくのだったと後悔。(今は雨水をため,それをトイレなどの生活用水にすることもあるとのこと。)ただし、小学校のプールから水を汲みトイレ用の水は確保しました。コンビニも食料がゼロ。本当に水を使わない食料の備蓄が必要です。閉店している店が目立ちます。ただ、地元のスーパーが営業してくれたので本当に助かりました。マルトさんありがとうございました。

午後からは学校に行き、生徒の安否確認.原発に近い地域の生徒は連絡がつきません。となりの川内村へ避難しているとの報道がありましたが、うまく避難しているとよいのですが。新地町,南相馬、四倉,久ノ浜,小名浜,永崎など海沿いの町は壊滅か、かなり津波で被害を受けたとのこと.

夜は原発の状況を見極めるため、ワンセグにかじりつきでした。一時、福島第二原発から20kM以内避難との報道があり、急いで避難の準備を始めました。(その後10kMに訂正)一応,炉内の圧力を抜く作業(蒸気を大気中に放出する作業)がうまくいったとのこと。ただ、双葉で高めの放射線被曝をした方がみつかったとのこと。風向きなどにも十分注意せねば。近隣の方も車で家を離れる人がいました。あらためて、「近くには原発があるのだ」、「地盤が固いから安全というのは神話」であったと思い知らされました。

3月13日(日)

第一原発からは50kM程度,第2原発からは30km程度離れていますが、ラジオから、本日はなるだけ外出しないようにとアナウンス.エアコン、換気扇もストップさせました。原発で臨界事故,メルトダウンを防ぐため命がけの作業をしている方の無事と、地域の無事を祈るしかありません。

私のところは水はでませんが、まだ、停電がありません。これは心理的に大きいです。岩手,宮城、福島で特に津波の被害が大きかったようです。私のすんでいる市だけでも1万6千人の人が避難所に暮らしています。海沿いの場所を中心に家を失った人も多いようです。

ライフラインがない状況で生きるには


1)ガソリンの確保
 なにはなくとも車の給油は最初にすべきこと。
 (沿岸部にいる場合はとにかく高台に逃げること)
 ガソリンがなくなったら田舎はどこにもいけません。
 地震があったら速攻でガソリンスタンドで満タン!

2)現金の確保
 コンビニのATMは停止してしまいます。また、
 コンビニそのものが臨時閉店してしまいます。

3)水の備蓄・確保
 風呂にはお湯を入れっぱなし。(断水時のトイレ用水になる)
 学校のプールなどで水をもらう。
 雨水などをためてもよい。
 容器に直接水を入れず,ビニール袋に水を入れ、くちをしばる
 行政はあてにしない。飲料水の備蓄は絶対.
 (コンビニ等はすぐになくなる)

4)食料の備蓄
 電気,水,ガスがなくとも食べられるもの。
 電子レンジでチンも、ゆでたりもできません。
 かんぱんなど冷蔵庫に入れなくてもよいもの。

5)通帳などの貴重品
6)着替え、懐中電灯の準備

なによりだいじなのが、家具の転倒防止のシール
などをはっておくこと。家の中が割れた食器で
めちゃくちゃになることをふせげます。
自分に倒れかかってくることを防げます。
うちは、これでずいぶん助かりました。

余震がつづいたときは、家の中で下足を履いてました.


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2011年2月26日 (土)

0318- 110226 アンサリー 蘇州夜曲

 なんだ。この曲は。心をわしづかみにされます。すごくいい。アンサリーさんの揺れる癒し声に完全にやられました。春の宵には最高の曲。昭和の名曲。iTunesで即買いました。

 その他、Youtubeで YMOの東風を視聴。Greek Theaterで録音した 79年のライブが最高。高橋ユキヒロさんのドラムがものすごく気持ちいい。ギターのグループ感も最高!30年前のライブとは思えない、完璧な、そして超絶技巧集団のスーパーライブ。

 吉田兄弟×Monkey Majik のコラボ曲、 Changeがものすごく Cool! 津軽三味線ってほんとロックとあうなあ。すばらしい曲でした。

 今日はよい音楽にめぐまれた日でした。

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2011年2月15日 (火)

0317- 110215 ユメタン3 201-250 語源

●Imply 暗に述べる im(中に)ply(織り込まれている)
●Perplex とまどう、とどまる per(完全に)plex(からまっている)→身動きがとれない。
  <ple pli ply plex  (pl-は 織り込まれている/からまる/重なる が原義)>
   complex : com(様々なものが一緒に)plex(織り込まれている)→複雑な
   simple : sim(同じもので)ple(織り込まれている)→単一の→簡素な
   Comply with…遵守する com(規則などに自分が 完全に) ply(重なっている)
●Perseverance 忍耐 per (完全に/とても)severe(きびしい)
→厳しさに耐える→忍耐
        Perplex すっかりとまどう
●Folly 愚行 fool(おろか)y(状態) 
●Harbor 持つ・抱くhar(軍隊) bor(避難所)
→波などから船をかくまう場所→かくまう・持つ
   港ががっちり船をつかんでいる様子をイメージ
●Contradiction 矛盾 contra (反対の・逆の) dict(述べる)
   
    Dictionary (言葉を述べている本) predict 予測する pre(前もって)dict(述べる)
●Speculate  思索する、推測する specul(よく観察してから)→考える→推測する
         specify  目をやる・注視する specific 特定的な・具体的な 
●Repent 後悔する 
●Intrigue 興味をそそる・陰謀を企てる
   in(中に)trigue(引き込む)=人を中にひきこむ 
1) 興味をそそる 2)はかりごとの中にひきこむ (against)
●Ponder よく考える (ponder重さをはかる→ものごとの軽重をよく考える)
  パンダを受け入れるかよく考える。
●Delusion 錯覚,迷い  de(強意)lu(からかう) delusion of persecution 被害妄想
Illusion 感覚をもてあそぶ→幻惑 
●Deter 思いとどまらせる  de(外す)ter (ter脅す)→脅して行動をとらせないようにする 
     Terrorism テロ(驚異に訴える行為)deterrent 抑止力 to a crime
●Retort 言い返す re(後ろへ) tort(ねじまげる)
●Wail for 泣き叫ぶ(苦しみや悲しみから出る嘆き,泣き声)
●Recollect 思い出す re(再び)collect(記憶のかけらを呼び集める)
●Conceit うぬぼれ  con(強く) ceit (とる)→思い込み→かいかぶり
Con (すっかり)ceive(とりこむ)思いつく  
  concept(すっかり)cept(とりいれる)頭に思い描く→概念  
  conceitは、conceiveとconceptが合体したもの。
  < Have → cap →cup→ cept→ ceive は取りこむ が原義>
Capture / occupy / perception / receive
●Ambivalence ためらい  ambi(両方に)valent(価値がある)どちらか決めかねる
           Ambiguous どちらにもとれる→あいまいな
      Amphibian 両生類
●Humility 謙遜  hum(humanは土から作られた humは土→低い という連想がある)
       腰が低い→謙遜

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2011年2月12日 (土)

0316- 110212 ユメタン3 151-200 語源

●Jeo(ゲーム) pardize (part) 勝負の分かれ目。勝つか負けるかわからないから危険にさらす
●Endorse 遠藤ーっす! 支援よろしくお願いしまーす!
●E(外へ)vade(行く) 避ける、脱税する これくらいいいべと脱税する/ in『中へ)vade(行く)=侵略する 
●Pro(先のことを)visional(見ている) 暫定的な / pro(前を)vide (video見据えて)準備する・用意する→供給する
●Convene > convention(会議)より、「招集する」 con共に vene来る
●Invoke  in (強意) voke(vocal声にだす)→やるぞ!と声に出す→権利を行使する
●Auxiliary (ラテン語、helpful, increaseの意味) auxiliary power system 補助電源システム, draw auxiliary lines 補助線をひく 大口Really? 補助が必要だろ。
●Corrupt (cor強く rupt壊れる)腐敗した,ダメになった  bankrupt破産する
●Validate 有効にする   val(強い→価値がある) value / valid
●Uphold(上にもちあげる)支持する
●Subordinate (sub下 order順位)部下の
●Thrifty (thriftぐっと握る(財布のひも?)→質素な
●Prosecute (pro前へと)secute(追い立てる)追い詰める→起訴する→遂行する  persecute迫害する
●Fiscal (fisc金庫)会計の
●Purge(pure清める,不純物を取り除くから)(異分子を)追放する、『罪を清める=罪を償う
●Subdue(sub下に due引く) 頭をもたげようとするのを押さえつける→〜を鎮圧する
●Veto ローマ時代、護民官は、平民を守る立場の人であった。元老院や行政長官が出した布告を無効化する権限を与えられて,平民を守っていた。Vetoは「私は禁じる」の意味で,えらい立場の人間が自分の都合のいいように布告を出しても、拒むことができる権限であった。
●Abduct (ab 外へ duce=duce引き出す)誘拐する  abroad   introduce
●Renounce (re再び nounce 述べる)  一度は保有を宣言し,2度目に破棄を宣言する announce  denounce非難する
●Apprehend (ap=to prehend つかむ、意味をしっかりつかむ)理解する 予想する、懸念する
*Prehend自体、(pre前に handもつ=つかむ)  comprehend (comともに prehendつかむ)
     Comprehensive(包括的な)
●Degenerate (de下に generate 種を生み出す)もともとの種の性質をさげる→劣化させる、悪くする
●Municipal 地方自治の  immunity 免疫、免除と同語源。 im(否定) munus (ラテン語で奉仕,公職)昔は公職は望むモノではなく、義務であった。義務を免除するということで、immunityという言葉ができ,これが、免除,免疫となった。communityはcom(相互)にmuni(奉仕)しあう共同体,地域社会を指す。municipalに戻ると、ラテン語のmuniceps muni(公職を) ceps(得る)から来ている。
●Disrupt dis (分離、ばらばらにする) rupt(破壊する)〜を崩壊させる
●Dispatch dis(向こう側に=離れたところ)patch(つぎをあてる)=彼の地に割り当てる=派遣する
●Preside(pre前に sid=sit座る)取りしきる   presidentと同語源
●Offset (off消えた)set(状態にする)相殺する
●Intervene (inter中に vene 入ってくる)干渉する   convene (ともに 来る =招集する)

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